最近、CMやFacebookで見かけることの多いMIIDAS。
どうやら自分の市場価値や適正年収が分かるらしい…
また、転職先も紹介してくれるという一石二鳥の転職支援サービスです。
でも正直、信用できない…と思われているそんな方のために、今回は、MIIDASを使うメリットやデメリット、評判や口コミをまとめてみました。
なぜ若者に人気なのか気になる人は読んでみてください。
MIIDASとは
「MIIDAS」は、ミーダスと読みます。
2015年にスタートした、株式会社インテリジェンスが運営する転職サービスの事で、まさに「転職希望者の価値を見出す」ことをコンセプトにしています。
従来の転職サイトは、転職希望者が沢山の求人情報の中から希望する企業を探し出して応募していました。
しかし、MIIDASでは、登録されたデータに基づいて、転職希望者の希望やスキルにマッチした企業情報のみが表示されます。
…ということは、求人情報の検索に膨大な時間を割く必要がなくなるので、転職先探しが効率的になります。
また、転職希望者のスキルや経験を必要だと思った企業側からオファーが送られてきます。
せっかく面接に出向いたのに、スキル不足などのミスマッチが減らせそうですね。
ちなみにMIIDASには、5500社以上の求人情報が掲載されています。
転職サイトに記載する内容は、運営会社がヒアリングして代行している場合もありますが、MIIDASの場合は募集を掛けている企業の採用担当者が直接、内容編集を行っているので、よりリアルな「求める人物像」情報が掲載されやすいという特徴もあります。
従来の転職サイトとは全く異なった方向性を取ることで、転職活動を効率よく、しかもミスマッチを少なくする効果が期待できそうなサービスです。
MIIDAS(ミーダス)を使う5つのメリット
続いて、MIIDAS(ミーダス)を使うメリットについて解説していきます。
主なメリットとしては、以下の5つのメリットはあります。
1.履歴書・職務経歴書の作成をしなくてもいい
MIIDASに登録する際に、一問一答形式の設問があります。
それを選択していくだけで、採用担当者が聞きたい内容を網羅できる仕組みになっています。
つまり、がっつり文字入力の必要がほぼないのです。
転職サイトに登録する際って、自分の情報を入力していくのに時間を取られがちです。
しかし、MIIDASではものの数分で登録が完了した上に、「選考条件にマッチした企業数」と「想定オファー年収」を知ることができます。
2.職種ごとの詳しいデータを見ることができる
同じ職種の仕事をしていても給料って会社や業界によって異なってきますよね。
自分の職種の平均年収って、いくらなのか?気になりませんか?
年収は転職する上で大きな要素の一つです。
MIIDASでは、職種ごとの詳しいデータを参照することができます。
今の年収が安すぎるのならば、転職先を探す際に平均年収までは狙えるという指標にもなります。
もし他の業種や職種での転職を考える場合も、事前に年収相場を知ることで、本当に異業種や未経験職種に転職しても年収ダウンしないか?(しても納得できる金額か?)ということがあらかじめ知った上でトライすることができます。
3.転職の実績データも見ることができる
転職活動をする上で、「どんな人がこの職種の仕事で内定を貰うことができたのだろうか?」と考えたことはありませんか?
自分と比べてハイスペックな人ばかりが採用されているのならば、その職種には応募しても採用される見込みは少ないでしょう。
でも、自分と似たようなスキルや経験、年齢の人が採用されていると分かったら、内定を勝ち取るために前向きになれそうです。
MIIDASでは、
- 年代
- 性別
- 居住地域
- 学歴
- 在籍した企業の規模
などを設定することにより、希望する職種に転職できた人の共通点を知ることができます。
また、自分と同じような経験、条件の転職者が、「どんな条件で転職して、平均年収はいくらくらい、将来の年収アップはどれくらい」といった情報も具体的な数値として知ることができます。
検索結果は、インテリジェンスが保有する200万人以上の年収データなどに基づいた数字です。
4.自分の市場価値診断ができる
MIIDASでは、登録された情報やスキルや経験から「選考条件にマッチしている求人数」や「見込み年収」が目安として算出されます。
選考条件にマッチしている求人数の月間推移数を知ることができるので、求人数が増えたタイミングで転職活動をすると内定の可能性が広がりそうですね。
転職を成功させる最も重要なポイントは、「自分の市場価値」を正しく認識することです。
自分自身のスキルや経験の価値を知ること。そしてその力を求めているのはどんな会社か?をしっかり知ってから活動しましょう。
5.「面接確約」のオファーメールが届く
企業からオファーメールが届く求人サイトって、結構あると思います。
でも、実際応募しても面接に進めないことってありませんか?
MIIDASの場合は、違います。
オファーメールが届くということは、すでに書類選考を通過しているという事です。
MIIDASの場合、企業が本当に「欲しい!」と思った転職希望者にしかオファーメールが出せない仕組みになっています。
つまり、「オファーメールが届いた時点で、面接に進めることは確定している」というメリットがあります。
しかも、約60%の登録者が「登録直後にオファーを受信している」という実績があります。
オファーには応募期限がないのでじっくり考えて応じることができるのもメリットです。
MIIDAS(ミーダス)の2つのデメリット
続いて、MIIDAS(ミーダス)を使うデメリットについて解説していきます。
主なメリットとしては、以下の2つのデメリットはあります。
1.人によってはマッチする求人数が少なくなる
MIIDASの性質上、登録した内容で表示される求人がフィルタリングされてしまいます。
したがって、登録した学歴や経験、スキルなどによっては、表示される求人数が少なくなってしまうケースも生じます。
2.転職希望者から直接応募することができない
MIIDASは、人材を探している企業発信で採用活動が始まるシステムです。
ゆえに受けたいと思っても、転職希望者側から応募することができません。
しかし、まだ大丈夫。
MIIDASには「アピール機能」という仕組みがあり、それを利用して企業への応募を熱望していることを伝えることができます。
MIIDAS(ミーダス)を使うべき人
若者の人気の転職サービスであるMIIDASのメリット・デメリットをまとめてみました。
同業、異業種問わず、視野を広く持って転職を成功させるツールの1つに加えたい機能があることがお分かりになったかと思います。
以下の人には、特にMIIDASを使うべきだと思います。
- 転職したいが、なかなか時間が確保できない人
- 応募してもミスマッチが続いている人
- 自分の市場価値を知りたい人
- 希望職種での転職成功者の傾向を知りたい人
MIIDASは、登録料も利用料も無料のサービスです。
気軽に転職活動が始められるのでぜひ利用して、市場価値や適正年収を調べてみてください。
MIIDAS(ミーダス)の評判と口コミ
質問に答えていくことで、年収の数字がどんどん変わっていくのが面白かったですね。
こういう自分の市場価値を診断したりキャリアの査定をしてくれるサービスはほかにも利用したことがありました。
でも、MIIDASはそのなかでもちゃんとしているというか、信用性が高い気がします。
自分で条件を絞って求人を探すのが面倒な僕のような人には、こういう形で自分に合う求人を自動的にピックアップしてくれるサービスはありがたいですね。
その時に思ったのは、転職サイトに登録する時は項目の入力がとにかくたくさんあって面倒だな・・・ということです。
MIIDASは最初の画面で性別と生年月日、最終学歴を入れるとフィット年収が○○○万円と出ます。
私は転職歴があったので、次に転職回数を入れたところ、このフィット年収が少し下がりました。
フィット年収の上下は業種に左右されることが多いような気がしました。色々な質問に答えていくことで、自分の最終的なフィット年収や条件に合う求人が分かります。
結局は自分の経歴を質問に沿って答えていくことにはなるのですが、ほかの転職サイトのような事務的な登録方法ではないので、面倒に感じることなく進めることができました。
企業の不祥事が重なり、自分のキャリアを汚したくなかったので、早めに動いてみようとこちらの利用を始めました。
私の周りには早めに転職を考えている人も多いようで、職場で堂々と転職サイトを開くツワモノの姿もチラホラ・・・。
ま、私もその一人なんですけど。
MIIDASはスマホで気軽に使えるのが便利です。
自分で求人を探さなくても面接のオファーや求人が勝手に集まってくるのが嬉しいです。
スマホで気になった求人を見つけたら、家に帰ってからPCで詳細をじっくり見るという使い方をしています。
私は東北に住んでいるので、おそらく地方ということもあり都市部との年収差はあるはずです。
地域性も考慮して年収が割り出されるのか、疑問に感じました。
面白いなと思ったのは、面接確約オファーというシステムです。
転職活動をしていると、そのときに行っている仕事が忙しかったりするとズルズルと先延ばしになってしまうこともあるのですが、面接確約となると「必ず行かなくては!」という気持ちになります。
自分の市場価値が分かるとのことで利用を始めて、年収が高く出たので、企業からのオファーが増えると思っていたんです。
実際にいくつかの企業からのオファーはあったのですが、自分が全く興味のない業種の求人が多くて困ってしまいました。
そしてもっとびっくりしたのが、算出された年収より低い求人のオファーが多かったこと。
「年収が増える」と思わせておいて、実際にきたオファーは「算出された年収以下」というのは、正直がっかりです。
質問に答えた時間は何だったのかと思ってしまいました。
ほかの転職サイトにも登録しているのですが、こちらは気になる企業とのやりとりがしにくいシステムだと思います。
せっかく市場価値を見出すことができるのに求人情報とうまくかみ合ってない気がするので、そのあたりをもう少し頑張ってほしいです。
普通の自己応募型の転職サイトにも、多くにスカウト機能というものがあります。
しかし、そこで言うスカウトとは名ばかりで、中身も見ないである一定の条件で絞って属性だけ合うような人に一括で連絡をするというようなものがほとんどです。
少なくとも大手のサイトではそうなっています。
当然、オファーを受けたユーザーからしても、それは分かってて使っています。
しかし、MIIDAS(ミーダス)は本当の意味でのスカウトです。
どういうことかというと、オファーをする側がきちんと見ているなというのが分かるからです。
個別にきちんと精査したうえで、その人の経歴がその企業に合っているからということで送ってくるからです。
これを運営しているのは大手転職サイトとして有名なDODAのインテリジェンスだということが大きなポイントではないでしょうか。
まだはじまったばかりのサービスなので今後の行方はわかりませんが、転職サイト界に革命を起こしてくれるものと期待しています。
というのはどんな転職サイトでも同じだと思います。
スカウトメールが来るという点に関しては。
しかし、他の転職サイトだと、本当に自分の履歴書や職務経歴書を見てメールしてきているの?と思うようなものばかりというのが正直な感想だと思います。
メールしてきたのに応募したら書類で落とされてしまなんてことはよくある話ですよね。
しかし、MIIDASは違いました。
自分のプロフィール(職務経歴書)などが閲覧されたのがわかるのです。
そうして自分のところに連絡してきているというのが、わかる仕組みです。
そのため、「あなたの経歴を拝見して」という一言も信用ができます。
そして、ほとんどはあらためての書類選考はなしに、いきなり面接へと行くことができます。
かしこまった面接という形ではなく、もっとカジュアルに面談という形も多いです。
というわけで、スカウトの件数としては決して多いというわけではありませんが、今までになかなかなかったサービスだと思います。
MIIDAS(ミーダス)の2つの活用方法
すでにメリットの部分でいくつか挙げているので、活用の仕方がわかっている人もいるかと思いますが、実際の活用方法についてまとめておきます。
- 自分の市場価値を知る
- 転職データで気になるキャリアを調べる
主な活用方法は上記の2つになります。
市場価値を知るだけでも、自分の自身にも繋がりますし、今後のキャリアを考えるために役立ちます。
さらに、転職データであらゆるキャリアの人の年収だったり、所属している企業の規模のデータを確認することができます。
そのデータを見ながら、自分が進もうとしているキャリアが自分の理想とするものと合っているのか答え合わせができます。
もちろん、実際に企業にアプローチしたり、オファーをもらって面接に行くのもアリでしょう。
ただ、この2つは絶対に活用すべきです。
自分のキャリアを明るいものにし、人生失敗しないためにも必ず活用しましょう。
MIIDAS(ミーダス)の登録方法
最後に、カンタンにMIIDASの登録方法についても触れておきたいと思います。
…とは言っても、MIIDASの公式サイトから新規登録して、表示される質問に答えるだけなので、迷うことはありません。
操作画面は非常にシンプルに表示されますので、あなたの感覚でポチポチと選択して質問に答えていくだけです。
約5分ほどで登録が完了すると同時にあたなと適正年収や市場価値を見ることができます。
・性別
・生年月日
・住まい
・最終学歴
・働いてきた会社数
・企業名
・雇用形態
・ビジネススキル(ここが細かい)
・英会話レベル
・保有資格
・Excelスキル
・自動車免許の有無
自分の市場価値や適正な年収は気になるけど、転職サイトに登録したことが今の会社にバレるのが不安…
という人もいるかと思いますが、厳重に個人情報を保護されていますので絶対にバレることはありません。
それでも不安な人は、偽名を使って登録をしてもいいと思います。
実際に転職活動をしようとなった時に再登録をすればいいです。
ただ、経歴や資格などの入力項目は診断に影響しますので、正確な入力をオススメします。