転職には職務経歴書が必ず必要になります。
しかし、
と思っている人も多いことでしょう。
結論からお伝えすると、職務経歴書は手書きよりもパソコンで書くことをおすすめします。
また、書き方が分からない、客観的な視点でアドバイスして欲しいという場合には、転職エージェントを活用しましょう。
転職を成功させるためには、下記の3点を必ずやっておきましょう。
現在は、エージェントとの面談もWeb面談が主流となっています。
Web面談なら、在職中でも転職活動がしやすいというメリットがあります。
転職エージェントに登録しておけば、希望条件を満たす求人の紹介だけでなくスカウトなどを通じてあなたの市場価値を知ることもできます。
勘違いされがちですが、転職エージェントに登録したからといって転職しなければいけないということではないのです。
転職が当たり前になっている今の時代だからこそ、情報収集だけでもしておくことが重要です。
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職務経歴書を手書きで書くメリット・デメリット
メリットとデメリットを比較してみます。
メリット
まずは、メリットからです。
採用担当者の目を引きやすい
手書きのメリットは、なんと言っても採用担当者の目を引きやすいということです。
応募者が多ければ多いほど、数少ない手書きの職務経歴書は注目されがちです。
なぜ、この人は手書きにしたのか、特別な理由があるのだろうか、いったいどんな人なのかという思いで書類に目を通します。
しかも、読みやすい綺麗な字で整然と書かれおり、それなりの職歴や仕事内容もあれば是非会ってみたい、つまり面接でいろいろ尋ねてみたいという気になるのも事実です。
個性や人柄を伝えられる
手書きの職務経歴書には個性や人柄が出るのも確かです。
もちろん、読みづらい文字は論外ですが、硬筆習字の心得を想像させる文字で書かれていると、それが引き金となって採用担当者は応募者の個性に興味を惹かれます。
何か特別なPRポイントのある人や資格者ではないだろうか、といった個性や人柄を想像させ、実際に会ってもみたくなることもあるかもしれません。
もちろん、募集職種との関係もありますが、ありきたりの人材を採用するより、個性の豊かさをアピールできる人材を採用しようとする会社もあります。
この場合、志望企業の求人情報や企業情報をしっかり把握した上で、職務経歴書に限らず、オリジナルの手書き書類を用意することもあり得ます。
文字の美しさをPRできる
手書きをするからには文字の美しさには自信があると考えらえます。
昨今、文字を手書きする習慣がなくなりつつある現在では、美しい文字を書ける人に高い評価をする人事担当者も少なくありません。
これは、子供の頃からの躾けやマナーを教えられてきたという解釈によるもので、応募者のトータルな人間性にまで思いを及ばせる採用担当者もいます。
真摯さを伝えられる
綺麗な文字で書かれた長文の職務経歴書は、第一印象で一生懸命さを感じるのは事実です。
一字一句丁寧に書かれた文章は応募者の真摯な性格を想像してしまいます。
その真摯さは、自社への入社を切望する気持ちと受け取られ、好感度を上げるアピールポイントとして採用担当者の気持ちに残るものです。
デメリット
次は、デメリットです。
手書きでは、パソコンスキルがないと思われる
応募先企業の社風や考え方によりますが、応募者から手書きの職務経歴書を受け取った際に、「パソコンスキルのない応募者」という印象を持つ採用担当者もいるようです。特にWordやexcelのスキルを求める職種への応募の際には、パソコンでの作成の方がよいでしょう。
職務経歴書をパソコンで書くメリット・デメリット
職務経歴書を手書きで書くメリットとデメリットを解説しました。
続いて、パソコンで書くメリット・デメリットも解説しておきます。
メリット
まずは、メリットからです。
パソコンなら、誤字脱字などのミスをスグに直せる
たとえば、うっかり誤字や脱字をしてしまった場合、パソコンであればスグに修正できますが、手書きだと修正のたびに、最初から書き直さなくてはいけません(修正液の使用はNGです)。
履歴書と比べ、文章量も多くなる職務経歴書。完成間近であればあるほど、間違えてしまったときのダメージも大きいですよね…。ミスをしてしまってもスグに直せるというのは、最大のメリットです。
パソコンなら、レイアウト調整が楽にできる
職務経歴書は、A4用紙2~3枚程度が適切な文量です。
文字数も増えるので、手書きの場合、読み手である採用担当者にとって読みづらい印象を与えてしまう可能性があります。
一方、WordやExcelなどを使用すれば、文章やフォント、改行、行間の調整などは自由自在。手書きよりも断然読みやすい職務経歴書を作成できるでしょう。
パソコンでの作成なら、データが残る
志望企業ごとに職務経歴書を作成することになりますが、手書きの職務経歴書は1点もの。
一度企業に提出してしまったら手元には残りません。他の企業に応募する場合、再びゼロから作成する必要があります。
しかし、パソコンで作成すれば基本の職務経歴のデータは残るので、あとは企業ごとにカスタマイズするだけ。
データが残ることはとても大きなメリットなのです。
デメリット
次は、デメリットの解説です。
職務経歴書の使い回しがバレることがある
パソコンでの作成のデメリットとして、複数の企業に同じ内容の職務経歴書を送信してしまい、書類選考で企業側の採用担当者に使い回しがバレる可能性があります。
企業側の採用担当者は一回の募集で何十通から何百通の職務経歴書を確認するため、自社のことを理解して、職務経歴書を作成されているかは人目で理解できてしまいます。
データが保存できるものの、応募する企業ごとに職務経歴書の書き方を、部分的にカスタマイズするなど、アピールのポイントを変更することが重要です。
職務経歴書を書く時の3つのポイント
いざ、職務経歴書を書く時に注意すべきことを記載しておきます。
1.求人内容に沿った内容にする
大切なのはあなたが企業の求める人材にぴったりの人物だとアピールできること。
ウソを書くのはもちろんNGですが、自分の経歴やスキルをなんとなくそのまま書いてしまうのではなく、相手の求めるものに合わせてアレンジしましょう。
また、仕事に対してオーバースペックな場合も「うちの仕事内容では満足しないのでは」と敬遠されるので注意を。
2.読みやすい見た目に整える
意外と大切なのが職務経歴書の見た目です。
どんなに素晴らしい経歴が書いてあっても、ごちゃごちゃして採用担当者が要点を見つけられないようでは意味がありません。
わかりやすく簡潔に見えるよう、罫線や改行、箇条書きなどを使って整えることが大切です。
3.採用担当者の目に留まる“キラーワード”を盛り込む
職務経歴書に書かれていると採用担当者の目に留まる“キラーワード”があります。
たとえば資格が重要な仕事であれば資格名、エンジニアであれば使っていたツールや言語など、応募先に刺さる自分の強みは必ず書いておきましょう。
転職エージェントを使っている人は、どんな単語が応募先に効くのか尋ねてみるとよいでしょう。
職務経歴書に関するよくある疑問
いざ、職務経歴書を書こうとすると、意外なところでつまずいたりするもの。
自分の経歴をどう書くべきか、志望動機をどう伝えるべきか、はたまた用紙サイズはどうすればいいのかといった疑問も出てきます。
そこで、職務経歴書の書き方についてよくある疑問点をまとめました。
職務経歴書は手書きしてもいい?
A.手書きは避け、PCで作成しましょう
職務経歴書は情報量が多くなるため、それをわかりやすくまとめられるようPCで作成します。
履歴書は手書きのほうが良いという考えも日本ではまだまだ根強いですが、職務経歴書はPCの基本操作ができるというアピールも兼ねてPCで作るのが一般的です。
ただし一般の病院やクリニックの看護師、自営業のお店などに応募する場合は、慣例的に職務経歴書があまり重視されないため、手書きでもOKな場合があります。
職務経歴書を手書きする場合は、履歴書の用紙とセットになっているフォーマットを使用するとよいでしょう。
職務経歴書と履歴書の用紙サイズが違っても大丈夫?
A.問題なし。ですが、基本はA4サイズで作成しましょう。
市販されているB5の履歴書のフォーマットを使う場合も、職務経歴書はA4サイズで作りましょう。
職務経歴書をB5サイズにしてしまうと、フォントを小さくしたり文字数を少なくするなどで調整する必要が出てしまい、受かる職務経歴書から遠ざかってしまいます。
可能であれば履歴書のフォーマットもA4で用意し、サイズを揃えたほうが提出時にすっきりしますが、きちんと書けてさえいれば大きさの違いは問題にならないでしょう。
アルバイト経験しかない場合も職務経歴書を書くべき?
A.職務経歴書は書かなくてOK(例外あり)
学校を卒業、あるいは中退してから一度も働いたことがなく、アルバイト経験しかないという場合は、職務経歴書を書く必要はありません。
応募先の職種に関連するアルバイト経験をアピールしたい場合は、履歴書の経歴欄、あるいは自己PR欄などを活用しましょう。
ただし、応募する仕事に関連したアルバイトで、例えば週5で半年みっちり働いていたり、責任ある仕事を任されていた場合は、職務経歴書を作ってみてもよいかもしれません。その際は少なくともA4の3分の2以上埋めるように意識して、経験をアピールしましょう。
派遣会社で働いた期間はどう書けばいい?
A.勤務先として派遣会社、職務内容に派遣先を追加して書きましょう
派遣会社で働いた期間については、登録していた派遣会社(派遣元)、派遣先(実際に働いていた会社)、働いた期間と仕事内容を書いていきます。
仕事内容が共通であれば、派遣先の会社と働いた期間を先に書いてしまい、具体的な業務内容はひとつにまとめてしまってもよいでしょう。この場合、各派遣先の企業について詳しい企業情報などは書かなくてかまいません。
多すぎる転職回数、職務経歴書に少なく書いてもいい?
A.よくないです。必ずすべて書きましょう
転職回数があまりにも多い人は、転職に不利になることを心配して職務経歴をごまかしたくなるかもしれませんが、正直に書きましょう。
とくに短期間で退職してしまった勤め先は省いてしまいたくなるものですが、応募先の会社に見つかると経歴詐称に問われるリスクもあります。
1日でも在籍した会社は省かずに書きましょう。履歴書の職務経歴欄には限度がありますが、職務経歴書は職務経歴欄を伸ばせばいいだけです。
また、職務内容を詳しく書くのは、直近の経歴や応募先に関係のある仕事だけでかまいません。
短い勤務先や応募先の仕事に関係ない職歴は、「その他の経験」などとして短くまとめ、ほかにアピールすべきことを強調して書きましょう。
転職サイトの職務経歴書自動作成サービスは使ってもいい?
A.使っても大丈夫ですが、必ず自分なりのカスタマイズをしましょう
インターネット上には転職サイトなどが提供する、さまざまな職務経歴書の自動作成サービスがあります。
これらは、所定のフォームに情報を入力していくだけで、自動で職務経歴書のフォーマットに落とし込んでくれる便利なサービスです。
フォーマットに自分で1から入力していくのが面倒という人は、ぜひ使ってみたいサービスです。
しかし、出来上がる職務経歴書はフォントの大きさや太さ、余白などの調整がされていないごくシンプルなもの。
PCを持っていない人はやむをえませんが、PCがある人はデータをWordなどの形式でダウンロードし、大文字や太字、表組み、箇条書きなどを活用して読みやすくカスタマイズしましょう。
とくに転職サイト・転職エージェントへ自分の情報を登録するのと同時に職務経歴書を作ってくれるサービスは、何度も情報を入力する手間が省けて便利なもの。これで作ったデータをベースにすれば、短時間でも効率よく職務経歴書を作れるでしょう。
ネットの職務経歴書を参考にしてもいい?
A.参考にするのはOKだが、内容の信憑性には注意をしましょう
職務経歴書の作例は、インターネットで検索するとたくさん出てきます。
そのままコピペして使うのは論外ですが、書き方の参考にする分にはかまいません。
ただしなかにはその業界や職種についての理解が浅いまま書かれているものもありますから、あくまでも求人内容に合わせ、自分の言葉で作っていくことが大切です。
とはいえ、自分の作った職務経歴書が「まさにこの人を探していた!」と思わせるようなプレゼン資料になっているかどうか、わからなくて不安な人も少なくないでしょう。
その場合は、自分の身の回りにいる転職経験者、とくに転職でステップアップすることに成功している人に見せて相談したり、転職エージェントの職務経歴書添削サービスでプロに意見を求めてみると、新しい発見があるかもしれません。
職務経歴書はどうやって送ればいい?
A.A4のクリアファイルに入れて白色無地の封筒で送りましょう
職務経歴書を郵送で提出する場合、送付状、履歴書、職務経歴書、その他必要書類の順にクリアファイルに入れ、A4が入る白色の封筒(角2サイズまたは角A4サイズ)で送ります。
履歴書は提出済みなので職務経歴書のみを送るといった場合でも、送付状は必ずつけましょう。
また、現在は書類送付ではなく、面接時に持ち込みをお願いしている企業も増えています。
職務経歴書に記載する項目
記載する項目は基本的に自由ですが、必須の項目、よく使われる項目を紹介しておきます。
タイトル(※必須)
「職務経歴書」と書きます。
日付(※必須)
「○○年○月○日現在」と記載します。
氏名(※必須)
氏名を書きます。名字と名前の間は少し空けます。
住所、電話番号
記載は任意です。記述する場合は日付、氏名の下にそれぞれ改行して、右寄せでレイアウトします。
職務経歴関連(※必須)
応募職種
募集職種が複数ある場合は、最初に記述します。 「営業職」のように募集職種を書いてください。
職務概要/職務実績(※必須)
いつ、誰を対象に、どんな仕事をしてきたかを簡潔にまとめます。3~5行が目安。
会社概要(※必須)
企業名・資本金・従業員・売上高・事業内容をまとめます。中でも企業名と事業内容は必ず記載します。
職務経歴(※必須)
「○年○月、所属(異動、昇進など)、職務内容、実績、受賞、取組み」を記します。
スキル・能力
取得資格
職務に関連した保有資格を書き、求人案件へのアピールにならないものは記載しません。正式名称で記述します。
パソコンスキル
事務系職種では必須の項目(ただし、アピールできるスキルがない場合は項目ごと削除)。資格名があれば付記します。アプリケーションごとにレベルまで記載します。(例:Excel/関数・データ表作成)
語学力
検定でのスキルなど客観的な指標を記述してください。それがない場合は「ビジネス英会話レベル」といった具合にレベルを書きます。
活かせる能力(自己PR)
能力・技術・ノウハウ・知識・人脈などアピールできることを記述。交渉力・リーダーシップ・行動力・アイデア力なども記します。(自己PRとして利用してもよい)
内容がいくつかに分かれる場合は、それぞれに見出し(例:「メンバーとの密なコミュニケーションを重視」「提案した業務改善によりコスト10%削減」)をつけましょう。
冒頭に持っていくとよりアピール度が高くなります。
志望動機/自己PR(※必須)
「志望動機」もしくは「自己PR」のどちらかは必ず書きます。
ただし、履歴書でも書くことの多い項目ですので、同じ内容にならないように注意が必要です。
長文になる場合は、いくつかのブロックに分割して、それぞれ見出しをつけると、分かりやすくなります。
履歴書と同様の内容にする場合、職務経歴書では具体的な経験やエピソードを盛り込むなどして、説得力を増しましょう。
結び(※必須)
すべての本文を書き終えたら、書類に続きがないことを示すために、数行空け、右寄せで「以上」と記載します。
職務経歴書の書き方に悩んだら転職エージェントがおすすめ
職務経歴書の書き方に悩んでいる人は、必ず転職エージェントを活用すべきです。
転職エージェントを使うべき理由は、下記の4つです。
- 業界、職種、会社に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる
- 職場状況(雰囲気や業務内容)を詳しく教えてくれる
- 登録した人限定の非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
- 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる
理由1. 業界、職種、会社に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる
転職エージェントは、今までの多くの求職者の転職をサポートし転職を実現させているため、選考を突破するためのノウハウを持っています。
具体的には、過去どのような人が採用されたのか、採用されなかったのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを転職エージェントは蓄積しているのです。
そのデータをもとに模擬面接を行い、志望動機の伝え方や質問に対する回答の仕方をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては、面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあります。
そのため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で失敗してしまったとしても、エージェントの提案力で面接を通過させるといった事象は日常的に起きています。
エージェントを使うことで、内定をもらえる確率が飛躍的に向上します。
そのため、自分で応募する人と比べ、圧倒的に転職活動を有利に進めることができます。
また、自分で求人に応募する場合、選考の途中で多数の応募者のなかに埋もれてしまうことがあります。
特に人気企業(大手や話題のベンチャー)や人気職種(事務や新規事業担当)などの場合は埋もれてしまう可能性が極めて高くなります。
しかし、エージェントは企業の人事担当者との人脈があるため、企業に向けてあなたを推薦をしてくれるため、埋もれてしまうことはありません。
理由2. 職場状況(雰囲気や業務内容)を詳しく教えてくれる
転職エージェントは、掲載している企業の実情を熟知しています。
企業の職場状況を知るために人事担当だけでなく、取締役や求人を募集している部署の部長、その部署で働く社員へヒアリングをしています。
- 「職場の雰囲気は?」
- 「具体的な仕事内容は?」
- 「入社1年以内の離職率は?」
- 「評価の仕方は?」
- 「残業はどれくらい?」
- 「中途の割合は?」
- 「どこから転職してきた人が多い?」
- 「経営層はどんな人?」
などのことをヒアリングしています。
このような情報は、求人サイトや企業のページには記載されていないことが多いため、エージェントを使うメリットといえるでしょう。
また、エージェントは業界、職種別に担当が分かれていることが多いです。
そのため、エージェント自身が転職を検討している業界・職種の経験者である可能性が高く、業界や企業の内情に詳しいです。
理由3. 非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
事業戦略(上場を控えている、新規事業のリリースなど)の諸事情で表立って募集することはできないが、こっそり採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
高年収求人や管理職などといったレアな求人であることが多い。
転職エージェントであれば、好条件な非公開求人を保有している可能性が高いです。
たとえ非公開求人の募集がなかったとしても、これまでの経歴やスキルが高ければ「〇〇の経験がある・・・、〇〇というスキルを持っているので、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に提案してくれるケースも沢山あります。
そのため、企業のホームページや求人サイトを見て「転職したい企業の求人がない」と思ったら、転職エージェントに相談して非公開求人を探すことをおすすめします。
理由4. 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる
年収交渉は「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」、「どれくらいの年収なら受け入れてくれるだろう…?」などと個人では難しいです。
なぜなら、自分で企業へ応募する場合は最終面接の場で入社同意書を書かされるタイミングが年収交渉のタイミングであることが多いからです。
このタイミングで年収交渉をしなければ、年収を交渉する機会をもらうことはできないと言っていいでしょう。
しかし、転職エージェント経由であれば、面接後に最終的な回答をエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことも可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
また、内定をもらった後も転職エージェントはサポートしてくれます。
「いま勤めている会社の退職の手続き(退職代行)」や「転職先の入社日をいつにするか調整(入社日調整)」なども転職エージェントが代わりに行ってくれるため、スムーズに転職活動を終えることができるのです。
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転職エージェント7つの活用術
転職エージェントを使うべき理由は前述したとおりですが、さらに転職を有利に進めるためにエージェントを使うときに押さえておくべきことを7つ記載しておきます。
1.転職希望時期は「良い求人があればすぐにでも」と言っておく
転職エージェントもビジネスであり、売上目標に追われていることを覚えておきましょう。
担当者との最初の面談では「転職はいつ頃の時期で考えてますか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良い求人があればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすることで、あなたの転職をサポートすることで会社の売上にも繋がると考え、優先順位をあげて対応してもらうことができます。
すぐに転職をするということでなくても、転職エージェントへ答える転職時期としては、「3ヶ月以内」と答えておくといいでしょう。
2.担当エージェントが合わなければ勇気をもって変更する
担当エージェントが「希望条件に合わない求人ばかりを紹介してくる…」や「無理やり転職させようとしてくる」などの場合は、担当を変更してもらいましょう。
実は、担当エージェントを変更することは、日常的に行われています。
とは言っても、直接「担当を変更してほしい」というのは気が引けるという人もいるかと思います。
そのような場合は、メールで担当変更の依頼することをおすすめします。
それも難しいという人は、転職サイトに設置されている「お問い合わせ」で問い合わせるか、あらかじめ他の転職サイトにも登録して保険をかけておくようにしましょう。
いつもお世話になっております。
現在、転職をサポートして頂いている○○(名前)です。
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しかし、転職活動での不安が大きく、他のエージェントの方のご意見も伺えればと思っています。
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3.経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについて、履歴情報が残ります。
現役のエージェントの人から聞いた話によると、エージェントの2年前の登録情報と今回の登録情報が違うと言ったことがあるそうです。
この場合は経歴やスキルの虚偽報告をする信用ができない人材として、紹介する求人を限定的にするなどの判断をすることもあります。
そのため、登録する経歴やスキルなどは正直に書くようにしましょう。
4.推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のエージェントは200字〜1000字であなたの推薦文を書いてくれますが、あまり優秀ではない担当者の場合、経歴をそのまま書き写すだけだったり、パッと見た印象だけの推薦文を書くなどといったケースがあるのです。
そのため、自分をどのような推薦文で企業に推薦してくれているのか確認するようにしましょう。
エージェントに推薦文を確認する例として「面接時に相違があると困るので推薦文を見せていただけますか?」や「自分を見直すために、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」とお願いしてみましょう。
5.同じ求人に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と各社の担当エージェントに連絡が入ることがあります。
そのようなことがあると、企業・エージェント両者に不信感を与えることとなり、企業へ再応募することはもちろん、内定をもらった企業の内定が取り消しされたりすることもあります。
二度と転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなってしまう可能性もあるため、転職エージェントには応募している企業を伝えるようにしましょう。
6.内定が出たら、他のエージェントにも話を聞いてみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、内定を持っていることを正直に伝えた上で、別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
他のエージェントの意見を聞くことで、もっとあなたのキャリアにふさわしい求人を発見することができたり、内定を持って余裕のある状態なので冷静な判断をすることができます。
この行動をしたことによって、内定を辞退することになったとしても、罰則やペナルティなどはもちろんありません。
せっかくもらった内定を辞退するのは心苦しいことですし、別のエージェントに聞きに行くなんて面倒なことでもありますが、後悔せずに納得のいく意思決定をするためには有効な方法です。
7.応募フォームの備考欄に希望するエージェントを記載する
応募フォームの備考欄は任意項目になっているため、ほとんどの人が記入していません。
しかし、だからこそ備考欄に希望するエージェントを記載しておけば、その情報を参考にあなたに合ったエージェントを担当にしてくれます。
例えば、「転職によって年収をあげたい」「年収交渉に強いエージェントに担当してもらいたい」や初めての転職なので実績のある頼れるエージェントにお願いしたいということであれば「100人以上の転職サポート実績があるエージェントを希望」など、転職エージェントに求めていることを記載しておきましょう。
希望する条件や担当を記載しておくことで、優秀なエージェントに担当してもらえる可能性が高くなります。
おすすめ転職エージェント
転職を検討している人のために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
おすすめ転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は1分程度、完全無料で利用できます)
そのため、効率的かつ気軽に転職活動を進めることも可能です。
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転職成功実績No.1
圧倒的な求人数を保有しているのは、人材業界最大手のリクルートが提供するサービスならでは!
求人数だけでなく企業への交渉力にも定評があり、転職成功実績No.1。
リクルートエージェントに登録しておけばリクナビNEXTも併せて利用することができるため、自分のペースで求人を探しつつ、エージェントからの求人を紹介してもらったり、履歴書・職務経歴書の添削、企業別の面接対策を受けることで、効率的に転職活動を進めることができる。
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面接通過率を17%以上もUPさせる面接向上セミナーも人気
リクルートエージェントでは、面接力向上セミナーを定期的に実施しており、受講者の面接通過率を17%以上もUPさせている実績がある。
セミナー受講者は年間約1万7000人は受講し、満足度は97%*と好評。セミナー会場が遠方の人や仕事の隙間で参加したい人向けにオンラインセミナーもあり。
セミナーを受講しておけば、面接への苦手意識や不安がある人でも自信を持って転職活動を進めることができる。
転職を検討しているのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェント。
公開求人数:約130,000件
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サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
自分でコンサルタントを選ぶことができる
ビズリーチなら、転職サポートしてもらうコンサルタントを自分で選ぶことができる。
なお、コンサルタントはビズリーチ独自の厳しい審査基準を満たさないとコンサルタント登録することができない仕組みとなっている。
また、登録した後も四半期ごとに審査があり、紹介実績や利用者からのアンケートなどによってS~Dまでランク分けがされている。
求職者は、コンサルタント一覧から事前に担当コンサルタントを指名することができるので、コンサルタントとのミスマッチを防ぐことができる。
企業やコンサルタントから直接スカウトが届く
ビズリーチに登録しておけば、企業やエージェントから直接スカウトが届くため、自分の市場価値やどんな企業の求人があるのか知ることができる。
受け取るスカウトに関しては、希望する条件とのマッチ度やコンサルタントのランクによっても絞り込むことができるため効率的にスカウトを確認可能。
また、特定の企業を除外したり、相性が良くないと感じたコンサルタントからのスカウトをブロックすることもできるため、しつこくメールが届くことも防げる。
スカウトをもらえる数が大幅に変わるため、必ず簡易職歴書(全27問)まで記載することが重要。
保有している求人のほとんどが年収500万円以上
ビズリーチの取り扱っている求人のほとんどが年収500万円以上の高年収求人となっている。
高年収求人の中には2,000万円以上の求人や役職者向けの求人もあるため、年収アップしたい人だけでなく、年収を維持させたい人も登録必須。
また、他の転職エージェントに比べて、管理職や外資系企業の求人も多数保有しているため、情報収集としても活用できる。
※マイナビのプロモーションを含みます。
公開求人数:約66,000件
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年間登録者数:6万人
サポートが得意な年代:20〜30代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
職種に特化したエージェントが転職をサポート
マイナビエージェントでは、業界や職種によって担当するエージェントが分けられており、転職を考えている業界や職種に合わせたキャリア相談が可能。
そのため、各業界や職種の専門知識や転職動向などを加味したアドバイスをしてくれるため、転職したらどうなるか具体的にイメージがしやすい。
特に転職活動が初めての20代や第二新卒からの人気が高い。
転職前に職場の雰囲気や業務内容を詳しく分かる
就活や転職サービス事業を幅広く行なっているマイナビグループだからこそ、全国の大手企業や人気ベンチャー企業などと信頼を築いてる。
また、エージェントは各企業に直接訪問し、人事や事業部長、現場の社員から職場の状況をヒアリングしているため、転職する前に職場の雰囲気・具体的な業務内容、人事評価制度、事業の成長性を詳しく知ることができる。
そのため、転職した後のミスマッチも少ない。
面接の日程調整や退社手続きも手伝ってくれる
マイナビエージェントの転職サポートは、初めて転職する人にも丁寧で親切との定評がある。
具体的には、面接の日程調整や円満退社するためのアドバイスや準備しておくべき書類などを教えてくれる。
また、転職した後も定期的に連絡をして、転職する前のイメージとズレていないか、人間関係で悩んでいることはないか、残業や休日などに不満はないか、などといったことの相談に乗ってくれる。
不安なことや不満があるけど、直接企業に聞きにくいという場合には、エージェントが代わりに企業に伝えてくれることも。
公開求人数:約260,000件
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年間登録者数:非公開
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
dodaだけで紹介してもらえる求人が約9割
10万件以上の求人を保有しているが、そのうち約9割がdodaでしか見ることができない独占求人や一般には公開されていない非公開求人となっている。
独占求人の中には、高待遇ポジション求人や新規事業の立ち上げなど、転職者から人気の高い求人も多数。
リモートワーク可能な企業、副業を推奨している企業など、こだわりの希望条件がある人にもおすすめ。
求人サイトとエージェント機能の両方を併せ持つ
dodaでは、自分で希望条件で求人を検索することもできるし、エージェントに希望条件を伝えて求人を紹介してもらうことの両方の利用方法ができる。
doda独占求人や非公開求人はエージェントからしか紹介を受けることができないため、エージェントの利用がおすすめですが、まずは求人だけ見てみたいという人は自分で検索することも可能。
毎週月曜日と木曜日に求人が更新されるので、そのタイミングで求人をチェックしてみると思いがけない求人と巡り会えることも。
年収診断や適職タイプ診断などのコンテンツも人気
年齢や職歴などを入力することで適切な年収を診断することができる年収診断、約60問の診断項目に回答することで自分に適した仕事が分かる適職タイプ診断など、転職先を検討する際に役立つコンテンツが充実している。
なんとなく今のまま仕事を続けるのは不安だけど、具体的にやりたい仕事があるわけでもないと悩んでいる人は、dodaのコンテンツを通じて転職活動をする軸を考えてみることがおすすめ。
公開求人数:約20,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開
得意な年代:20代後半〜50代前半
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
外資・グローバル企業に強い
ロンドン発祥の転職エージェントであり、日本を除く11カ国に拠点もあることから独自のネットワークを活かした外資系や海外企業への転職に強みを持つ。
「P&G」や「プルデンシャル生命」といった海外でも有名な企業だけでなく、「トヨタ」「パナソニック」「ヤフー」などの日本国内の有名企業の求人も保有している。
コンサルタントから紹介してもらうことができる非公開求人が多いことも特徴的であり、登録しておくことで他の転職エージェントサービスでは見つけられなかった求人と巡り会える可能性が広がる。
年収アップ、キャリアアップできる可能性が高い
公開求人だけでも年収500万円以上が基準となっており、非公開求人の中には年収800万円以上の高年収求人も多数ある。
これまでの経験やスキルを武器にさらなる年収アップを狙いたい人にはチャンスが多いエージェントサービス。
ただ、管理職や専門職の求人情報がメインになり、即戦力としての活躍を期待している企業が多いことから経験者には適しているが、未経験の職種にチャレンジしたい人にはあまり適していない。
紹介してくれる求人のマッチ度が高い
JACリクルートメントは大手エージェントサービスの中では珍しく、企業側と求職者側の対応を同じアドバイザーが行なう「両面型の転職エージェント」となっている。
両面型のメリットとしては、企業の社風や仕事内容をコンサルタントが熟知しているからこそ希望する条件と紹介する求人のマッチング精度が高められること。
また、求職者としては企業が求めている人物像や評価される経験やスキルなどのリアルな情報が手に入る。
そのため面接でズレのないアピールができ、結果として面接通過率を上げられる可能性も高くなる。
英語面接などの対策に親身に取り組んでくれるため、外資系企業にはじめて挑戦する方でも安心して転職活動に臨める。
公開求人数:約538,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開(累計1,000万人以上)
サポートが得意な年代:20〜60代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
毎週約2,000件の求人が追加
業界最大級の掲載求人数を誇り、毎週約2,000件の新着求人が追加される。
また、掲載求人のうち85%がリクナビNEXTにしか掲載していない求人なので、他の転職サイトでは希望条件通りの求人が見つからなかった人でも、理想の求人が見つかる可能性が高い。
エージェント機能はないため、非公開求人や面接対策などのサポートを受けることができないため、他の転職エージェントと併用して利用するのがおすすめ。
気軽に情報収集ができる
自分のペースで気軽に求人を検索したり、応募したりできる。
職務経歴を登録しておけば、企業からスカウトメールが届くこともあるため、どんな企業があなたに興味を持っているか把握することもできる。