「求人を見てみよう」「転職しようかな」と思って、マイナビエージェントに登録してみたけど、「紹介できません」というメールがきた・・・え、どうゆうこと?と思っている方のための記事です。
実は、このようにマイナビエージェントから登録拒否の連絡が届いている人は意外と多いのです。
この記事では、マイナビエージェントから登録を拒否される7つの理由と登録を拒否されたときの対策を紹介しています。
意外と多い?!マイナビエージェントの登録拒否
結論からお伝えすると、マイナビエージェントから登録を拒否される人は意外と多いです。
正確には、登録を拒否されているのではなく、登録はできているけれども紹介してもらえる求人がない、という状態の人が多いです。
しかし、登録者からしたら求人を紹介してもらえない=登録拒否と思う気持ちも当然だと思います。
実際に、TwitterといったSNSではそのような投稿を多数見かけられます。
マイナビエージェント登録したら紹介できる求人がありませんって言われてしまった
— アサクラ (@atori_193) November 6, 2019
マイナビエージェント登録したけど、個人情報聞き出すだけ聞き出しておいてご希望にマッチする求人はございませんでした~あとは頑張ってください~ってマジ??
— ほー。 (@ho0_0oo) July 8, 2019
マイナビエージェント、あんだけ詳しく書いて登録したのに希望と一致する会社はありませんってなに…?え、なに?まじ?もう無職になるしかない??
— 柊まこ (@macccohi) May 16, 2019
このように、登録拒否(求人を紹介してもらえない)されてしまう理由は大きく分けて7つの理由があります。
マイナビエージェントに登録拒否される7つの理由
ここからは、マイナビエージェントから登録拒否された人の傾向とマイナビエージェントの公式ページで解説されている内容を元に、登録拒否される理由を説明していきます。
どれか1つでも当てはまっていたら、登録を拒否されてしまう場合があります。
全てを読む必要はないので、もしかしたら自分の場合はコレかな?と思い当たる箇所のみ参考にしてみてください。
40、50代以上のため
マイナビエージェントの利用に関しては、基本的には年齢の制限はなく、40代以上の方でも転職活動の際に利用している人はいます。
しかし、マイナビエージェントは20〜30代前半の若年層を主なターゲットとしてサービスを提供しています。
そのため、年齢が高く、特筆した経験やスキルを持ち合わせていない場合、求人を紹介しても転職できる可能性が低いと見込まれるため、登録した時点でお断りされることがあるのです。
A.ご経験内容やご希望、ご年齢とご経験のバランスなどによっては、残念ながら求人のご紹介や転職相談会などのサービスの提供ができない場合がございます。あらかじめご了承ください。また、非公開求人につきましては、一般に公開しないことを前提に求人企業からお預かりしておりますので、ご経験内容・スキルなどが合致しており、応募可能であると判断した方のみに開示しております。
もし、あなたが40代以降であれば、幅広い年齢層の転職サポートを行なっているリクルートエージェントやBIZREACH(ビズリーチ)に登録してみるのがいいでしょう。
職歴がないため
マイナビエージェントのターゲット層である20代であっても、「職歴なし」「ニート」の場合や「フリーター」「派遣」「アルバイト経験のみ」などの場合には、登録を拒否されることがあります。
「専門学校か大学を卒業しているかどうか」を基準として、書類選考を通過できる転職者を対象としている傾向もあるとの噂もありますが、高卒の人も求人を紹介してもらっている実績があるみたいなので、一概には信じられません。
ただ、職歴がない場合でも、需要の高い建築業や転職しやすいとされている営業職などへ転職を希望している場合には、求人を紹介してもらえることもあります。
A.ご登録は可能です。ただし、マイナビエージェントは主に正社員としてのキャリアを有する方を対象とする求人を扱っておりますので、アルバイト経験もしくは派遣経験しかお持ちでない方、また、正社員としての就業経験が長らくない方の場合、求人をご紹介できる可能性が極めて低くなります(弁護士資格、公認会計士資格、医師・薬剤師・看護師などの医療系有資格者の場合は除きます)。あらかじめご了承ください。
もし職歴がないことが理由で登録を拒否されたかもしれないと思う人は、未経験歓迎の求人を積極的に取り扱っているワークポートや高卒、フリーター、契約社員などを対象に就職支援も行なっているJAICなどの利用を検討してみましょう。
転職回数が多いため
転職回数が3回、4回以上と多い人は、「転職しても辞めてしまうのでは?」と疑われてしまうことで、求人を紹介してもらえない場合があります。
転職回数の多少を示す明確な基準はありませんが、1〜2年の間に2回、3回と転職を繰り返している場合には登録拒否されてしまう可能性が高くなります。
また、転職回数が多いことに加えて、営業職1年、事務職1年、エンジニア1年などといった具合に、経歴が一貫していない人も、転職エージェントが企業に売り込みにくいことを懸念し、登録を拒否されてしまう場合があります。
転職エージェントのビジネスモデル上、転職先を紹介した後ですぐに辞められてしまうのは一番避けたい事象であるため、転職回数が多い人が登録拒否されてしまう可能性が高い理由です。
転職回数が多い人は、求人を紹介してもらえる可能性を広げるために複数の転職エージェントに登録しておくべきでしょう。
特に、求人数の多い大手転職エージェントであるリクルートエージェントやdoda、パソナキャリアへの登録がおすすめです。
面談拠点から遠いため
マイナビエージェントのキャリアカウンセリング(登録後に行なう面談)は、マイナビエージェントの拠点で行われることが基本です。
マイナビエージェントの拠点は、北海道(札幌)、東京(京橋・新宿)、神奈川(横浜)、静岡(葵区)、愛知(名古屋)、京都(下京区)、大阪(北区)、兵庫(中央区)、福岡(博多)の10ヶ所あります。
そのため、拠点から遠い場所に住んでいる場合は、対面でのキャリアカウンセリングが受けられない場合があります。
しかし、対面でのカウンセリングが行えない場合でも、電話での面談が可能であれば求人を紹介してもらえるケースがあります。
電話での面談が可能である旨は、登録時の備考欄に記載するようにしましょう。
A.もちろんご利用可能です。マイナビエージェントは東京と大阪にオフィスを開設しておりますが、両オフィスにご来社が困難な方に対しては、主にメールやお電話などで、求人のご紹介や転職活動のサポートを実施しております。
※ご経験内容・スキルによっては、面談等のサービスのご提供が難しい場合がございますので、予めご了承ください
地方に住んでいて、対面面談を希望する人は拠点数が多いリクルートエージェントの利用も検討してみましょう。
経歴が特殊なため
特殊な経歴というのは具体的には次のような経歴です。
上記のような経歴の方には紹介できる求人が少ないため登録を拒否されてしまう可能性があるのです。
転職エージェントを利用して転職する方法もありですが、自分の強みを生かして直接企業に自分を売り込む方法もありかと思います。
なお、工場勤務の人には工場求人ナビの求人サイトがおすすめです。
専門性が高すぎるため
登録する際に添付する経歴書への記載内容に対して、マイナビエージェントが紹介できる可能性が低いと判断された場合は、登録を拒否されてしまう場合があります。
しかし、これらの理由で登録を拒否されるようなことは極めて少ないです。
むしろ、クリエイティブ職やエンジニアリング職などを筆頭に輝かしい専門性のある人材はマイナビエージェントも欲している層であるため、手厚くサポートをしてもらえます。
専門性が高い分野への転職を希望しているのであれば、エンジニアならTechClipsエージェント、外資系ならBIZREACH(ビズリーチ)など、業種や職種に特化したエージェントを活用することをおすすめします。
また、マイナビエージェントは会計士に特化したマイナビ会計士というサービスも提供しています。
スキル・資格がないため
企業側が必要としているであろうスキルや資格、経験を最低限持っていると判断してもらえなければ登録を拒否されてしまうことがあります。
マイナビエージェントが保有している企業のニーズにマッチしていないと判断した場合に拒否されることにはなりますが、マイナビエージェントは未経験歓迎の求人も保有しているため、こちらの理由の場合も登録を拒否されることは少ないケースとなります。
しかし、やっぱりスキルや資格、経験に自信がないのであれば、経歴に自身がない多くの求職者をサポートしているDYM就職やウズキャリの利用を検討してみましょう。
マイナビエージェントに断られた後の2つの対処法
マイナビエージェントに登録拒否をされた場合の対処法についてご紹介します。
主な対処法としては2つです。
マイナビエージェントに再登録することを勧めている記事もありますが、あまり参考すべきではありません。
なぜなら、再登録したとしても拒否されないという保証があるわけでもなく、時間と労力が無駄になる可能性が高いからです。
転職エージェントは数十サイトもあるので、わざわざマイナビエージェントの固執する必要もありません。
むしろ、転職エージェントサイトそれぞれでサポートを得意としている業界やターゲット層が違うので、マイナビエージェントよりも自分に合ったサービスを見つけられる可能性があります。
マイナビエージェント以外の転職エージェントを使って転職活動をする
それでは早速、1つ目の対処法を紹介します。
この方法が一番手っ取り早く、スムーズに転職活動を始められる方法です。
また、マイナビエージェントに登録を拒否された人の多くが実践している方法でもあります。
実際に「マイナビエージェントでは登録を拒否されたけど、リクルートエージェントやdodaには登録できた」「ビズリーチで自分にあったエージェントと会うことができたので、かえってラッキーだったかも」という声もたくさんあります。
そのため、まずは気軽に他の転職エージェントサイトに登録してみるといいでしょう。
転職支援実績NO.1
10万件以上の非公開求人を保有
未経験業種への転職サポートが得意
女性の転職エージェントが多数在籍
フリーター・既卒でも就職をサポート
どの転職エージェントも3分未満で登録できますし、無料で利用できるためリスクは一切ありません。
なお、転職を成功している人は平均で4.2社の転職エージェントに登録してることから、転職エージェントは複数登録しておくこと方が一般的です。
転職エージェントを使わずに転職活動をする
続いて2つ目の対処法の紹介です。
それはズバリ、転職エージェントを使わずに転職活動をするという方法です。
転職エージェントを使わずに転職活動をする方法は主に3つです。
求人サイトを利用する
求人サイトとは、自分で公開求人を検索することができるサイトのことを指します。
担当のコンサルタント(キャリアアドバイザー)が付く転職エージェントサービスとは別のものです。
代表的なサービスとしては、リクナビNEXTやtypeなどがあります。
dodaは、転職エージェントサービスも行なっておりますが、求人サイトとしての機能も兼ね備えているサイトです。
また、最近では企業からのスカウトを待っているだけで転職活動ができるキャリトレというサービスや自分の市場価値を診断することができるミイダスというサービスも注目を集めています。
求人サイトの場合、登録情報を偽らない限り、登録拒否ことは一切ありません。
転職エージェントに頼らずに自分一人で転職活動するという選択も有りです。
ただ、転職活動は孤独で不安なことも多いですし、面接の日程調整や条件交渉などを在職中に行なうことは非常にハードなので、まずは転職エージェントの利用を検討するほうが効率的で賢い転職活動と言えるでしょう。
ハローワークなどの職業紹介所を利用する
ご存知の方も多いので詳細の説明は割愛しますが、転職エージェントを活用せずに転職活動をするにはハローワークを利用する手段もあります。
ただ、求人紹介のプロではないので、募集されている求人の詳細の情報(労働条件や職場の雰囲気など)を教えてもらうことはできません。
また、求人情報に記載されている労働条件と実際の労働条件が異なっていた事例というのも多数あり、転職後にトラブルになっていることも報告されているので、あまり利用はおすすめしません。
友人に紹介してもらう
こちらも、転職エージェントを利用しない転職活動の1つではありますが、わざわざ紹介することではないと思いますので割愛します。
ただ、1つだけ注意点をお伝えしておくと、友人の紹介で転職する場合でも、十分に転職先の労働条件や職場の雰囲気は自分の目と耳で確認してください。
万が一、転職先とミスマッチのある状態で転職してしまった場合、転職先との関係だけでなく、紹介してくれた友人との関係や友人と職場との関係の悪化に繋がってしまうことがあります。
マイナビエージェントの登録拒否に関する補足
ここまで、マイナビエージェントに登録拒否(求人を紹介してもらえない)されてしまう理由と対処法を紹介してきましたが、実は登録できていたというケースもありましたので、勘違いしてしまうケースを補足として紹介しておきます。
マイナビエージェントに登録したけど、連絡がこない
メールでの連絡に関しては、登録完了後に表示されるメールアドレスとは異なるアドレスから連絡が来ることがあります。
そのため、メールが届いているかどうか確認するためには、件名「マイナビエージェント」で検索してみましょう。
メールフォルダを確認するか、『 @mynavi.jp 』および『 @mynavi-agent.jp 』からのメールに対する「メール振分け設定」をしておきましょう。
マイナビエージェントの担当者が登録内容を確認後、次のステップについての案内がきます。
通常5営業日以内には連絡が届きますが、1週間を過ぎてもマイナビエージェントから何の連絡もこない場合は、何らかの理由により登録が完了していない、あるいは登録内容に不備がある可能性もあるため、下記の問い合わせフォームから連絡してみましょう。
問い合わせフォーム
https://mynavi-agent.jp/inquiry.php
※登録時のメールアドレスを間違ってしまった場合も同様に、お問い合わせフォームより正しいメールアドレスを連絡しましょう。
マイナビ転職に登録してるけど、マイナビエージェントを利用したい場合は改めて登録する必要はあるの?
マイナビ転職とマイナビエージェントは、どちらも株式会社マイナビが運営してますが別サービスです。
利用規約や個人情報規定についても異なるため、改めて登録する必要があります。
連絡がこないと思っていたけど、実はマイナビエージェントではなく、「マイナビ転職に登録していた」なんてこともあるので、確認してみましょう。
登録時に記載した個人情報を削除してほしい
マイナビエージェントの担当者とまだ面談してないけど、退会または個人情報削除を希望する場合は、必要事項を記入して下記のメールアドレスで依頼しましょう。
▼削除依頼の送り先アドレス
E-mail:privacy-info@mynavi.jp
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件名:退会または個人情報削除 のどちらかをご記入ください
※退会、個人情報削除の定義につきましては上記をご確認ください
1.ご登録氏名(必須):
2.生年月日(必須):
3.ご登録メールアドレス(必須):
4.ご登録電話番号(必須):
5.退会・削除理由(下記より選択してください)
a) 転職先が決まったため(人材紹介会社経由 or 自己応募)
b) 転職活動をとりやめたため
c) 有益なサービスが受けられなかったため
d) 誤って登録をしてしまったため
※今後のサービス向上のため、ご登録頂いた際のサイト名称やURLについてお知らせください
6.退会のみ希望/登録情報の削除を希望
※どちらかを選択してください
※その他ご意見などございましたらご記入をお願いいたします。今後のサービス向上のため、参考とさせて頂きます。
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※退会・ご登録情報削除の受理通知は、登録しているメールアドレス宛てに届きます。