転職エージェントというサービスを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
だけど、フツーの転職サイトと何が違うの?という疑問を持っている人も少なくないようです。
そこで今回は、
について解説していきます。
転職を成功させるためには、下記の3点を必ずやっておきましょう。
現在は、エージェントとの面談もWeb面談が主流となっています。
Web面談なら、在職中でも転職活動がしやすいというメリットがあります。
転職エージェントに登録しておけば、希望条件を満たす求人の紹介だけでなくスカウトなどを通じてあなたの市場価値を知ることもできます。
勘違いされがちですが、転職エージェントに登録したからといって転職しなければいけないということではないのです。
転職が当たり前になっている今の時代だからこそ、情報収集だけでもしておくことが重要です。
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転職エージェントとは?
転職エージェントとは、人材紹介サービスのひとつです。
昨今では、働く人の価値観やライフスタイルが多様化したこともあり、企業や求職者のニーズも多種多様になっています。
そのため、求職者の中には「転職活動を1人で進めていくのが大変…」「どのような企業が自分に合っているかわからない…」「自分の強みって何だろう…」など、悩んでいる人も増えています。
転職エージェントは、働くことに悩んでいる一人ひとりのキャリアに向き合い、後悔のない選択ができるようサポートをしてくれるのです。
具体的には下記のようなサポートを行なっています。
転職エージェントと転職サイトって何が違うの?
前述した通り、転職エージェントは転職活動全般でサポートしてくれる人材紹介サービスです。
対して、転職サイトは、勤務地、年収、福利厚生など、希望する条件を基に自分で求人を検索できるサイトのことです。
転職エージェントと転職サイトは同じ人材紹介サービスですが、似ているようで明確な違いがあります。
気軽さの違い
転職エージェントの場合
転職エージェントでは、求職者それぞれに専任のキャリアアドバイザーが担当としてつきますので、転職の意思が固まってからでないと頼みづらいという印象があるかもしれません。
しかし、「そもそも転職するかどうか迷っている」といった、転職の意思がはっきりしていない相談にも応じています。
このような、キャリアアドバイザーとのキャリア面談は、実際に面談場所に行かなくても電話やメールで行うこともできます。
転職サイトの場合
転職サイトは、自分のタイミングで求人情報を検索し、様々な企業を見比べることが可能です。
たくさんの求人情報を見て、自分の方向性を見極めたい場合に向いています。
サポートの違い
転職エージェントの場合
転職エージェントは、手厚いサポートを受けることができます。
まずは、担当のキャリアアドバイザーが求職者のニーズを引き出し、最適な求人の紹介を行います。
次に、応募書類の添削や模擬面接などを行い、内定獲得率を上げるためのサポートを行います。
さらに、面接日のスケジュール調整代行や、年収などの諸条件の交渉なども行っています。
転職エージェントを使うことで求職者の負担は少なくなるため、在職中でもスムーズに転職活動を行えます。
転職サイトの場合
転職サイトでは、転職エージェントのように求職者それぞれに対してキャリアアドバイザーがつきません。
その代わり、ご自身が主体となって自由に転職活動を進めることが可能です。
多くの転職サイトには、転職ノウハウに関するコラムがあります。
こちらを参考にすれば、転職活動の不安を取り除けるかもしれません。
求人数の違い
転職エージェントの場合
転職エージェントの求人数は、一見すると少ないと思えるかもしれません。
しかし、実際には一般の転職サイトには公開されていない非公開求人の情報を保有しています。
非公開求人の中には、応募者の集中を防ぐために非公開にしている大手・有名企業もあり、憧れの企業にめぐり会えることも十分に考えられるのです。
また、新規プロジェクトを任せるポジションがあったり、公開求人よりも給与が高かったりなど、質の高い求人を多く持っています。
転職サイトの場合
転職サイトは公開求人が基本なので、基本的に転職エージェントに比べて多く求人を保有しています。
また、全国各地の様々な企業の情報が調べられるので、業界研究に役立てることができるでしょう。
転職を始めたばかりでまだ方向性が定まってないときなどは、自分の知見を広げるために、転職サイトの情報をチェックしてみるのも良いかもしれません。
転職エージェントと転職サイト、どちらか片方しか利用できないわけではありません。
それぞれのメリットを踏まえつつ、うまく活用していくことで転職成功の可能性は高まります。
転職エージェントを選ぶときの3つのポイント
ここでは、転職エージェントを利用するにあたって、どのようなポイントで選ぶべきか紹介します。
1.キャリアアドバイザーの専門性
転職エージェントのサービスの良し悪しを決めるのは、キャリアアドバイザーの専門性やスキル、実績次第といっても良いでしょう。
実際に求職者に対しサービスを提供するのはキャリアアドバイザーであるため、選ぶ際に重要な軸となるのです。
転職に対するアドバイスの伝え方や気配りなど、求職者に対する接客態度も重要ですが、もっとも重要視すべきなのは転職を希望する業界に担当アドバイザーが精通しているかどうかです。
転職活動は、だいたい3ヶ月〜半年といわれていますが、転職した先の職場で過ごす時間はそれ以上になるためです。
そのため、
の2点がキャリアアドバイザーには強く求められます。
アドバイザーの力量によって、人生が大きく左右されてしまうことを考えると、質の高いアドバイザーがいる転職エージェントを選ぶことは重要なポイントのひとつだといえます。
非公開求人数
転職エージェントでしか得ることができない非公開求人を紹介してもらえる点も、転職エージェントの魅力のひとつです。
非公開求人の中には、事業の核となるポジションや高待遇の求人の他、人気企業や大手企業の求人があります。
せっかく転職エージェントを利用するなら、非公開求人を紹介してもらうべきです。
転職エージェントを選ぶ際には、この非公開求人をどの程度保有しているかも転職エージェントを選ぶ際の重要なポイントです。
サービスの充実度
求人紹介や応募書類の添削など、基本的なサービスを除いたプラスのサービスがどのくらい充実しているのかは、転職エージェントを選ぶときのポイントとなります。
特に、アフターフォローは大切な項目です。
まれに転職活動が終わって、転職先に入社した後で、「入社前に話していた給与と違う」「合意した職種・役職に就かせてもらえない」といったトラブルが発生することがあります。
このようなトラブルに対応してくれるかどうかは、最初に確認しておきましょう。
転職エージェントによっては、転職活動終了後、数ヵ月でサポートが終了してしまうところもあります。
転職エージェントを選ぶ際には、転職活動終了後のサポートをいつまで受けられるのかを、事前に確認しておくと良いでしょう。
《年代別》転職エージェントを利用する際のポイント
一般的には、年代によって転職活動の事情は変わっています。
それは、企業が求職者に求めるものもそうですし、求職者が企業に求めることも変わっていくことが関係しています。
今回は、20代〜40代の年代別に転職エージェントを利用する際のポイントについてお伝えします。
20代の利用時のポイント
仕事のやりがいや企業のネームバリュー、会社規模で就職先企業を決める新卒、20代転職者が多いです。
新社会人として働き始めたものの「思っていた会社、業務内容と違った…」と思い、転職を考える人が増えています。
また、30歳という節目の歳を前に転職を決意する人も多いです。
なぜなら「30代になると未経験の仕事に転職してチャレンジするのが難しくなる」というイメージからか、他業界や他職種に挑戦する人も多くなります。
他業界へ転職する場合、基本的な業界の流れなどもわからないまま、1人で転職活動をした場合、在職中で時間があまり確保できなかったり、余計な時間を費やしてしまう可能性があります。
そこで、その業界・職種に精通したキャリアアドバイザーのサポートが受けられる転職エージェントを利用すれば、希望の転職先を効率よく見つけられる可能性が高くなります。
また20代は、キャリアが浅く経験やスキルが不十分である可能性がある時期であるため、職務経歴書に記載するアピールポイントがわからないと悩む人も多いです。
企業から求められる人材を理解している転職エージェントを利用することで、これからのポテンシャルを活かした面接対策や書類作成におけるサポートを受けられるため、転職活動を安心して進めすることができ、自信を持つことができます。
30代の利用時のポイント
30代は、ある程度仕事を任せられるようになり、大きなポジションに就く可能性もある年代になります。
裁量が増えることで仕事がおもしろくなり、将来を見据えたキャリアアップを考え始める人も増えてきます。
転職エージェントが保有する求人の中には、マネージャーといった管理職を募集をしているケースや新規事業のような会社の未来を創るための重要なポジションを募集しているケースも多いのです。
また、高いスキルを持っている人に対して高年収を提示している企業は、決して少なくありません。
そのほかにも、結婚や出産といったライフスタイルの変化により、家族との時間を大切にしたいと考える人も増えてくるのも30代の特徴です。
そのため、休日が多く取れる企業や残業の少ない企業へ転職を希望する人も多くなります。
しかし、30代の転職では戦略を立てて計画的に活動しなければ、希望の条件を叶えることが難しいです。
そこで、転職のプロである転職エージェントを利用して、あなた自信を企業へ売り込むためのアドバイスをもらうのは賢い選択です。
また、現職で多忙な日々を過ごす30代の人は、転職活動に割く時間は20代に比べ多くないはず。
転職活動の時間の節約、現職に影響を出さないプロフェッショナルとしても、転職エージェントの活用がおすすめです。
40代以上の利用時のポイント
40代では、子供が成長していくことで高校や大学といった教育費が今まで以上増える傾向があります。
また、転勤が多い企業に勤めている場合には「子供の転校や妻の友人関係、両親の介護などに影響があるから…」と、転勤のない企業へ転職を考える人もいます。
そのような希望条件を実現する公開求人には応募が殺到するため、書類選考を突破すること自体が難しくなるケースがあります。
しかし、非公開求人であれば、公開求人に比べてさほど応募者が殺到することはありません。
高いスキルや豊富な経験を求めている企業であれば、転職することで収入アップできたり、転勤などの条件面もキャリアアドバイザーが情報を把握しているため、ミスマッチを防げるのも大きなメリットとなります。
企業が非公開で40代以上の求人募集をする理由のひとつに、企業にとって経営にも関わる求人を出していることを、競合他社に知られないようにしているためということもあります。
そのような企業の条件を満たす経験やスキルを保有している人であれば、好条件な求人を紹介される可能性も高くなります。
40代以上では転職することが難しいと思っている人も多いようですが、40代の経験やスキルを求めている企業は多くあるため、転職をあきらめる必要はありません。
転職成功するために転職エージェントを活用すべき4つの理由
転職を検討している人は、必ず転職エージェントを活用すべきです。
転職エージェントを使うべき理由は、下記の4つです。
- 職場状況(雰囲気や業務内容)を詳しく教えてくれる
- 登録した人限定の非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
- 業界、職種、会社に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる
- 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる
理由1. 職場状況(雰囲気や業務内容)を詳しく教えてくれる
転職エージェントは、掲載している企業の実情を熟知しています。
企業の職場状況を知るために人事担当だけでなく、取締役や求人を募集している部署の部長、その部署で働く社員へヒアリングをしています。
- 「職場の雰囲気は?」
- 「具体的な仕事内容は?」
- 「入社1年以内の離職率は?」
- 「評価の仕方は?」
- 「残業はどれくらい?」
- 「中途の割合は?」
- 「どこから転職してきた人が多い?」
- 「経営層はどんな人?」
などのことをヒアリングしています。
このような情報は、求人サイトや企業のページには記載されていないことが多いため、エージェントを使うメリットといえるでしょう。
また、エージェントは業界、職種別に担当が分かれていることが多いです。
そのため、エージェント自身が転職を検討している業界・職種の経験者である可能性が高く、業界や企業の内情に詳しいです。
理由2. 非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
事業戦略(上場を控えている、新規事業のリリースなど)の諸事情で表立って募集することはできないが、こっそり採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
高年収求人や管理職などといったレアな求人であることが多い。
転職エージェントであれば、大手企業や人気企業などの非公開求人を保有している可能性が高いです。
たとえ非公開求人の募集がなかったとしても、これまでの経歴やスキルが高ければ「〇〇の経験がある・・・、〇〇というスキルを持っているので、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に提案してくれるケースも沢山あります。
そのため、企業のホームページや求人サイトを見て「転職したい企業の求人がない」と思ったら、転職エージェントに相談して非公開求人を探すことをおすすめします。
理由3. 業界、職種、会社に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる
転職エージェントは、今までの多くの求職者の転職をサポートし転職を実現させているため、選考を突破するためのノウハウを持っています。
具体的には、過去どのような人が採用されたのか、採用されなかったのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを転職エージェントは蓄積しているのです。
そのデータをもとに模擬面接を行い、志望動機の伝え方や質問に対する回答の仕方をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては、面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあります。
そのため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で失敗してしまったとしても、エージェントの提案力で面接を通過させるといった事象は日常的に起きています。
エージェントを使うことで、内定をもらえる確率が飛躍的に向上します。
そのため、自分で応募する人と比べ、圧倒的に転職活動を有利に進めることができます。
また、自分で求人に応募する場合、選考の途中で多数の応募者のなかに埋もれてしまうことがあります。
特に人気企業(大手や話題のベンチャー)や人気職種(事務や新規事業担当)などの場合は埋もれてしまう可能性が極めて高くなります。
しかし、エージェントは企業の人事担当者との人脈があるため、企業に向けてあなたを推薦をしてくれるため、埋もれてしまうことはありません。
理由4. 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる
年収交渉は「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」、「どれくらいの年収なら受け入れてくれるだろう…?」などと個人では難しいです。
なぜなら、自分で企業へ応募する場合は最終面接の場で入社同意書を書かされるタイミングが年収交渉のタイミングであることが多いからです。
このタイミングで年収交渉をしなければ、年収を交渉する機会をもらうことはできないと言っていいでしょう。
しかし、転職エージェント経由であれば、面接後に最終的な回答をエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことも可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
また、内定をもらった後も転職エージェントはサポートしてくれます。
「いま勤めている会社の退職の手続き(退職代行)」や「転職先の入社日をいつにするか調整(入社日調整)」なども転職エージェントが代わりに行ってくれるため、スムーズに転職活動を終えることができるのです。
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転職エージェント7つの活用術
転職エージェントを使うべき理由は前述したとおりですが、さらに転職を有利に進めるためにエージェントを使うときに押さえておくべきことを7つ記載しておきます。
1.転職希望時期は「良い求人があればすぐにでも」と言っておく
転職エージェントもビジネスであり、売上目標に追われていることを覚えておきましょう。
担当者との最初の面談では「転職はいつ頃の時期で考えてますか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良い求人があればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすることで、あなたの転職をサポートすることで会社の売上にも繋がると考え、優先順位をあげて対応してもらうことができます。
すぐに転職をするということでなくても、転職エージェントへ答える転職時期としては、「3ヶ月以内」と答えておくといいでしょう。
2.担当エージェントが合わなければ勇気をもって変更する
担当エージェントが「希望条件に合わない求人ばかりを紹介してくる…」や「無理やり転職させようとしてくる」などの場合は、担当を変更してもらいましょう。
実は、担当エージェントを変更することは、日常的に行われています。
とは言っても、直接「担当を変更してほしい」というのは気が引けるという人もいるかと思います。
そのような場合は、メールで担当変更の依頼することをおすすめします。
それも難しいという人は、転職サイトに設置されている「お問い合わせ」で問い合わせるか、あらかじめ他の転職サイトにも登録して保険をかけておくようにしましょう。
いつもお世話になっております。
現在、転職をサポートして頂いている○○(名前)です。
担当していただいている○○様には丁寧にサポートしていただき感謝しております。
しかし、転職活動での不安が大きく、他のエージェントの方のご意見も伺えればと思っています。
可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいエージェントの方に担当をしていただきたいと思っております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇 〇〇(名前)
3.経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについて、履歴情報が残ります。
現役のエージェントの人から聞いた話によると、エージェントの2年前の登録情報と今回の登録情報が違うと言ったことがあるそうです。
この場合は経歴やスキルの虚偽報告をする信用ができない人材として、紹介する求人を限定的にするなどの判断をすることもあります。
そのため、登録する経歴やスキルなどは正直に書くようにしましょう。
4.推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のエージェントは200字〜1000字であなたの推薦文を書いてくれますが、あまり優秀ではない担当者の場合、経歴をそのまま書き写すだけだったり、パッと見た印象だけの推薦文を書くなどといったケースがあるのです。
そのため、自分をどのような推薦文で企業に推薦してくれているのか確認するようにしましょう。
エージェントに推薦文を確認する例として「面接時に相違があると困るので推薦文を見せていただけますか?」や「自分を見直すために、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」とお願いしてみましょう。
5.同じ求人に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と各社の担当エージェントに連絡が入ることがあります。
そのようなことがあると、企業・エージェント両者に不信感を与えることとなり、企業へ再応募することはもちろん、内定をもらった企業の内定が取り消しされたりすることもあります。
二度と転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなってしまう可能性もあるため、転職エージェントには応募している企業を伝えるようにしましょう。
6.内定が出たら、他のエージェントにも話を聞いてみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、内定を持っていることを正直に伝えた上で、別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
他のエージェントの意見を聞くことで、もっとあなたのキャリアにふさわしい求人を発見することができたり、内定を持って余裕のある状態なので冷静な判断をすることができます。
この行動をしたことによって、内定を辞退することになったとしても、罰則やペナルティなどはもちろんありません。
せっかくもらった内定を辞退するのは心苦しいことですし、別のエージェントに聞きに行くなんて面倒なことでもありますが、後悔せずに納得のいく意思決定をするためには有効な方法です。
7.応募フォームの備考欄に希望するエージェントを記載する
応募フォームの備考欄は任意項目になっているため、ほとんどの人が記入していません。
しかし、だからこそ備考欄に希望するエージェントを記載しておけば、その情報を参考にあなたに合ったエージェントを担当にしてくれます。
例えば、「転職によって年収をあげたい」「年収交渉に強いエージェントに担当してもらいたい」や初めての転職なので実績のある頼れるエージェントにお願いしたいということであれば「100人以上の転職サポート実績があるエージェントを希望」など、転職エージェントに求めていることを記載しておきましょう。
希望する条件や担当を記載しておくことで、優秀なエージェントに担当してもらえる可能性が高くなります。
おすすめ転職エージェント
転職を検討している人のために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
おすすめ転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は1分程度、完全無料で利用できます)
そのため、効率的かつ気軽に転職活動を進めることも可能です。
公開求人数:約460,000件
非公開求人数:約230,000件
年間登録者数:約45万人
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
転職成功実績No.1
圧倒的な求人数を保有しているのは、人材業界最大手のリクルートが提供するサービスならでは!
求人数だけでなく企業への交渉力にも定評があり、転職成功実績No.1。
リクルートエージェントに登録しておけばリクナビNEXTも併せて利用することができるため、自分のペースで求人を探しつつ、エージェントからの求人を紹介してもらったり、履歴書・職務経歴書の添削、企業別の面接対策を受けることで、効率的に転職活動を進めることができる。
好条件な求人が多い非公開求人も20万件以上と業界最大級
幅広い業種、職種の求人を取り扱っており、なかなか自分の希望を満たす求人が見つからないという人でも、希望条件を実現できる好条件求人を紹介してもらえる可能性が高い。
『年収600万円以上』や『3ヶ月分の賞与支給』などの好条件求人や『人気企業』や『大手優良企業』の求人が多いとされている非公開求人の保有数は10万件以上!
面接通過率を17%以上もUPさせる面接向上セミナーも人気
リクルートエージェントでは、面接力向上セミナーを定期的に実施しており、受講者の面接通過率を17%以上もUPさせている実績がある。
セミナー受講者は年間約1万7000人は受講し、満足度は97%*と好評。セミナー会場が遠方の人や仕事の隙間で参加したい人向けにオンラインセミナーもあり。
セミナーを受講しておけば、面接への苦手意識や不安がある人でも自信を持って転職活動を進めることができる。
転職を検討しているのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェント。
公開求人数:約130,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:約115万人
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
自分でコンサルタントを選ぶことができる
ビズリーチなら、転職サポートしてもらうコンサルタントを自分で選ぶことができる。
なお、コンサルタントはビズリーチ独自の厳しい審査基準を満たさないとコンサルタント登録することができない仕組みとなっている。
また、登録した後も四半期ごとに審査があり、紹介実績や利用者からのアンケートなどによってS~Dまでランク分けがされている。
求職者は、コンサルタント一覧から事前に担当コンサルタントを指名することができるので、コンサルタントとのミスマッチを防ぐことができる。
企業やコンサルタントから直接スカウトが届く
ビズリーチに登録しておけば、企業やエージェントから直接スカウトが届くため、自分の市場価値やどんな企業の求人があるのか知ることができる。
受け取るスカウトに関しては、希望する条件とのマッチ度やコンサルタントのランクによっても絞り込むことができるため効率的にスカウトを確認可能。
また、特定の企業を除外したり、相性が良くないと感じたコンサルタントからのスカウトをブロックすることもできるため、しつこくメールが届くことも防げる。
スカウトをもらえる数が大幅に変わるため、必ず簡易職歴書(全27問)まで記載することが重要。
保有している求人のほとんどが年収500万円以上
ビズリーチの取り扱っている求人のほとんどが年収500万円以上の高年収求人となっている。
高年収求人の中には2,000万円以上の求人や役職者向けの求人もあるため、年収アップしたい人だけでなく、年収を維持させたい人も登録必須。
また、他の転職エージェントに比べて、管理職や外資系企業の求人も多数保有しているため、情報収集としても活用できる。
※マイナビのプロモーションを含みます。
公開求人数:約66,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:6万人
サポートが得意な年代:20〜30代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
職種に特化したエージェントが転職をサポート
マイナビエージェントでは、業界や職種によって担当するエージェントが分けられており、転職を考えている業界や職種に合わせたキャリア相談が可能。
そのため、各業界や職種の専門知識や転職動向などを加味したアドバイスをしてくれるため、転職したらどうなるか具体的にイメージがしやすい。
特に転職活動が初めての20代や第二新卒からの人気が高い。
転職前に職場の雰囲気や業務内容を詳しく分かる
就活や転職サービス事業を幅広く行なっているマイナビグループだからこそ、全国の大手企業や人気ベンチャー企業などと信頼を築いてる。
また、エージェントは各企業に直接訪問し、人事や事業部長、現場の社員から職場の状況をヒアリングしているため、転職する前に職場の雰囲気・具体的な業務内容、人事評価制度、事業の成長性を詳しく知ることができる。
そのため、転職した後のミスマッチも少ない。
面接の日程調整や退社手続きも手伝ってくれる
マイナビエージェントの転職サポートは、初めて転職する人にも丁寧で親切との定評がある。
具体的には、面接の日程調整や円満退社するためのアドバイスや準備しておくべき書類などを教えてくれる。
また、転職した後も定期的に連絡をして、転職する前のイメージとズレていないか、人間関係で悩んでいることはないか、残業や休日などに不満はないか、などといったことの相談に乗ってくれる。
不安なことや不満があるけど、直接企業に聞きにくいという場合には、エージェントが代わりに企業に伝えてくれることも。
公開求人数:約260,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
dodaだけで紹介してもらえる求人が約9割
10万件以上の求人を保有しているが、そのうち約9割がdodaでしか見ることができない独占求人や一般には公開されていない非公開求人となっている。
独占求人の中には、高待遇ポジション求人や新規事業の立ち上げなど、転職者から人気の高い求人も多数。
リモートワーク可能な企業、副業を推奨している企業など、こだわりの希望条件がある人にもおすすめ。
求人サイトとエージェント機能の両方を併せ持つ
dodaでは、自分で希望条件で求人を検索することもできるし、エージェントに希望条件を伝えて求人を紹介してもらうことの両方の利用方法ができる。
doda独占求人や非公開求人はエージェントからしか紹介を受けることができないため、エージェントの利用がおすすめですが、まずは求人だけ見てみたいという人は自分で検索することも可能。
毎週月曜日と木曜日に求人が更新されるので、そのタイミングで求人をチェックしてみると思いがけない求人と巡り会えることも。
年収診断や適職タイプ診断などのコンテンツも人気
年齢や職歴などを入力することで適切な年収を診断することができる年収診断、約60問の診断項目に回答することで自分に適した仕事が分かる適職タイプ診断など、転職先を検討する際に役立つコンテンツが充実している。
なんとなく今のまま仕事を続けるのは不安だけど、具体的にやりたい仕事があるわけでもないと悩んでいる人は、dodaのコンテンツを通じて転職活動をする軸を考えてみることがおすすめ。
公開求人数:約20,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開
得意な年代:20代後半〜50代前半
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
外資・グローバル企業に強い
ロンドン発祥の転職エージェントであり、日本を除く11カ国に拠点もあることから独自のネットワークを活かした外資系や海外企業への転職に強みを持つ。
「P&G」や「プルデンシャル生命」といった海外でも有名な企業だけでなく、「トヨタ」「パナソニック」「ヤフー」などの日本国内の有名企業の求人も保有している。
コンサルタントから紹介してもらうことができる非公開求人が多いことも特徴的であり、登録しておくことで他の転職エージェントサービスでは見つけられなかった求人と巡り会える可能性が広がる。
年収アップ、キャリアアップできる可能性が高い
公開求人だけでも年収500万円以上が基準となっており、非公開求人の中には年収800万円以上の高年収求人も多数ある。
これまでの経験やスキルを武器にさらなる年収アップを狙いたい人にはチャンスが多いエージェントサービス。
ただ、管理職や専門職の求人情報がメインになり、即戦力としての活躍を期待している企業が多いことから経験者には適しているが、未経験の職種にチャレンジしたい人にはあまり適していない。
紹介してくれる求人のマッチ度が高い
JACリクルートメントは大手エージェントサービスの中では珍しく、企業側と求職者側の対応を同じアドバイザーが行なう「両面型の転職エージェント」となっている。
両面型のメリットとしては、企業の社風や仕事内容をコンサルタントが熟知しているからこそ希望する条件と紹介する求人のマッチング精度が高められること。
また、求職者としては企業が求めている人物像や評価される経験やスキルなどのリアルな情報が手に入る。
そのため面接でズレのないアピールができ、結果として面接通過率を上げられる可能性も高くなる。
英語面接などの対策に親身に取り組んでくれるため、外資系企業にはじめて挑戦する方でも安心して転職活動に臨める。
公開求人数:約538,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開(累計1,000万人以上)
サポートが得意な年代:20〜60代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
毎週約2,000件の求人が追加
業界最大級の掲載求人数を誇り、毎週約2,000件の新着求人が追加される。
また、掲載求人のうち85%がリクナビNEXTにしか掲載していない求人なので、他の転職サイトでは希望条件通りの求人が見つからなかった人でも、理想の求人が見つかる可能性が高い。
エージェント機能はないため、非公開求人や面接対策などのサポートを受けることができないため、他の転職エージェントと併用して利用するのがおすすめ。
気軽に情報収集ができる
自分のペースで気軽に求人を検索したり、応募したりできる。
職務経歴を登録しておけば、企業からスカウトメールが届くこともあるため、どんな企業があなたに興味を持っているか把握することもできる。