転職を考え始めた時に大半の人がビズリーチの登録を検討しますが、ビズリーチを利用するためには審査に通過する必要があります。
しかし、審査に落ちてしまうケースも少なくありません。
そこで、ビズリーチの審査に落ちる人の特徴と対処法について詳しく解説。
自己分析の不足やスキルのアピール不足など、落ちてしまう原因を理解し、ビズリーチの審査を通過して転職活動を効率的に進めてください。
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ビズリーチの審査に落ちてしまう人の5つの特徴
ビズリーチは自分で企業に応募することができたり、企業からスカウトがもらえたりと多くの求職者にとって魅力的な転職エージェントサービスですが、サービスを受けるためには審査に合格することが必要です。
しかし、審査条件は一般には開示されておらず、「せっかくビズリーチを使おうと思ったのに、審査に落ちてしまった。。」という人が一定数います。
審査に落ちてしまう理由はさまざまですが、ビズリーチに登録した人の口コミから以下の特徴が判明しました。
ビズリーチの審査に落ちてしまう人の特徴①:社会人経験・実務経験に乏しい
ビズリーチの審査において、社会人経験や実務経験が不足している場合、審査に落ちてしまう傾向があります。
これは、ビズリーチがキャリアのある求職者をターゲットとしていることに起因しています。
例えば、新卒の人が入社してすぐの段階(3ヶ月以内など)で登録すると、経験不足のため審査に通りにくくなります。
ビズリーチの審査に落ちてしまう人の特徴②:年齢が高い(60代以上)
2つ目の特徴として、年齢が高い応募者(60代以上)がビズリーチの審査において通りにくいことがあります。
これは、ビズリーチが主に中堅・ハイクラス層を主なサービス提供対象としているためです。
そもそも紹介できる求人が少ないことも関係しています。
しかし、管理職・マネジメント経験がある高年齢の場合には、審査に通る可能性も高く、紹介してもらえる求人の数も多くなります。
ビズリーチの審査に落ちてしまう人の特徴③:職務経歴書に記載されている情報が雑
ビズリーチの審査に通るためには、ある程度、職務経歴書をしっかり書いておく必要があります。
情報が不足している場合、ビズリーチは信頼性が低い(いたずらや重複登録など)とみなす可能性があるため、審査に通らないケースもあります。
そのため、これまでの経験(参画したプロジェクトや成果)を具体的に記載することは、審査通過率を上げるためには、職務経歴書に記載する内容が極めて重要です。
なぜなら、ビズリーチ側としても面識のないアナタを評価するための唯一のコミュニケーションツールだからです。
過去の経験や実績を詳細に記載することはもちろんのこと、複数回転職経験のある人は情報をしっかりとアップデートしましょう。
特に、直近の企業での実績や経験は可能な限り詳細に書いてください。細かすぎるくらいがちょうど良いです。
もし、情報過多で伝わりにくい文章になってしまっていたとしても、それが理由で審査に落ちてしまうことはありませんので安心してください。
また、審査に通過して、いざビズリーチを利用するとなった際には、専任のキャリアコンサルタントが職務経歴書の添削もしてくれるため、情報を割愛しすぎて伝わらないくらいなら、少し大袈裟でも細かすぎるくらいに記載しておいた方が後々の転職活動もスムーズです。
ビズリーチの審査に落ちてしまう人の特徴④:年収やキャリアがビズリーチの基準に達していない
ビズリーチは年収500万円以上の求人を多数保有しているという特徴があります。
つまり、現年収の高い人材やキャリアのある人材を対象としています。
そのため、年収やキャリアがビズリーチの基準に達していない場合、審査に通りにくいことがあります。
また、自分のキャリア(現年収・ポジション、経験業務・保有スキル)、適性や志向を十分に把握していないがために、登録フォームで入力する情報が足りていない可能性があります。
前述していますが、転職活動を進めるにあたり、自己分析をしてなぜ転職をしたいか、転職するとした時の自分の強みは何か、などの点を振り返っておくことが重要です。
ビズリーチの審査に落ちてしまう人の特徴⑤:特殊な経歴・職種
一般的なキャリアパスから外れた特殊な経歴・特殊な職種を持っている場合、ビズリーチの審査に通るのが難しいことがあります。
特殊な経歴の場合、そもそもビズリーチ(ビズリーチに登録しているキャリアコンサルタント)が保有している求人と合致せず、転職サポートを実施することが難しい可能性があるためです。
ただ、どのような経歴や職種だと審査に通らないかということが明言されていないため、登録して審査を受けてみることは試してみる価値があります。
なぜなら、特殊な経歴や職種の場合、他の転職サイトや転職エージェントでも求人紹介が難しい可能性があるためです。
しかし、ビズリーチであれば2023年6月1日現在で約6,200名のヘッドハンターが登録(※)しているため、特殊な経歴や職種の人向け求人を保有しているかもしれないのです。
ビズリーチの審査に落ちた時の対処法
ビズリーチの審査に落ちてしまった場合、どのように対処すべき方法を4つ紹介します。
職務経歴書を書き直す
前段でも何度もお伝えしていますが、ビズリーチの審査に合格するためには、何よりも自己分析やスキル向上が必要です。
仮に自分の目の前にビズリーチの審査担当がいると仮定して、自身の過去の経験やスキルを十分にアピールできるように職務経歴書、自己PRを書き直しましょう。
ビズリーチの審査に落ちても何度でも再審査が可能
ビズリーチの審査は一度落ちてしまっても、いつでも再審査を受けることが可能です。
審査に落ちしてしまったことが通知されるメール文にも、再審査についての案内が明記されています。
再審査の流れはカンタンで、アップロードしてある職務経歴書を書き直し更新するだけです。
職務経歴書メニューの「編集する」ボタンから職務経歴書を修正し、変更を保存すると再審査に必要な準備が完了します。
職務経歴書を更新した後は、再審査の希望をカスタマーサービスまで連絡した後は、審査結果が届くまで待つのみです。
審査結果は概ね3営業日以内にメールで結果が届きます。
他の転職サイト、エージェントサービスに登録してみる
ビズリーチの審査に落ちてしまった場合、他の転職サイトやエージェントサービスに登録してみることもおすすめです。
特に転職エージェントであれば、職務経歴書の添削もしてくれますし、そもそも転職すべきかという相談をすることも可能です。
また、キャリア相談を通じて、アナタ自身のこれまで経験してきたことや保有しているスキルも見直すことができたり、転職して実現したいことに対して客観的な意見ももらうことができます。
転職活動というのは、他の人に相談しにくいこともあるでしょう。
そのため、第三者である転職エージェントなどを利用して、客観的でありながらも転職活動に精通した専門家の意見を聞くことが転職活動をスムーズに進めるコツです。
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ビズリーチ
年収500万円以上の高年収求人数を多数保有。職務経歴書登録でスカウト率がアップする。
ビズリーチの使い方と登録後の流れ
ビズリーチを活用するための使い方と登録後の一般的な流れについて説明します。
ちなみに、ビズリーチには無料版と有料版の2つがありますが、無料で使うための裏ワザはこちら。
ビズリーチって評判が悪いの?有料版を無料で使い倒す裏ワザ
登録・職務経歴書への記入・審査
ビズリーチを利用するには、まず無料会員登録が必要です。
以下のボタンからビズリーチの公式サイトにいき、登録フォームからメールアドレス入力、パスワード設定、現在の年収(手取額ではなく、源泉徴収票にある総支給額※税引き前の額)を選択します。
約5分のカンタン入力で完了し、登録・利用は完全無料です。
※「現在の年収」は、手取額ではなく、源泉徴収票にある総支給額(税引き前の額面)を書く。
※コンサルタント(ヘッドハンター)があなたのことを判断する材料は登録情報しかないため、漏れなく入力することが重要。
その後、審査が通過すればビズリーチを利用することができます。
アナタ自身で企業やヘッドハンターと直接やり取りするか、コンサルタントのサポートを受ける
ビズリーチには、アナタ自身で企業やヘッドハンターと直接やり取りをして進めるパターンとコンサルタントから転職活動のサポートを受けながら進めるパターンの2つがあります。
企業と直接やりとりする場合
スカウトに返信
アナタの職務経歴書を閲覧した企業からスカウトが届きます。
スカウトが届いた場合でも、人気の企業やポジションの場合には採用募集が締め切られてしまう可能性があるため、スカウトが届いたら可能な限り早めにスカウト内容を確認して返信するようにしましょう。
求人検索
条件(希望する職種やポジション、勤務地や年収、こだわり条件など)を指定して、求人を検索することもできます。
なお、「採用企業案件」のラベルがついた求人は企業が掲載しているものです。
公募・特集
期間限定で企業などが行う求人公募や求人特集などが公開されています。
ヘッドハンターのサポートを受ける場合
スカウトに返信
あなたの職務経歴書を閲覧したヘッドハンターからスカウトが届きます。
ポジションが充足する可能性があるので、気になるスカウトには早めに返信すること。
新規事業に関わる人材募集や役職者の募集など、秘匿性が高くスカウトに詳細を記載できない案件もあるが、ヘッドハンターに問い合わせれば詳細を聞くことが可能です。
スカウトが届くということは、アナタ自身が転職市場において価値が高い証拠となります。
市場価値を知ることで、今後のキャリアを考えるキッカケにもなりますし、転職時の年収交渉などにも役立つため、転職する気がなくてもスカウトは受け取る設定にしておきましょう。
実は、今すぐ転職する気はないけど、市場価値を知るためにビズリーチを使っている人が多いのです。
ヘッドハンターは転職市場に関するプロフェッショナルです。つまりヘッドハンターから数多くのスカウトが届く人材は、市場価値が非常に高いといえます。ただ、ヘッドハンターの持っている求人は、すぐに採用が充足してしまうこともあるため、気になるスカウトがあった場合は、まず返信してみましょう。
自分の希望がはっきりしているのであれば、届いたスカウトは全て確認しましょう。すぐに返信しないとしても、スカウト内容を確認することで自分の「どんな点が評価されているのか」が見えてくるはずです。
そのポイントを踏まえて、職務経歴書をさらに磨くことがおすすめです。ヘッドハンターは職務経歴書を更新した会員がわかるようになっていますので、更新することでアクティブユーザー(転職活動を積極的に行なっている求職者)として認識され、ヘッドハンターの熱量も上がります。
ヘッドハンターに会う
ヘッドハンターと面談をして、これまでのご経歴や希望の条件を伝えると、よりマッチした求人や、スカウトに詳細を記載できないような秘匿性の高い非公開求人を提案してもらえる可能性があります。
なお、現在は、ヘッドハンターとの面談もZoomやMeetなどでWeb面談も可能なため、在職中の方でも効率的に転職活動を進めることができます。
また、職務経歴書の書き方、面接対策などのサポートを受けられる場合があります。
企業との面談・面接
面接は、お互いを見極めるための選考の場となります。
事前に企業についてよく調べ、確認したいことや質問を整理して臨みましょう。
面談は選考ではありませんが、面接同様、事前準備が大切です。
ヘッドハンター経由の場合は、ヘッドハンターが面接日時の調整や面接対策などを行ってくれるケースがあります。
内定
内定通知が届いたら、記載されている条件などをよく読み、不明点があれば内定承諾前に企業に問い合わせましょう。
ヘッドハンター経由の場合は、年収などの条件交渉や入社日調整などをヘッドハンターに仲介してもらうことも可能です。
内定承諾
転職したい企業から内定通知が届いたら内定を承諾するか、辞退するか決めます。
なお、ビズリーチを通じて転職が決まった会員の場合、ビズリーチからお祝いを受け取ることができます。
詳細は、ビズリーチの公式ページを確認してください。
ビズリーチからのお祝い
入社
転職後も、自身の市場価値を把握するツールとしてビズリーチを活用することができます。
ビズリーチは職務経歴書を登録しておくことで、ヘッドハンターや企業から直接スカウトを受け取ることができるため、自身のキャリアにどんな市場価値があるのかを把握するには最適のツールともいえます。
そのため、転職先が決まった後も定期的にログインしたり、職務経歴書の更新をしておくと、市場価値を把握し続けることもできますし、もし次の転職活動したいとなった時にも職務経歴書を更新する手間が省けるのでおすすめです。
転職スケジュール
一般的に、転職は2~3カ月かかるといわれています。
退職交渉や引き継ぎは、キャリアを積んできたビジネスパーソンほど時間を要する可能性があります。
また選考は、回数が少なくスピーディーに進む企業もあれば、回数が多い企業もあります。
全体感を押さえたうえで、転職したい時期に合わせてえスケジュールを逆算することが大事です。
ビズリーチに関するよくある質問
ビズリーチに関する一般的な疑問について説明します。
今すぐ転職を考えていなくてもビズリーチに登録だけしてもいいの?
はい、今すぐ転職を考えていなくてもビズリーチに登録することは可能です。
登録だけしておいても問題ありません。市場価値を知るため、将来的な転職の機会を探るために、登録しておくといいでしょう。
ビズリーチで内定をもらえる確率は?
ビズリーチで内定をもらえる確率は応募者の経歴や要件に大きく依存します。
適格な経歴とスキルを持つ場合、内定を獲得する確率は高まりますが、絶対的な確率は明確には示されていません。
ビズリーチで登録した情報はどこまで公開されますか?
ビズリーチで登録した情報は、登録ユーザー以外には非公開です。
企業やヘッドハンターからのスカウトを受けるために、企業やヘッドハンターに開示する情報を選択することができます。
もし、在職中の職場に転職活動がバレることに不安がある人は以下の記事を確認してください。
ビズリーチに登録すると会社にバレる?バレにくくする5つの方法と対処法
ビズリーチのスマホアプリはある?
はい、ビズリーチにはスマートフォンアプリが提供されています。
アプリをダウンロードしておけば、通勤中などいつでもキャリア情報をチェックしたり、スカウトに応えたりすることができます。
ビズリーチはフリーターやニートでも使える?
ビズリーチは主に社会人経験や実務経験を持つプロフェッショナル向けのサービスです。
そのため、フリーターやニートの方には、他の求人情報サイトやキャリア支援サービスが適している可能性が高いです。
フリーターやニートの方におすすめの転職サイトやキャリア支援サービスは以下のページを確認してください。
フリーターから正社員になれる?おすすめ転職エージェント6選
ビズリーチは新卒でも使える?
使えます。
ただ、主に社会人経験を積んだプロフェッショナル向けのサービスのため、新卒向けの求人情報は提供されていないケースもあります。
ビズリーチに登録しても退会できる?
はい、ビズリーチに登録していても、いつでも退会することが可能です。
アカウント設定から退会手続きを行うことができます。
個人情報の取り扱いや退会手続きに関する詳細は、ビズリーチの公式ウェブサイトで確認できます。
ビズリーチを退会するとペナルティはある?
退会してもペナルティを受けることはありません。
ただし、再入会の際に再度審査が必要になること、プレミアム会員のステータスは再度課金しない限り消失してしまうこと、現在コンタクトを取っているエージェントと連絡を取ることはできなくなるため、退会前に注意しておきましょう。
ビズリーチ退会後に再度登録できる?
ビズリーチはいつでも再登録できますが、会員情報や職務履歴情報を最初から入力しなおす必要があります。
また、審査も再度行われるため、登録する情報によっては審査に落ちてしまう可能性もあります。
今後もビズリーチを使う予定がある場合は、退会するのではなくサービスを停止することをおすすめします。
ビズリーチの退会後に個人情報は削除される?
ビズリーチの退会時に削除される情報は下記の通りです。
氏名・メールアドレス・電話番号等に関しては削除されるとの記載はないため、退会してもビズリーチ上に残る可能性があります。
どうしても個人情報を削除したい場合は、下記のプライバシーポリシーに記載されている連絡先に連絡しましょう。