伊藤商事は大手総合商社として有名であり、本社は青山にあります。
現在でも三井物産や、三菱商事と並ぶ総合商社の1つです。
繊維部門や食料や生活資材、情報通信等の分野にも長けており、これからも総合商社会のトップを担っていく存在です。
そのため、転職先としても人気が高く転職サイトdodaが収集した「転職人気企業ランキング2020」では、第24位にランクインしています。
そこで、今回は伊藤忠商事が人気の秘密や伊藤忠商事の元従業員や元従業員の評判・口コミ、転職するために押さえておくべきポイントをお伝えします。
伊藤忠商事への転職を検討している人は必ずチェックしてください。
目次(気になる項目をクリック)
伊藤忠商事はこんな会社
伊藤忠商事は、みずほグループ(旧第一勧銀グループ)の大手総合商社です。
人々の暮らしを支えるさまざまな商品やサービスを提供するため、原料等の川上から小売等の川下までを包括的に事業領域としています。
基本情報
まずは、伊藤忠商事の基本情報を紹介します。
※伊藤忠商事の公式ページや信頼できる機関の情報を参照しています。
社名
伊藤忠商事株式会社
住所
〒107-8077
東京都港区北青山2丁目5番1号
設立
1949年12月1日
資本金
253,448百万円
代表者
代表取締役会長CEO 岡藤 正広
事業内容
繊維、機械、金属、エネルギー、化学品、食料、住生活、情報、金融の各分野において、国内、輸出入および三国間取引を行うほか、国内外における事業投資など、幅広いビジネスを展開。
伊藤忠商事の事業内容
伊藤忠は1997年からカンパニー制を導入しており、現在は以下7つのカンパニーからなります。
他商社と比べて「非資源分野」に強いのが特長で、その中でも特に生鮮食品・加工食品などを扱う「食料カンパニー」が主力事業です。
1.繊維カンパニー
これは伊藤忠商事の中でも特に強みとも言える部門であり、衣料用素材や繊維の資材などを取り扱っています。
ここから洋服の製品開発や販売までも手がけています。また欧米などのブランドを日本に展開させる事業も行っています。
伊藤忠商事の業績を伸ばし続けられる理由はこの部門にあると言っても過言ではありません。
2.機械カンパニー
ここではプラント、船舶、航空機等を取り扱っており、機械を使った医療ビジネス分野などにも事業展開をしております。
また、環境関連事業や再生可能エネルギー事業など、新しい分野にもチャレンジし続けています。
3.金属カンパニー
ここでは世界各地と鉄鉱石や石炭のルートを行ったり、太陽光やバイオマスなどの再生可能エネルギー開発にも取り組んでいます。
こういった部門を取り扱っていることによって社会貢献が大きいことがわかるかと思います。
4.エネルギー化学品カンパニー
ここでは原油や石油、天然ガスのトレードを行っており、電子材料や有機化学品などのトレードも行っております。
5.食料カンパニー
詳しく説明しなくても理解できるかと思いますが、私たちの普段食べているような食品の原料調達や製品加工、流通まで取り扱っています。
この分野も伊藤忠商事を継続させている部門の1つかと思います。
6.住生活カンパニー
ここでは木材や紙、ガラスやセメントなど生活に必要不可欠なもの取り扱っています。
この素材から不動産事業や建設事業にも関わることもあります。
海外に物件を見つけ、日系企業に紹介すると言う仕事もになっています。
7.情報金融カンパニー
情報部門ではインターネット関連サービスを行ったりITソリューション事業や放送通信事業も行っております。
一方の金融分野では、保険事業を行ったり、ファイナンス事業行ったりとにかく幅広く活躍しています。
以上が伊藤忠商事が主に行っている事業です。
とにかく幅広い事業行っていると思った人が多いのではないでしょうか。
大手の企業とだけあって、多くの部門を取り扱っています。
伊藤忠商事のメッセージ
次に伊藤忠商事が掲げているメッセージや企業理念を紹介して行きます。
最近では、転職活動のときに年収や残業といった労働条件に加えて、企業方針やビジョンを転職先を選ぶ時の基準にする人も増えています。
転職を検討している人は参考にしてみてください。
コーポレートメッセージ
ひとりの商人、無数の使命
コーポレートメッセージとは、企業としてお客様に伝えたいメッセージ、キャッチフレーズのことを指します。
企業理念や商品・サービスにかける想い、自らのあるべき姿、今後のビジョンなどを端的にまとめ、わずか数文字に凝縮したもの。
その企業そのものを表す一言といっても過言ではありません。
このコーポレートメッセージは、企業理念である「豊かさを担う責任」に込めた意図をわかりやすく示す言葉であり、伊藤忠商事の存在意義を広く社会に伝える言葉です。
変化する社会からの要請に応え、商いの先に広がる豊かさを提供し続けるため、そして更なる上位を目指すために、社会や社員と共有できる価値観、つまり、「伊藤忠らしさ」を表しています。
伊藤忠商事の強さ、それは卓越した「個人の力」にあります。
「野武士集団」とよく評されるように、豊かな個性を持った人の集まりであること、自由闊達な風土を持った組織であること、「個の力」が強いことを意識しました。
社員一人ひとりが、ビジネスの現場で、マーケットが求めている商品やサービスをお届けし、広く社会に豊かさを提供し続けること、また「商うこと」の先に広がる豊かさを提供していくことが、社会に存続を許され続けるためには不可欠です。
これらはまさに、創業者である伊藤忠兵衛をはじめとする近江商人の経営哲学である「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」と一致する持続的発展の道筋であり、当社が果たすべき「使命」です。
我々は日本を代表する総合商社としてこれからも常に「商人魂」を原点に据えながら、売り手にも、買い手にも、世間にも、より善い商いをめざし、社会に対しての責任「無数の使命」を果たして参ります。
企業理念
三方よし
伊藤忠グループは、創業者・伊藤忠兵衛の言葉から生まれた「三方よし」の精神を新しい企業理念に掲げます。これは、1858年の創業以来、伊藤忠の創業の精神として現在まで受け継がれ、そして未来においても受け継いでいく心です。
「売り手よし」
「買い手よし」
「世間よし」自社の利益だけでなく、取引先、株主、社員をはじめ周囲の様々なステークホルダーの期待と信頼に応え、その結果、社会課題の解決に貢献したいという願い。
「三方よし」は、世の中に善き循環を生み出し、持続可能な社会に貢献する伊藤忠の目指す商いの心です。
※「三方よし」は、「売り手よし」「買い手よし」に加えて、近江商人がその出先で地域の経済に貢献し、「世間よし」として経済活動が許されたことに起源があり、現代サステナビリティの源流ともいえるもの。初代伊藤忠兵衛の座右の銘「商売は菩薩の業、商売道の尊さは、売り買い何れをも益し、世の不足をうずめ、御仏の心にかなうもの」が、その起源とされている。引用:伊藤忠商事_会社情報
伊藤忠の働き方改革
続いては、伊藤忠ならではの働き方改革に向けた取り組みを紹介します。
伊藤忠では、
厳しくとも、働きがいのある会社
を目指しているようです。
朝型勤務
午後8時から午後10時までの勤務は原則禁止、午後10時から翌日午前5時までの勤務は禁止となっています。
逆に午前5時~午前9時は深夜勤務と同じ割増手当が付くようにし、さらに午前8時までに出社した社員には軽食を無料で提供することで、夜型の働き方を朝型に切り替えることを促しています。
一連の施策の導入で、今では午後8時以降に残業をする社員はわずか5%。
午前8時より前に出勤し仕事を開始している社員は全体の半数近くになっているとのことです。
また、残業時間も導入前に比べて約10%強も減少しているようです。
110運動
朝型勤務によって残業時間が減少した分が飲み会にあたってしまっては、効率的で健康的な働き方ができないという考えのもと、飲み会についても改革がなされています。
具体的には、社内外に関わらず飲み会は「1次会のみ午後10時まで」を全社的な行動規範として徹底しています。
伊藤忠商事では、この運動のことを110運動と呼んでいます。
脱スーツ・デー
カジュアルな服装を社員に奨励する「脱スーツ・デー」というものが2017年6月から始まっています。
当初は金曜のみでしたが、現在は火曜~金曜に拡大されています。
百貨店のスタイリストに社員のトータルコーディネートを依頼、選んでもらった装い一式を会社負担で無償提供するプログラムや、新しいスタイルを体感してもらうプログラムも実施されています。
これは、お客様や周りの人との関係性を意識しながら、明日の服装をどうしようかと考えることで、柔軟な発想力を養い、斬新な仕事のアイデアを生み出しやすい職場環境をつくるという考えから生まれた取り組みです。
がんとの両立支援
社員ががんに怯えることなく、負けることなく、働き続けられる環境を作ることが社員の意欲や組織の活力を生むものと判断し、社員のがん予防・治療の強化にも取り組んでいます。
具体的な取り組みとしては、以下の4つが取り組まれています。
(1)国立がん研究センターとの提携によるがん検診の義務化
(2)高額な高度先進医療費の全額補助
(3)がんとの両立支援体制構築
(4)子女育英資金の拡大
職場の仲間がその社員を支え応援し、自分の居場所はここだと実感できる体制を作ること、そのような職場を作ることが大切だと考えられています。
日吉独身寮
神奈川県横浜市に会社から通勤30分の距離に約360名が入居できる男子独身寮が2018年3月に新設されています。
社員の健康に配慮した朝食・夕食を提供する食堂や、多目的集会室、研修室、サウナ付大浴場、ライブラリー、各階のコミュニケーションスペース(カフェ、バーコーナー、リラックスラウンジ、オープンテラス) などの共有設備に加え、カーシェアや近隣のフィットネスクラブも利用することができます。
年代や部署を超えた「タテ/ヨコ/ナナメ」のコミュニケーションを取りやすい環境を設けることで、寮を社員教育の場としても活用し、人的ネットワークの構築を図っています。
伊藤忠商事の評判・口コミ
伊藤忠商事の事業内容やコーポレートメッセージを紹介してきました。
ここからは、実際に伊藤忠商事で働いている人(働いていた人)の評判や口コミから、伊藤忠商事がどのような会社なのかということをみていきたいと思います。
なお、良い口コミは赤線、悪い口コミは青線で囲っています。
給与についての評判・口コミ
毎年会社の業績に応じて多少の増減はあるものの、近年は安定的に利益を出しているので、収入は安定している。
同年代と比較した場合女性であればかなりの額を頂けているとは思う。
休日出勤にも不満はない。
もう少し自身がスキルアップ出来て資格を取得出来れば昇給もあるのかもと期待はある。
残業代に及んでも不満はない。
あと、はじまりの時給がわりと安めです。
各部署、はじまりの時給はほとんど一緒ですが、仕事量などは、部署によって全然違います。
はじめの一年はなかなか上がることはないので、それまでは仕事量が多くても我慢が必要です。
職種別平均年収
営業系
867万円
企画・事務・管理系
731万円
販売・サービス系
450万円
クリエイティブ系
700万円
IT系エンジニア
850万円
残業・休日休暇についての評判・口コミ
自分は嘱託で在籍していたのは、2013年までなので岡藤社長の改変が行われる前であるが、現在の方が更にメリハリがあると現職の知り合いから聞いていますね。
また早めに帰社する場合でも自己裁量で早朝残業(朝食支給)をすることが可能で、他社に先駆けて様々な取り組みを行っています。
それ以降残業する場合は申請が必要なのでよほどの事がない限り8時までしか残業はできないのです。
プライベートが充実できます。
また商社ならではなのでしょうが、時差のある国との取引がある部署等は適応されていないのが現状です。
また早朝残業導入のため、朝食を用意されるグループ会社の方々が長時間労働になっていますがケアされていあいのが気になります。
また、海外出張の場合は、移動を伴うため、土日が潰れることもあるらしいです。
それで仕事が終わらない場合は朝5時から朝食付きで会社に行く事ができます。
社員ですと、朝出勤すると給料でプラスに反映されるのですが、派遣社員はそのような事はなく、通常の残業代として反映されるので、あまり朝来る人はいません。
福利厚生についての評判・口コミ
特に、ディズニーの割引やホテルの宿泊割引は、嫁にとても好評でした。
後は、他社と同じで、定期健康診断やスタッフの健康管理を気にしてもらうくらいでした。
正社員は様々な福利厚生が受けられるのでしょうが、私は契約ですので記載させて頂いた内容以外の福利厚生の恩恵を受けたことはありません。
ただ、こういった制度の充実していない会社で勤務してはじめて有り難さに気づくかと思います。
伊藤忠商事の子会社の派遣会社ですら通う事ができないので、こちらはなんとか有料でもいいので通えるようにしてもらいたいです。
ワークライフバランスについて評判・口コミ
そんなに商社だからと言って優秀すぎてスポーツ、語学などなんでも屋の職員は絶対に居ないし有りうるはずもない。
みんな、語学は疎く本部に数人しかいないエリート層しか海外取引を任せられない現実がある。
新卒入社後数年間はつまらないと感じることがあるかもしれませんが、なんといっても大手総合商社の仕事です。
小さな仕事でも取引先に影響与えるところは少なくありません。
そういう自覚をもって仕事をするとかなりのめりこめると思います。
人事異動も部署の上司の恣意的な要素が強く、予測不可能。
会社の雰囲気についての評判・口コミ
実際の商談よりは、会食などの機会も多い。
もちろん分からない事は質問すれば教えてもらえます。
先輩社員も同様にかつかつに業務で埋まっているので、ゆっくり話を聞く時間もないので、自分で考えて勉強するしかない。
すこしは残業できる時間を与えてあげたい。
女性の働きやすさについての評判・口コミ
体力勝負なので、出世は難しいです。
評判・口コミまとめ
給与・福利厚生
仕事のやりがい・成長
人間関係・社員の雰囲気
その他
伊藤忠商事への転職には転職エージェントを活用すべき4つの理由
伊藤忠商事への転職することを検討している人は、必ず転職エージェントを活用すべきです。
転職エージェントを使うべき理由は、下記の4つです。
- 伊藤忠商事の職場状況(雰囲気や業務内容)を詳しく教えてくれる
- 登録した人限定の非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
- 業界、職種、会社に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる
- 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる
理由1. 伊藤忠商事の職場状況(雰囲気や業務内容)を詳しく教えてくれる
転職エージェントは、掲載している企業の実情を熟知しています。
企業の職場状況を知るために人事担当だけでなく、取締役や求人を募集している部署の部長、その部署で働く社員へヒアリングをしています。
- 「職場の雰囲気は?」
- 「具体的な仕事内容は?」
- 「入社1年以内の離職率は?」
- 「評価の仕方は?」
- 「残業はどれくらい?」
- 「中途の割合は?」
- 「どこから転職してきた人が多い?」
- 「経営層はどんな人?」
などのことをヒアリングしています。
このような情報は、求人サイトや企業のページには記載されていないことが多いため、エージェントを使うメリットといえるでしょう。
また、エージェントは業界、職種別に担当が分かれていることが多いです。
そのため、エージェント自身が転職を検討している業界・職種の経験者である可能性が高く、業界や企業の内情に詳しいです。
理由2. 非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
事業戦略(上場を控えている、新規事業のリリースなど)の諸事情で表立って募集することはできないが、こっそり採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
高年収求人や管理職などといったレアな求人であることが多い。
転職エージェントであれば、伊藤忠商事の非公開求人を保有している可能性が高いです。
たとえ非公開求人の募集がなかったとしても、これまでの経歴やスキルが高ければ「〇〇の経験がある・・・、〇〇というスキルを持っているので、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に提案してくれるケースも沢山あります。
そのため、企業のホームページや求人サイトを見て「転職したい企業の求人がない」と思ったら、転職エージェントに相談して非公開求人を探すことをおすすめします。
理由3. 業界、職種、会社に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる
転職エージェントは、今までの多くの求職者の転職をサポートし転職を実現させているため、選考を突破するためのノウハウを持っています。
具体的には、過去どのような人が採用されたのか、採用されなかったのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを転職エージェントは蓄積しているのです。
そのデータをもとに模擬面接を行い、志望動機の伝え方や質問に対する回答の仕方をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては、面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあります。
そのため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で失敗してしまったとしても、エージェントの提案力で面接を通過させるといった事象は日常的に起きています。
エージェントを使うことで、内定をもらえる確率が飛躍的に向上します。
そのため、自分で応募する人と比べ、圧倒的に転職活動を有利に進めることができます。
また、自分で求人に応募する場合、選考の途中で多数の応募者のなかに埋もれてしまうことがあります。
特に人気企業(大手や話題のベンチャー)や人気職種(事務や新規事業担当)などの場合は埋もれてしまう可能性が極めて高くなります。
しかし、エージェントは企業の人事担当者との人脈があるため、企業に向けてあなたを推薦をしてくれるため、埋もれてしまうことはありません。
理由4. 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる
年収交渉は「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」、「どれくらいの年収なら受け入れてくれるだろう…?」などと個人では難しいです。
なぜなら、自分で企業へ応募する場合は最終面接の場で入社同意書を書かされるタイミングが年収交渉のタイミングであることが多いからです。
このタイミングで年収交渉をしなければ、年収を交渉する機会をもらうことはできないと言っていいでしょう。
しかし、転職エージェント経由であれば、面接後に最終的な回答をエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことも可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
また、内定をもらった後も転職エージェントはサポートしてくれます。
「いま勤めている会社の退職の手続き(退職代行)」や「転職先の入社日をいつにするか調整(入社日調整)」なども転職エージェントが代わりに行ってくれるため、スムーズに転職活動を終えることができるのです。
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伊藤忠商事での転職エージェント7つの活用術
転職エージェントを使うべき理由は前述したとおりですが、さらに転職を有利に進めるためにエージェントを使うときに押さえておくべきことを7つ記載しておきます。
1.転職希望時期は「良い求人があればすぐにでも」と言っておく
転職エージェントもビジネスであり、売上目標に追われていることを覚えておきましょう。
担当者との最初の面談では「転職はいつ頃の時期で考えてますか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良い求人があればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすることで、あなたの転職をサポートすることで会社の売上にも繋がると考え、優先順位をあげて対応してもらうことができます。
すぐに転職をするということでなくても、転職エージェントへ答える転職時期としては、「3ヶ月以内」と答えておくといいでしょう。
2.担当エージェントが合わなければ勇気をもって変更する
担当エージェントが「希望条件に合わない求人ばかりを紹介してくる…」や「無理やり転職させようとしてくる」などの場合は、担当を変更してもらいましょう。
実は、担当エージェントを変更することは、日常的に行われています。
とは言っても、直接「担当を変更してほしい」というのは気が引けるという人もいるかと思います。
そのような場合は、メールで担当変更の依頼することをおすすめします。
それも難しいという人は、転職サイトに設置されている「お問い合わせ」で問い合わせるか、あらかじめ他の転職サイトにも登録して保険をかけておくようにしましょう。
いつもお世話になっております。
現在、転職をサポートして頂いている○○(名前)です。
担当していただいている○○様には丁寧にサポートしていただき感謝しております。
しかし、転職活動での不安が大きく、他のエージェントの方のご意見も伺えればと思っています。
可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいエージェントの方に担当をしていただきたいと思っております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇 〇〇(名前)
3.経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについて、履歴情報が残ります。
現役のエージェントの人から聞いた話によると、エージェントの2年前の登録情報と今回の登録情報が違うと言ったことがあるそうです。
この場合は経歴やスキルの虚偽報告をする信用ができない人材として、紹介する求人を限定的にするなどの判断をすることもあります。
そのため、登録する経歴やスキルなどは正直に書くようにしましょう。
4.推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のエージェントは200字〜1000字であなたの推薦文を書いてくれますが、あまり優秀ではない担当者の場合、経歴をそのまま書き写すだけだったり、パッと見た印象だけの推薦文を書くなどといったケースがあるのです。
そのため、自分をどのような推薦文で企業に推薦してくれているのか確認するようにしましょう。
エージェントに推薦文を確認する例として「面接時に相違があると困るので推薦文を見せていただけますか?」や「自分を見直すために、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」とお願いしてみましょう。
5.同じ求人に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と各社の担当エージェントに連絡が入ることがあります。
そのようなことがあると、企業・エージェント両者に不信感を与えることとなり、企業へ再応募することはもちろん、内定をもらった企業の内定が取り消しされたりすることもあります。
二度と転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなってしまう可能性もあるため、転職エージェントには応募している企業を伝えるようにしましょう。
6.内定が出たら、他のエージェントにも話を聞いてみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、内定を持っていることを正直に伝えた上で、別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
他のエージェントの意見を聞くことで、もっとあなたのキャリアにふさわしい求人を発見することができたり、内定を持って余裕のある状態なので冷静な判断をすることができます。
この行動をしたことによって、内定を辞退することになったとしても、罰則やペナルティなどはもちろんありません。
せっかくもらった内定を辞退するのは心苦しいことですし、別のエージェントに聞きに行くなんて面倒なことでもありますが、後悔せずに納得のいく意思決定をするためには有効な方法です。
7.応募フォームの備考欄に希望するエージェントを記載する
応募フォームの備考欄は任意項目になっているため、ほとんどの人が記入していません。
しかし、だからこそ備考欄に希望するエージェントを記載しておけば、その情報を参考にあなたに合ったエージェントを担当にしてくれます。
例えば、「転職によって年収をあげたい」「年収交渉に強いエージェントに担当してもらいたい」や初めての転職なので実績のある頼れるエージェントにお願いしたいということであれば「100人以上の転職サポート実績があるエージェントを希望」など、転職エージェントに求めていることを記載しておきましょう。
希望する条件や担当を記載しておくことで、優秀なエージェントに担当してもらえる可能性が高くなります。
伊藤忠商事への転職でおすすめ転職エージェント
伊藤忠商事への転職を検討している人のために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
おすすめ転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は1分程度、完全無料で利用できます)
そのため、効率的かつ気軽に転職活動を進めることも可能です。
公開求人数:約460,000件
非公開求人数:約230,000件
年間登録者数:約45万人
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
転職成功実績No.1
圧倒的な求人数を保有しているのは、人材業界最大手のリクルートが提供するサービスならでは!
求人数だけでなく企業への交渉力にも定評があり、転職成功実績No.1。
リクルートエージェントに登録しておけばリクナビNEXTも併せて利用することができるため、自分のペースで求人を探しつつ、エージェントからの求人を紹介してもらったり、履歴書・職務経歴書の添削、企業別の面接対策を受けることで、効率的に転職活動を進めることができる。
好条件な求人が多い非公開求人も20万件以上と業界最大級
幅広い業種、職種の求人を取り扱っており、なかなか自分の希望を満たす求人が見つからないという人でも、希望条件を実現できる好条件求人を紹介してもらえる可能性が高い。
『年収600万円以上』や『3ヶ月分の賞与支給』などの好条件求人や『人気企業』や『大手優良企業』の求人が多いとされている非公開求人の保有数は10万件以上!
面接通過率を17%以上もUPさせる面接向上セミナーも人気
リクルートエージェントでは、面接力向上セミナーを定期的に実施しており、受講者の面接通過率を17%以上もUPさせている実績がある。
セミナー受講者は年間約1万7000人は受講し、満足度は97%*と好評。セミナー会場が遠方の人や仕事の隙間で参加したい人向けにオンラインセミナーもあり。
セミナーを受講しておけば、面接への苦手意識や不安がある人でも自信を持って転職活動を進めることができる。
転職を検討しているのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェント。
公開求人数:約130,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:約115万人
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
自分でコンサルタントを選ぶことができる
ビズリーチなら、転職サポートしてもらうコンサルタントを自分で選ぶことができる。
なお、コンサルタントはビズリーチ独自の厳しい審査基準を満たさないとコンサルタント登録することができない仕組みとなっている。
また、登録した後も四半期ごとに審査があり、紹介実績や利用者からのアンケートなどによってS~Dまでランク分けがされている。
求職者は、コンサルタント一覧から事前に担当コンサルタントを指名することができるので、コンサルタントとのミスマッチを防ぐことができる。
企業やコンサルタントから直接スカウトが届く
ビズリーチに登録しておけば、企業やエージェントから直接スカウトが届くため、自分の市場価値やどんな企業の求人があるのか知ることができる。
受け取るスカウトに関しては、希望する条件とのマッチ度やコンサルタントのランクによっても絞り込むことができるため効率的にスカウトを確認可能。
また、特定の企業を除外したり、相性が良くないと感じたコンサルタントからのスカウトをブロックすることもできるため、しつこくメールが届くことも防げる。
スカウトをもらえる数が大幅に変わるため、必ず簡易職歴書(全27問)まで記載することが重要。
保有している求人のほとんどが年収500万円以上
ビズリーチの取り扱っている求人のほとんどが年収500万円以上の高年収求人となっている。
高年収求人の中には2,000万円以上の求人や役職者向けの求人もあるため、年収アップしたい人だけでなく、年収を維持させたい人も登録必須。
また、他の転職エージェントに比べて、管理職や外資系企業の求人も多数保有しているため、情報収集としても活用できる。
※マイナビのプロモーションを含みます。
公開求人数:約66,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:6万人
サポートが得意な年代:20〜30代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
職種に特化したエージェントが転職をサポート
マイナビエージェントでは、業界や職種によって担当するエージェントが分けられており、転職を考えている業界や職種に合わせたキャリア相談が可能。
そのため、各業界や職種の専門知識や転職動向などを加味したアドバイスをしてくれるため、転職したらどうなるか具体的にイメージがしやすい。
特に転職活動が初めての20代や第二新卒からの人気が高い。
転職前に職場の雰囲気や業務内容を詳しく分かる
就活や転職サービス事業を幅広く行なっているマイナビグループだからこそ、全国の大手企業や人気ベンチャー企業などと信頼を築いてる。
また、エージェントは各企業に直接訪問し、人事や事業部長、現場の社員から職場の状況をヒアリングしているため、転職する前に職場の雰囲気・具体的な業務内容、人事評価制度、事業の成長性を詳しく知ることができる。
そのため、転職した後のミスマッチも少ない。
面接の日程調整や退社手続きも手伝ってくれる
マイナビエージェントの転職サポートは、初めて転職する人にも丁寧で親切との定評がある。
具体的には、面接の日程調整や円満退社するためのアドバイスや準備しておくべき書類などを教えてくれる。
また、転職した後も定期的に連絡をして、転職する前のイメージとズレていないか、人間関係で悩んでいることはないか、残業や休日などに不満はないか、などといったことの相談に乗ってくれる。
不安なことや不満があるけど、直接企業に聞きにくいという場合には、エージェントが代わりに企業に伝えてくれることも。
公開求人数:約260,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
dodaだけで紹介してもらえる求人が約9割
10万件以上の求人を保有しているが、そのうち約9割がdodaでしか見ることができない独占求人や一般には公開されていない非公開求人となっている。
独占求人の中には、高待遇ポジション求人や新規事業の立ち上げなど、転職者から人気の高い求人も多数。
リモートワーク可能な企業、副業を推奨している企業など、こだわりの希望条件がある人にもおすすめ。
求人サイトとエージェント機能の両方を併せ持つ
dodaでは、自分で希望条件で求人を検索することもできるし、エージェントに希望条件を伝えて求人を紹介してもらうことの両方の利用方法ができる。
doda独占求人や非公開求人はエージェントからしか紹介を受けることができないため、エージェントの利用がおすすめですが、まずは求人だけ見てみたいという人は自分で検索することも可能。
毎週月曜日と木曜日に求人が更新されるので、そのタイミングで求人をチェックしてみると思いがけない求人と巡り会えることも。
年収診断や適職タイプ診断などのコンテンツも人気
年齢や職歴などを入力することで適切な年収を診断することができる年収診断、約60問の診断項目に回答することで自分に適した仕事が分かる適職タイプ診断など、転職先を検討する際に役立つコンテンツが充実している。
なんとなく今のまま仕事を続けるのは不安だけど、具体的にやりたい仕事があるわけでもないと悩んでいる人は、dodaのコンテンツを通じて転職活動をする軸を考えてみることがおすすめ。
公開求人数:約20,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開
得意な年代:20代後半〜50代前半
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
外資・グローバル企業に強い
ロンドン発祥の転職エージェントであり、日本を除く11カ国に拠点もあることから独自のネットワークを活かした外資系や海外企業への転職に強みを持つ。
「P&G」や「プルデンシャル生命」といった海外でも有名な企業だけでなく、「トヨタ」「パナソニック」「ヤフー」などの日本国内の有名企業の求人も保有している。
コンサルタントから紹介してもらうことができる非公開求人が多いことも特徴的であり、登録しておくことで他の転職エージェントサービスでは見つけられなかった求人と巡り会える可能性が広がる。
年収アップ、キャリアアップできる可能性が高い
公開求人だけでも年収500万円以上が基準となっており、非公開求人の中には年収800万円以上の高年収求人も多数ある。
これまでの経験やスキルを武器にさらなる年収アップを狙いたい人にはチャンスが多いエージェントサービス。
ただ、管理職や専門職の求人情報がメインになり、即戦力としての活躍を期待している企業が多いことから経験者には適しているが、未経験の職種にチャレンジしたい人にはあまり適していない。
紹介してくれる求人のマッチ度が高い
JACリクルートメントは大手エージェントサービスの中では珍しく、企業側と求職者側の対応を同じアドバイザーが行なう「両面型の転職エージェント」となっている。
両面型のメリットとしては、企業の社風や仕事内容をコンサルタントが熟知しているからこそ希望する条件と紹介する求人のマッチング精度が高められること。
また、求職者としては企業が求めている人物像や評価される経験やスキルなどのリアルな情報が手に入る。
そのため面接でズレのないアピールができ、結果として面接通過率を上げられる可能性も高くなる。
英語面接などの対策に親身に取り組んでくれるため、外資系企業にはじめて挑戦する方でも安心して転職活動に臨める。
公開求人数:約538,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開(累計1,000万人以上)
サポートが得意な年代:20〜60代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
毎週約2,000件の求人が追加
業界最大級の掲載求人数を誇り、毎週約2,000件の新着求人が追加される。
また、掲載求人のうち85%がリクナビNEXTにしか掲載していない求人なので、他の転職サイトでは希望条件通りの求人が見つからなかった人でも、理想の求人が見つかる可能性が高い。
エージェント機能はないため、非公開求人や面接対策などのサポートを受けることができないため、他の転職エージェントと併用して利用するのがおすすめ。
気軽に情報収集ができる
自分のペースで気軽に求人を検索したり、応募したりできる。
職務経歴を登録しておけば、企業からスカウトメールが届くこともあるため、どんな企業があなたに興味を持っているか把握することもできる。
新卒で商社行きたいと思ってたけど、中途でもいけるのかな…
大いに可能性はあります。
なぜ商社に転職したいかという理由にもよりますが、人材不足は商社でも同じです。
現役で転職エージェントをやっている友人に聞いたのですが、他の業種に比べると倍率が高いことは事実なので、キャリアやスキルの棚卸しは入念にしておくといいみたいです。
志望動機も大切ですが、どれだけ自分のことを理解しているかを重要視する採用担当者が多いとも言われています。
大いに可能性はあります。
なぜ商社に転職したいかという理由にもよりますが、人材不足は商社でも同じです。
現役で転職エージェントをやっている友人に聞いたのですが、他の業種に比べると倍率が高いことは事実なので、キャリアやスキルの棚卸しは入念にしておくといいみたいです。
志望動機も大切ですが、どれだけ自分のことを理解しているかを重要視する採用担当者が多いとも言われています。