最近は、転職先として大学職員の人気がとても高くなっています。

人気が高くなっている理由としては、『高年収が期待できること』『プライベートを充実できる労働体制』の2つが大きな理由となっています。

しかし、大学職員の求人は民間企業のように一般の求人サイトではなかなか見つけることができなかったり、見つけたとしても転職難易度が高い傾向があります。

転職倍率として、*100倍を超える大学もあるようです。

*1つの採用枠に対して100名の応募者がいるということ

そこで、この記事では、大学職員が『人気の理由』『大学職員として働くメリットやデメリット』そして、『大学職員になるために押さえておくべきこと』を紹介していきます。

ワンポイント転職活動アドバイス

転職を成功させるためには、下記の3点を必ずやっておきましょう。

  • 最低2〜3つのサイトに登録する
  • 面談で希望条件を伝えておく
  • エージェントからの紹介求人を週一でチェック
  • 現在は、エージェントとの面談もWeb面談が主流となっています。

    Web面談なら、在職中でも転職活動がしやすいというメリットがあります。

    転職エージェントに登録しておけば、希望条件を満たす求人の紹介だけでなくスカウトなどを通じてあなたの市場価値を知ることもできます。

    勘違いされがちですが、転職エージェントに登録したからといって転職しなければいけないということではないのです。

    転職が当たり前になっている今の時代だからこそ、情報収集だけでもしておくことが重要です。


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    そもそも大学職員ってどんな仕事するの?

    大学職員とは、一言で表すと大学を運営していく上での管理業務や事務業務などの仕事をする人のことを指します。

    具体的な例でいうと、経理や広報、学生課の仕事などがありますが、他にも授業のカリキュラムを考えて講義の時間を割り振る、成績をまとめる、進路指導、留学生のサポート、学生寮の管理なども大学職員の業務としてされています。

    また、大学の広報窓口としてマスコミの取材に対応したりすることもあります。

    大学職員は、教授や准教授・非常勤講師といった教員とは違うため、研究や教育といったことをやることはありません。

    そのほかにもさまざまな業務をすることができる大学職員ですが、それぞれの具体的な説明はここで紹介すると長文になってしまうため、詳細を知りたい方は下記のページを参考にしてください。

    大学職員って何やってるの?【意外と知らない】仕事内容とは

    大学職員が人気の理由!メリット・デメリットを紹介

    さまざまな業務ができる大学職員ですが、民間企業と違う点はなんなのでしょうか?

    そこで、ここからは大学職員として働くメリット・デメリットを紹介していきます。

    これらのメリット・デメリットを知ることで大学職員が転職先として人気の理由もわかるってくることでしょう。

    大学職員で働く3つのメリット

    大学職員として働くメリットは大きく分けると3つです。

    1.高年収が期待できる

    大学職員の平均年収は約650万円です。(全国平均)

    なお、大学職員の年収は、国立大学か私立大学かによって大幅に異なります。

    国立大学の月収は約25〜35万円、私立大学の月収は約35〜55万円と月収に違いがあります。

    これらの月収に加えて、賞与(ボーナス)が含まれることになります。

    上記の月収を年収に換算すると、大学職員全体の平均年収が約650万円となり、国立大学でいうと約550万円という計算になります。

    大学の種類によって年収は異なりますが、民間企業を含めた社会人として給与を得ている人全体の平均年収が約430万円であるため、大学職員の平均年収はかなり高いといえます。

    年収の高い大学(国立編)TOP10
    1位:埼玉大学_651.0万円
    2位:東京芸術大学_645.5万円
    3位:東京医科歯科大学_639.3万円
    4位:電気通信大学_630,7万円
    5位:東京大学_630.6万円
    6位:名古屋工業大学_630.4万円
    7位:東京学芸大学_628.6万円
    8位:東京外国語大学_627.4万円
    9位:神戸大学_627.3万円
    10位:お茶の水女子大学_627.1万円

    参照:文部科学省
    年収の高い大学(私立編)TOP10
    1位: 関西大学_1,250万円
    2位: 明治大学_1,158万円
    3位: 中央大学_1,158万円
    4位: 立教大学_1,129万円
    5位: 早稲田大学_1,100万円
    6位: 同志社大学_1,058万円
    7位: 法政大学_1,033万円
    8位: 立命館大学_979万円
    9位: 関西学院大学_960万円
    10位: 慶應義塾大学_923万円

    参照:文部科学省

    2.プライベートも充実できる

    大学職員として働くメリット、魅力の2つ目として、勤務時間や休暇が安定していることがあります。

    多くの大学は勤務時間が9:00~17:00や8:30~17:30となっており、残業時間も民間企業と比較すると少ない傾向にあります。

    土曜日や夜間の出勤については、大学によっては授業などがあるためシフト勤務のこともあり、完全週休二日ではないケースもあるので、その点は転職先を選ぶ際に注意しましょう。

    また、大学によっては本格的に入試が始まる1月から入学・履修登録が完了する4月末くらいまでは繁忙期となるため、業務の内容にもよりますが、この期間は残業が多くなる傾向もあるので、転職前に確認しておくと転職してから後悔しなくて済みます。

    繁忙期は残業があることもありますが、反対に学生が夏休みや冬休みの期間中は、大学職員にも有給休暇とは別に10~20日間程度の休暇を取らせてくれる大学も多いようです。

    3.離職率が低い

    大学職員は、上記で紹介した2つのメリット(魅力)があるため、全体の離職率は低い傾向にあります。

    また、大学職員は女性が多く働いています。

    そのため、産前産後休暇や育児休暇が充実している大学は多い傾向にあります。

    育児休暇が明けてからも、時短勤務など融通の効きやすい勤務体系が用意されており、女性の離職率も民間企業と比べて低くなっています。

    大手民間企業にも上記のような制度を導入しているところもありますが、いざ育休や産休を取得しようと思ってもなかなか使いにくい社内の雰囲気や文化があったり、取得率が低いと言われていますが、大学業界では多くの女性職員がこういった休暇を取得しています。

    また、離職率が低い要因として、大学にもよりますが複数拠点がないかぎり転居を伴う異動もないため、安定して同じ土地に住めることを関係しています。

    *民間企業同様に、扶養家族が増えると家族手当が支給され、住宅手当も支給されます。

    大学職員で働く2つのデメリット

    大学職員として働くデメリットは人によっては違いますが、デメリットとして一般的にいわれることが多いものは大きく分けると2つです。

    1.年功序列だから給料が上がりにくい

    大学職員は、年功序列によって給料や役職が変化します。

    そのため、端的にいうと年齢(勤務年数)が全てです。

    民間企業は、努力次第で若い年齢でも給料を上げることや役職に就くことも*可能です。

    *会社の規模や内容によっても異なる

    しかし、大学職員は年功序列であるため、優秀で成果を上げたとしても昇進するスピードや給料アップ率には限界があります。

    給料や労働条件が安定している一方で、上記のような状況なので、たくさん活躍して大きく労働条件を変えたいという人には向いていない職業ともいえるかと思います。

    2.大きなスキルアップは望めない

    一概には言えませんが、大学職員の業務内容は決められた事務的な業務が多くなります。

    民間企業であればプロジェクトが立ち上がったり、チームで仕事を進めていく機会が多かったり、アイディアを考える機会を持つ機会も多くなりますが、大学職員の場合はアイディアや企画によって成果が上下するようなことはあまり考えられません。

    そのため、大学職員から転職したくなったとき、営業や企画といった経験やチームで仕事を進める経験を積んでいないと、転職先の候補となる職業の幅が狭くなる可能性があります。

    大学職員が向いている人は?

  • 主体的に行動することができる人
  • コミュニケーション力があり、周囲とのチームワーク・協調性を大切にできる人
  • 教育に興味がある、学生の成長に喜びを感じることができる人
  • 学校の教育理念を理解し、共感できる人
  • 教育現場を支えたいという想いがある

    大学職員は、業務を通して、大学生や大学院生の積極的な学びや研究者の充実した研究活動を支えることができます。

    教育に興味がある人、研究をサポートしたい人は直接的にも間接的にも大きなやりがいを感じられるので、教育現場を支えたいという想いがある人にはおすすめです。

    また、大学職員は研究者や学生にとって学びやすい環境を整えるという裏方としての側面が強いため、自分自身が華々しく活躍することよりも人のサポートをすることに喜びを感じられる人に向いている仕事といえるでしょう。

    世話好きで面倒見がいい

    大学職員は、大学生から直接、進路や留学に関する相談を受けるケースがあります。

    また、高校生向けの説明会やオープンキャンパスの際にも、高校生からの相談を受けることがあったり、学生や受験生の保護者と接する機会もあったりということもあります。

    そのようなケースに対して、相談に親身に乗ってあげることが求められます。

    そのため、世話好きで面倒見のいい人は、能力を十分に発揮することができる環境だといえます。

    迅速かつ丁寧に仕事を進められる

    大学職員の事務職は、正確性を求められることが多いです。

    たとえば、見積書の作成や重要書類の整理、勤怠管理などにおいてミスをすると、大きな問題に繋がってしまうことも。

    そのため、教員や学生を支える縁の下の力持ちとして、コツコツと作業を進められる人、迅速かつ丁寧に仕事を進められる人に適しています。

    大学職員はどこから転職する人が多い?

    事務:46.7%
    営業:26.7%
    ITエンジニア:13.3%
    美容・ブライダル・ホテル・交通:6.7%
    公共サービス:6.7%

    やはり、総務・経理といった事務職から大学職員になる人が多いようです。

    参照:当サイト実施アンケート調査より

    大学職員の求人ってどんなのがあるの?

  • 初年度年収平均:380万円
  • 年間休日120日以上
  • 原則定時退社
  • 職種未経験歓迎
  • 第二新卒歓迎
  • 学歴不問
  • 平均年収はそこまで高くないものの、定時退社や年間休日が多いなど、仕事とプライベートを両立できそうな条件の求人が多い傾向にありました。

    また、未経験の人第二新卒の人も歓迎している大学が多いということも特徴的です。

    大学職員への転職には転職エージェントを活用すべき4つの理由

    大学職員への転職を検討している人は、必ず転職エージェントを活用すべきです。

    転職エージェントを使うべき理由は、下記の4つです。

    4つの理由

    1. 大学の職場状況(雰囲気や業務内容)といった実情を教えてくれる
    2. 登録した人限定の非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
    3. 大学職員に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる
    4. 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる

    理由1. 大学の職場状況(雰囲気や業務内容)といった実情を教えてくれる

    転職エージェントは、掲載している大学内の実情も熟知しています。

    大学の職場状況を知るために人事担当だけでなく、取締役や求人を募集している部署の部長、その部署で働く社員へヒアリングをしています。

    • 「職場の雰囲気は?」
    • 「具体的な仕事内容は?」
    • 「入社1年以内の離職率は?」
    • 「評価の仕方は?」
    • 「残業はどれくらい?」
    • 「中途の割合は?」
    • 「どこから転職してきた人が多い?」
    • 「経営層はどんな人?」

    などのことをヒアリングしています。

    このような情報は、求人サイトや大学のホームページには記載されていないことが多いため、エージェントを使うメリットといえるでしょう。

    また、エージェントは業界、職種別に担当が分かれていることが多いです。

    そのため、エージェント自身が転職を検討している業界・職種の経験者である可能性が高く、業界や企業の内情に詳しいです。

    理由2. 非公開求人を紹介してもらえる可能性がある

    転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。

    非公開求人とは
    諸事情で表立って募集することはできないが、こっそり採用したい大学がエージェントに依頼する求人。
    高年収求人や管理職などといったレアな求人であることが多い。

    転職エージェントであれば、人気の高い私立大学などの非公開求人も保有している可能性が高いです。

    たとえ非公開求人の募集がなかったとしても、これまでの経歴やスキルが高ければ「〇〇の経験がある・・・、〇〇というスキルを持っているので、採用しませんか?」と、転職エージェントが大学に提案してくれるケースも沢山あります。

    そのため、大学のホームページや求人サイトを見て「転職したい大学の求人がない」と思ったら、転職エージェントに相談して非公開求人を探すことをおすすめします。

    理由3. 大学に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる

    転職エージェントは、今までの多くの求職者の転職をサポートし転職を実現させているため、選考を突破するためのノウハウを持っています。

    具体的には、過去どのような人が採用されたのか、採用されなかったのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを転職エージェントは蓄積しているのです。

    そのデータをもとに模擬面接を行い、志望動機の伝え方や質問に対する回答の仕方をあなたと一緒に考えてくれるのです。

    転職エージェントによっては、面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあります。

    そのため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。

    豆知識
    転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を人事にプッシュしてくれています。
    あなたが面接で失敗してしまったとしても、エージェントの提案力で面接を通過させるといった事象は日常的に起きています。
    エージェントを使うことで、内定をもらえる確率が飛躍的に向上します。
    そのため、自分で応募する人と比べ、圧倒的に転職活動を有利に進めることができます。
    また、自分で求人に応募する場合、選考の途中で多数の応募者のなかに埋もれてしまうことがあります。
    特に人気大学(私立大学や高年収が期待できる大学)人気職種(事務や広報)などの場合は埋もれてしまう可能性が極めて高くなります。
    しかし、エージェントは企業の人事担当者との人脈があるため、企業に向けてあなたを推薦をしてくれるため、埋もれてしまうことはありません。

    理由4. 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる

    年収交渉は「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」、「どれくらいの年収なら受け入れてくれるだろう…?」などと個人では難しいです。

    なぜなら、自分で企業へ応募する場合は最終面接の場で入社同意書を書かされるタイミングが年収交渉のタイミングであることが多いからです。

    このタイミングで年収交渉をしなければ、年収を交渉する機会をもらうことはできないと言っていいでしょう。

    しかし、転職エージェント経由であれば、面接後に最終的な回答をエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことも可能です。

    少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。

    また、内定をもらった後も転職エージェントはサポートしてくれます。

    「いま勤めている会社の退職の手続き(退職代行)」や「転職先の入社日をいつにするか調整(入社日調整)」なども転職エージェントが代わりに行ってくれるため、スムーズに転職活動を終えることができるのです。

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    転職エージェント7つの活用術

    転職エージェント7つの活用術
    転職エージェントを使うべき理由は前述したとおりですが、さらに転職を有利に進めるためにエージェントを使うときに押さえておくべきことを7つ記載しておきます。

    1.転職希望時期は「良い求人があればすぐにでも」と言っておく

    転職エージェントもビジネスであり、売上目標に追われていることを覚えておきましょう。

    担当者との最初の面談では「転職はいつ頃の時期で考えてますか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良い求人があればすぐにでも」と答えるようにしましょう。

    そうすることで、あなたの転職をサポートすることで会社の売上にも繋がると考え、優先順位をあげて対応してもらうことができます。

    すぐに転職をするということでなくても、転職エージェントへ答える転職時期としては、「3ヶ月以内」と答えておくといいでしょう。

    2.担当エージェントが合わなければ勇気をもって変更する

    担当エージェントの変更
    担当エージェントが「希望条件に合わない求人ばかりを紹介してくる…」や「無理やり転職させようとしてくる」などの場合は、担当を変更してもらいましょう。

    実は、担当エージェントを変更することは、日常的に行われています。

    とは言っても、直接「担当を変更してほしい」というのは気が引けるという人もいるかと思います。

    そのような場合は、メールで担当変更の依頼することをおすすめします。

    それも難しいという人は、転職サイトに設置されている「お問い合わせ」で問い合わせるか、あらかじめ他の転職サイトにも登録して保険をかけておくようにしましょう。

    担当変更メール文面例
    いつもお世話になっております。
    現在、転職をサポートして頂いている○○(名前)です。
    担当していただいている○○様には丁寧にサポートしていただき感謝しております。
    しかし、転職活動での不安が大きく、他のエージェントの方のご意見も伺えればと思っています。
    可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいエージェントの方に担当をしていただきたいと思っております。
    大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
    〇〇 〇〇(名前)

    3.経歴やスキルに嘘をつかない

    登録情報や一連のやりとりについて、履歴情報が残ります。

    現役のエージェントの人から聞いた話によると、エージェントの2年前の登録情報と今回の登録情報が違うと言ったことがあるそうです。

    この場合は経歴やスキルの虚偽報告をする信用ができない人材として、紹介する求人を限定的にするなどの判断をすることもあります。

    そのため、登録する経歴やスキルなどは正直に書くようにしましょう。

    4.推薦文は必ず確認する

    ほとんどの場合、担当のエージェントは200字〜1000字であなたの推薦文を書いてくれますが、あまり優秀ではない担当者の場合、経歴をそのまま書き写すだけだったり、パッと見た印象だけの推薦文を書くなどといったケースがあるのです。

    そのため、自分をどのような推薦文で企業に推薦してくれているのか確認するようにしましょう。

    エージェントに推薦文を確認する例として「面接時に相違があると困るので推薦文を見せていただけますか?」「自分を見直すために、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」とお願いしてみましょう。

    5.同じ求人に複数のエージェントから応募しない

    数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。

    企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と各社の担当エージェントに連絡が入ることがあります。

    そのようなことがあると、企業・エージェント両者に不信感を与えることとなり、企業へ再応募することはもちろん、内定をもらった企業の内定が取り消しされたりすることもあります。

    二度と転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなってしまう可能性もあるため、転職エージェントには応募している企業を伝えるようにしましょう。

    6.内定が出たら、他のエージェントにも話を聞いてみる

    内定が出たら他のエージェントにも話を聞いてみる
    内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、内定を持っていることを正直に伝えた上で、別の転職エージェントに相談をしてみましょう。

    他のエージェントの意見を聞くことで、もっとあなたのキャリアにふさわしい求人を発見することができたり、内定を持って余裕のある状態なので冷静な判断をすることができます。

    この行動をしたことによって、内定を辞退することになったとしても、罰則やペナルティなどはもちろんありません。

    せっかくもらった内定を辞退するのは心苦しいことですし、別のエージェントに聞きに行くなんて面倒なことでもありますが、後悔せずに納得のいく意思決定をするためには有効な方法です。

    7.応募フォームの備考欄に希望するエージェントを記載する

    応募フォームの備考欄は任意項目になっているため、ほとんどの人が記入していません。

    しかし、だからこそ備考欄に希望するエージェントを記載しておけば、その情報を参考にあなたに合ったエージェントを担当にしてくれます。

    例えば、「転職によって年収をあげたい」「年収交渉に強いエージェントに担当してもらいたい」や初めての転職なので実績のある頼れるエージェントにお願いしたいということであれば「100人以上の転職サポート実績があるエージェントを希望」など、転職エージェントに求めていることを記載しておきましょう。

    希望する条件や担当を記載しておくことで、優秀なエージェントに担当してもらえる可能性が高くなります。

    大学職員への転職にオススメな転職エージェント一覧

    大学職員への転職でおすすめ転職エージェント
    大学職員への転職を検討している人のために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。

    3つの条件で厳選

  • 大学職員の求人(非公開を含む)を保持する可能性が高いか
  • 大学の内部事情に精通しているか
  • 大学職員への転職をサポート実績があるか
  • おすすめ転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は1分程度、完全無料で利用できます)

    ※現在は、転職エージェントとの面談(求人紹介含む)や転職候補先との面接も、対面ではなく、電話/メール/webツール等(オンライン)で対応してくれます。

    そのため、効率的かつ気軽に転職活動を進めることも可能です。

    リクルートエージェント

    基本情報

    公開求人数:412,462件
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    年間登録者数:45万人
    得意な年代:20〜50代
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    リクルートエージェントの特徴
  • 転職成功実績No.1
  • 非公開求人数10万件以上
  • 大手企業や人気企業とパイプがある
  • 満足度97%の面接力向上セミナー
  • 年収交渉を代行してくれ年収アップしやすい
  • 転職成功実績No.1

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    また、特定の企業を除外したり、相性が良くないと感じたコンサルタントからのスカウトをブロックすることもできるため、しつこくメールが届くことも防げる。

    スカウトをもらえる数が大幅に変わるため、必ず簡易職歴書(全27問)まで記載することが重要

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    ※マイナビのプロモーションを含みます。

    基本情報

    公開求人数:48,324件
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    マイナビエージェントの特徴
  • 転職のサポート期間が無期限
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    マイナビエージェントでは、業界や職種によって担当するエージェントが分けられており、転職を考えている業界や職種に合わせたキャリア相談が可能。

    そのため、各業界や職種の専門知識や転職動向などを加味したアドバイスをしてくれるため、転職したらどうなるか具体的にイメージがしやすい

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    転職前に職場の雰囲気や業務内容を詳しく分かる

    就活や転職サービス事業を幅広く行なっているマイナビグループだからこそ、全国の大手企業や人気ベンチャー企業などと信頼を築いてる。

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    マイナビエージェントの転職サポートは、初めて転職する人にも丁寧で親切との定評がある。

    具体的には、面接の日程調整や円満退社するためのアドバイスや準備しておくべき書類などを教えてくれる。

    また、転職した後も定期的に連絡をして、転職する前のイメージとズレていないか、人間関係で悩んでいることはないか、残業や休日などに不満はないか、などといったことの相談に乗ってくれる。

    不安なことや不満があるけど、直接企業に聞きにくいという場合には、エージェントが代わりに企業に伝えてくれることも。

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    約1分で完了します

    doda

    基本情報

    公開求人数:217,091件
    非公開求人数:36,469件
    年間登録者数:非公開(累計576万人)
    得意な年代:30〜40代
    対応エリア:全国

    求人数_2023年10月26日時点を参照
    登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照

    dodaの特徴
  • 転職者満足度NO.1
  • 求人サイトとエージェントの機能
  • 企業からスカウトオファーが届く
  • 退職の手続きも代行してくれる
  • 年収診断や適職タイプ診断も人気
  • dodaだけで紹介してもらえる求人が約9割

    10万件以上の求人を保有しているが、そのうち約9割がdodaでしか見ることができない独占求人や一般には公開されていない非公開求人となっている。

    独占求人の中には、高待遇ポジション求人や新規事業の立ち上げなど、転職者から人気の高い求人も多数。

    リモートワーク可能な企業、副業を推奨している企業など、こだわりの希望条件がある人にもおすすめ。

    求人サイトとエージェント機能の両方を併せ持つ

    dodaでは、自分で希望条件で求人を検索することもできるし、エージェントに希望条件を伝えて求人を紹介してもらうことの両方の利用方法ができる。

    doda独占求人や非公開求人はエージェントからしか紹介を受けることができないため、エージェントの利用がおすすめですが、まずは求人だけ見てみたいという人は自分で検索することも可能。

    毎週月曜日と木曜日に求人が更新されるので、そのタイミングで求人をチェックしてみると思いがけない求人と巡り会えることも。

    年収診断や適職タイプ診断などのコンテンツも人気

    年齢や職歴などを入力することで適切な年収を診断することができる年収診断、約60問の診断項目に回答することで自分に適した仕事が分かる適職タイプ診断など、転職先を検討する際に役立つコンテンツが充実している。

    なんとなく今のまま仕事を続けるのは不安だけど、具体的にやりたい仕事があるわけでもないと悩んでいる人は、dodaのコンテンツを通じて転職活動をする軸を考えてみることがおすすめ。

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    JACリクルートメント

    基本情報

    公開求人数:11,935件
    非公開求人数:非公開
    年間登録者数:非公開
    得意な年代:20代後半〜50代前半
    対応エリア:全国

    求人数_2023年10月26日時点を参照
    登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照

    JACリクルートメントの特徴
  • 年収600万円以上の求人も多数保有
  • 約550名の業界に精通したプロが在籍
  • 管理職、外資系、海外進出企業などハイクラス転職支援に強み
  • 企業側と求職者側の対応を同じアドバイザーが行なう
  • 外資・グローバル企業に強い

    ロンドン発祥の転職エージェントであり、日本を除く11カ国に拠点もあることから独自のネットワークを活かした外資系や海外企業への転職に強みを持つ。

    「P&G」や「プルデンシャル生命」といった海外でも有名な企業だけでなく、「トヨタ」「パナソニック」「ヤフー」などの日本国内の有名企業の求人も保有している。

    コンサルタントから紹介してもらうことができる非公開求人が多いことも特徴的であり、登録しておくことで他の転職エージェントサービスでは見つけられなかった求人と巡り会える可能性が広がる。

    年収アップ、キャリアアップできる可能性が高い

    公開求人だけでも年収500万円以上が基準となっており、非公開求人の中には年収800万円以上の高年収求人も多数ある。

    これまでの経験やスキルを武器にさらなる年収アップを狙いたい人にはチャンスが多いエージェントサービス。

    ただ、管理職や専門職の求人情報がメインになり、即戦力としての活躍を期待している企業が多いことから経験者には適しているが、未経験の職種にチャレンジしたい人にはあまり適していない。

    紹介してくれる求人のマッチ度が高い

    JACリクルートメントは大手エージェントサービスの中では珍しく、企業側と求職者側の対応を同じアドバイザーが行なう「両面型の転職エージェント」となっている。

    両面型のメリットとしては、企業の社風や仕事内容をコンサルタントが熟知しているからこそ希望する条件と紹介する求人のマッチング精度が高められること。

    また、求職者としては企業が求めている人物像や評価される経験やスキルなどのリアルな情報が手に入る。

    そのため面接でズレのないアピールができ、結果として面接通過率を上げられる可能性も高くなる。

    英語面接などの対策に親身に取り組んでくれるため、外資系企業にはじめて挑戦する方でも安心して転職活動に臨める。

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    リクナビNEXT

    基本情報

    公開求人数:47,972件
    非公開求人数:非公開
    年間登録者数:非公開(累計1,000万人以上)
    得意な年代:20〜60代
    対応エリア:全国

    求人数_2021年3月6日時点を参照
    登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照

    リクナビNEXTの特徴
  • 常時5,000件以上の圧倒的な求人数
  • 新着・更新求人が毎週1.000件以上
  • レジュメ登録でスカウトが届く
  • 自己分析できるグッドポイント診断
  • 毎週約2,000件の求人が追加

    業界最大級の掲載求人数を誇り、毎週約2,000件の新着求人が追加される。

    また、掲載求人のうち85%がリクナビNEXTにしか掲載していない求人なので、他の転職サイトでは希望条件通りの求人が見つからなかった人でも、理想の求人が見つかる可能性が高い。

    エージェント機能はないため、非公開求人や面接対策などのサポートを受けることができないため、他の転職エージェントと併用して利用するのがおすすめ。

    気軽に情報収集ができる

    自分のペースで気軽に求人を検索したり、応募したりできる。

    職務経歴を登録しておけば、企業からスカウトメールが届くこともあるため、どんな企業があなたに興味を持っているか把握することもできる。

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    大学職員に関するQ&A

    『大学職員として働くメリットやデメリット』と『大学職員への転職で押さえておくべきこと』を紹介してきましたが、最後に多くの人が疑問に感じていることをQ&A形式でご紹介します。

    大学職員は公務員なの?

    国公立大学の大学職員は公務員ではありません

    かつては公務員という立場だった時代もありましたが、日本の国公立大学は既に法人化されていることもあり、現在は公務員という立場にはなりません。

    しかし、性質上は公務員に近い立場であることから場合によっては「準公務員」のような立場でみられることもあるようです。

    わかりやすい例を挙げると住宅ローンの契約やカードローンの契約等をするとき、国立大学の職員だと特に準公務員のような立場として見られて少々有利になる可能性もあるかもしれません。

    教育業界は斜陽産業なの?

    給与や待遇が良く、残業が少なくて休暇もしっかり取れる安定した職場のイメージが強い大学職員ですが、「業界」としての大学は斜陽産業であると言えます。

    日本は少子化によって学生になりうる18歳人口は減少の一途をたどっており、今後はさらなる現象が見込まれています。

    2011年までは毎年上昇する進学率によって、18歳人口の減少を補ってきましたが、2012年以降は進学率も55%程度で頭打ちになっています。

    その一方で、私立大学はこれまで急激に増えてきました。1985年には460校だった私立大学は2015年には779校と、たった30年で約1.7倍に増加しています。

    そのため、3校に1校が定員割れを起こしており、学生が集まらない大学は閉校へと追い込まれているのが現状です。

    参照:文部科学省

    転職先として人気の大学を教えて

    私立大学の全志願者の55%は、下記の30校が占めています。

    近畿大学、明治大学、早稲田大学、日本大学、法政大学、立命館大学、東洋大学、関西大学、千葉工業大学、中央大学、立教大学、青山学院大学、東京理科大学、同志社大学、龍谷大学、福岡大学、東海大学、慶應義塾大学、駒沢大学、関西学院大学、専修大学、名城大学、京都産業大学、芝浦工業大学、東京農業大学、帝京大学、上智大学、中京大学、神奈川大学、南山大学
    参照:旺文社 教育情報センター

    正社員以外でも求人あるの?

    大学職員は、正社員以外での募集も多数あります。

    正社員採用は人気が高いため、転職難易度も高くなりますが、短期的なスタッフなどは難易度がグッと下がることもあります。

    正社員以外の求人としては、下記のような求人が募集されています。

  • カフェテリアスタッフ
  • 清掃スタッフ
  • 本屋や売店等のスタッフ