このページは、サイバーエージェントの年収に関する情報をまとめたページです。
「職種別の平均年収」や「年収に関する口コミ」を紹介しています。
サイバーエージェントに転職したら、今よりも年収が高くなるのか、低くなるのかをイメージしやすくなるはずです。
2023年10月時点では、全体の求人数は増加傾向にあります。

新型コロナウィルスの影響もあり、一時的に求人数は大きく減少しましたが、採用を再開させた企業や新たな人材の採用活動を進めている企業が増えています。
そのため、少しでも転職を検討している人は、転職市場の景況感を把握し、今まで以上にこまめに最新の求人をチェックしておくことが大切です。
自分ひとりでは、間違った情報を収集してしまったり、日中の仕事をこなしながら情報収集する時間を取ることも大変。
そんなときは、企業から最新の情報を手に入れており、転職市場に詳しい転職エージェントをうまく使いましょう。
目次(気になる項目をクリック)
サーバーエージェントの平均年収(全体)
サイバーエージェント全体の年収平均は790.3万円です。
リクルート、DeNA、グリー、メルカリなどの競合他社と同じく、年収は高めの水準になっています。
サイバーエージェントの年収分布ですが、700万円〜1,000万円で全体の約56%を占めています。
さらに細かく見ると、700万円〜900万円にかなり集中しているようです。
そのため、900〜1,000万円の年収をもらうためには乗り越えなければいけない壁がありそうです。
また、新卒の初任給はビジネスコースが月34万円、年俸制408万円と一般的な初任給と比べるとかなり高めになっています。
テクノロジーコースやデザインコースも同様ですが、技術職は能力に応じてさらに昇給の可能性があります。
サイバーエージェントの職種別平均年収
サイバーエージェントで募集されている、キャリア採用の募集要項に沿って、「営業職・コンサルタント」「プロデューサー・ディレクター」「エンジニア・SE・プログラマー・デザイナー」の3つの職種の年収を分析しました。
営業・コンサルタント
2014年から2015年にかけてアメーバ事業部が脚光を浴びましたが、アメーバ事業部が立ち上がる前のサイバーエージェントの花形部署だったのはインターネット広告事業部。
もちろん現在でも堅調に業績を支えています。同社がIT関連企業で有名になったのもこの部署に勢いがあったからです。
しかし、意外なことに営業社員の年収が1,000万円を超えているケースは少ないです。
成果に応じて多額のボーナスが出ているイメージがありましたが、そういったこともないようです。
マネージャー、局長クラスでも年収1,000万円を超えている人はそこまで多くありません。また、年次や年齢と年収の強い相関関係もみられません。
実力がものを言うインターネット広告事業会社らしいところです。
対象者の平均年齢が27.9歳と若かったため、年収も全体と比べて総じて低かった可能性もあります。
サイバーエージェントはIT関連のどこにでもドメインがありますから、この「コンサルタント」という方がどの部門に属しているかはわかりませんでした。
ITコンサルタントの平均年収は797.4万円と、エグゼクティブを除いた年収平均と大きく変わらないようです。
もっともこれは、有効回答数が少なかったために統括マネージャーの年収に引っ張られてあがった平均値と言えるかもしれません。
統括マネージャーの年収は1,000万円を大きく超えているようなので、若手社員の年収500~700万円と比べて大きく差があります。
プロデューサー・ディレクター
全体の年収分布は700~900万円でしたが、マーケティング部署の年収はこの分布より50〜100万円ほど低い印象です。
ただ、30代中盤~後半のマネージャークラスになると、1,100〜1,300万円程度をもらっているケースも少なくありません。
サイバーエージェントの中でも年収格差が開いている職種ということができるかもしれません。
平均年齢は30.2歳と、サイバーエージェント全体の平均とそう変わりません。
エンジニア・SE・プログラマー・デザイナー
テクニカルクリエイターやサーバーサイド、クライアントサイド、インフラ・その他など、システムエンジニア(SE)の平均年収は807万円でした。
平均年齢は34歳と、全体と比べて若干高め。
こちらもサイバーエージェント全体の給与分布と同様、年収750~900万円のところに相当集中しています。
3年目でも10年目でもこの年収分布帯に収まっているケースがかなり多いことから、他の職種以上にこの帯に集中する傾向がありそうです。
年収1,000万円を超えるエンジニアとなると、PMやマネージャークラスになります。
2011年から2012年にかけてのDeNA(ディーエヌエー)、GREE(グリー)、サイバーエージェントのゲーム系エンジニアの採用争奪戦では「1年目でも年収1,000万円を超える新卒が出るのではないか」などと言われていましたが、実際にものすごく年収をもらっているという人は多くないです。
しかし一時期のようなバブル状態ではないまでも、ソーシャルゲーム事業部は4つの事業部の1つとして確固たる事業の柱のひとつではあります。
なお、事業部による年収の違いについてですが、エンジニアに関してはそこまで際立った傾向はありません。
デザイナーやプログラマーに関しても、エンジニアと同様です。
サイバーエージェントの年収に関する口コミ
サイバーエージェントの年収についてのイメージを膨らませるために、サイバーエージェントで従事した経験のある元社員や現在も従事している社員の口コミを見てみましょう。
GOODポイント
若手から結構な金額をもらうことができる。
そのため渋谷から三駅以内に住むルールがあるが、そのルールの中でも結構裕福に暮らすことができる。
メガベンチャーの中でもトップレベルの給与の高さであると思う。
MOREポイント
残業代が見込みなので、給与にすべて含まれている。
そのため、どれだけ残業しても、残業時間によって年収に差が出ることはない。
「結果は働く時間ではなく、出した成果によって決まる」というのは納得いくが、それでも残業が多かったため不満が残る。
労働時間
GOODポイント
部署により、残業時間にバラつきがあります。
クライアントとの折衝がある部署は、営業もクリエイティブも残業が多く見られますが、働くメンバーのモチベーションは高い。
Webサービス部署は、リリース前などによって残業時間に差がでます。
BADポイント
定時を過ぎてからミーティングが入れられることは当たり前。
22時からミーティングが始まるなんてことも良くあった。
遅くまで働くことに疑問を持たない人ばかり周りにいるので、帰りづらいと感じている人はよくいる。
ワークライフバランスなんてあったものじゃない。
人事制度
GOODポイント
20代で執行役員に就任する人事もあり、実力次第では大胆な抜擢人事もあります。
高い目標が与えられるためハードワークな部分もありますが、その分やりがいのある仕事を多くの社員が与えられていると思いますし、目標をクリアした際の褒める文化、また待遇も充実しており、仕事へのモチベーションの高い社員が多いと思います。
BADポイント
新入社員はある程度の研修期間が設けられているが、中途社員の研修はあまり充実していない。
入社した日の午後には配属で基本的に現場でのojtが中心のため、上司や部署次第になる。
ライフワークバランス
GOODポイント
ベンチャーにしては福利厚生がいい。
いい上司に当たれば、自分の裁量で仕事をしたり、提案が通りやすい。
勉強をする姿勢は評価されるので、環境を整えてくれたりお金を出してくれたりもする。
エンターテイメントに関わるところが大きいので、楽しみながらできる仕事もある。
内部イベントもお金を出して楽しもうとする傾向があるので、華やか。
BADポイント
業務を自分で自由に選べるというか自分でとってこないといけない。
自由でよさそうであるが、厳しい側面が強い。
周りが成果を上げて表彰などされると、自分の状況と比較して落ち込むなど。
落ち込むなどの気分的なものであれば良いが、評価につながり、悪いとさらに仕事が回ってこず、負のスパイラルに陥る。
厳しい競争社会の側面がある。
サーバーエージェントに入社するには
サイバーエージェントの年収について紹介してきました。
最後に、サイバーエージェントに入社するために必要なスキルを5つ紹介します。
高いコミュニケーション能力
総じてサイバーエージェントの社員の方はコミュニケーション能力が高いです。
チームワークを非常に大事にしているので、協調性が必要かと思います。
また相手に合わせた絶妙なコミュニケーション力が求められます。
マインドの高さ
既にインターネット業界では大手となっていますが、そういったマインドではなく、ベンチャーマインドと高い志を持っている事が求められます。
素直さ・柔軟さ
21世紀を代表する会社を創るというビジョンに共感ができるか、自分のエゴだけでなく、一定の協調性を持った上で、スピードの早いインターネット業界の中で自分自身を柔軟に変えていく素直さを持っている事を求められます。
社風にマッチしたキャラクター
独自の風土やキャラクターの方が多いと感じます。
チャラいというよりも、うまく社内外の人と関係を素早く作れるだけの、軽さの演出を意識的にでもする事ができるかどうかがポイントだと思います。
数値分析力・論理的思考力やExcelスキル
サイバーエージェントに限らず、インターネット広告実務においては、アクセスログのデータを分析して、次の施策・打ち手を考え、提案する事が求められます。
分析やレポート作成時にExcelを多用するため、論理的思考力や数値分析力等も求められます。
インターネット広告業界への高い関心・リテラシー
インターネット業界は、目まぐるしくツールやマーケティング手法が変化するため、自ら興味・関心を持って、キャッチアップしていく必要があります。
指示されずとも自身で興味を持ち続けられる理由を、自分自身の中で明確にできないと継続的に成果をあげていく事は難しいかもしれません。
転職を成功させるためには、下記の3点を必ずやっておきましょう。
現在は、エージェントとの面談もWeb面談が主流です。
Web面談なら、在職中でも転職活動がしやすいというメリットがあります。
また、転職エージェントに登録しておけば、人材採用に積極的な企業の情報や自分の市場価値を知ることができます。
働くことに対する不安が大きい今の時代だからこそ、情報収集だけでもしておきましょう。
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