皆さんは証券会社と聞いてどのような会社が思い浮かびますか?
野村証券や大和証券、ゴールドマン・サックスといった外資系の証券会社などが思い浮かぶのではないでしょうか。
そこで、この記事では、新聞各社や様々なニュースサイト等でもトップに取り上げられることが多い証券業界の最大手、野村證券についてご紹介します。
野村証券は日本の証券会社のなかでNO.1の売上を誇り、CMなども流れているため、一際注目されている証券会社です。
しかし、証券会社へのイメージとして「年収は高いけど残業が多い」「体育会の人が多い」「上司からのパワハラが日常茶飯事」などといったネガティブな色々な噂を耳にしたりするのではないでしょうか。
この記事では野村証券に対する評判や口コミがまとめられていますので、野村証券への転職活動を検討している方は参考にしてみてください。
野村証券はこんな会社
野村證券は野村ホールディングスの子会社で証券業務の中核を担っている企業です。
扱っているのは証券です。
金融関係のサービスを提供している会社です。
具体的には顧客に向けて証券を売るというのが仕事内容です。
全国にネットワークがあり証券業界の大手企業です。
基本情報
まずは、野村証券の基本情報を紹介します。
※野村証券の公式ページを参照しています。
会社名
野村證券株式会社
事業所
本社
〒100-8130
東京都千代田区大手町2-2-2アーバンネット大手町ビル
本店
東京都中央区日本橋1-13-1
設立
2001年5月7日
資本金
100億円
従業員数
12,999名 (2019.3)
平均年齢
43.4 歳
平均年収
13,135,554 円
平均勤続年数
14年
代表者
代表取締役社長 森田 敏夫
事業内容
証券業
コーポレート・スローガン
目指すのは、”今”以上の”未来”。
企業理念
社会的使命
豊かな社会の創造
金融資本市場を通じて、真に豊かな社会の創造に貢献する会社のあるべき姿
お客様に選ばれるパートナー
最も信頼できるパートナーとしてお客様に選ばれる金融サービスグループわたしたち一人ひとりの価値観
「挑戦」 変化を尊重し、成長への情熱と勇気を持って挑戦を続ける
「協働」 新たな価値を生み出すために、多様性を尊重し、組織や立場を超えて協働する
「誠実」 高い倫理観のもと、正しい行動をとる誠実さと信念を持つ
野村證券の特徴
野村證券の直近の業績や今後の事業課題
世界経済の影響を受けやすい企業なので、現在は日本経済の停滞で大幅な減収減益が続くという見通しです。
投資信託事業が不振で、減収減益の要因になっています。
一方でトレーディング事業は営業利益を上げています。
債権サービスが利益が改善したことが要因となっています。
事業課題としては、やはり世界経済の影響を受けやすいことではないでしょうか。
例をあげるなら、イギリスのEU離脱でトレーディング事業が混乱し、利益が大幅に減らしていました。
金融サービス自体が為替や株価、証券の影響を受けるので、利益に大幅なブレがあります。良い面と悪い面がある会社と言えるでしょう。
野村証券のトップメッセージと事業計画
野村證券では、2020年までの長期経営ビジョンにおいて、『どのような環境下であっても、持続的に成長できるような盤石な事業基盤を構築すること』を目標として掲げています。
そのために、「国内におけるビジネスモデルの変革の推進」と「海外ビジネスの収益性のさらなる改善」を2大テーマとして取り組んで行きたいとメッセージしています。
営業部門では、顧客個々のニーズにより深く対応するコンサルティング営業を強化し、ホールセール部門では、顧客のニーズと同社の強みが合致する分野に焦点を当て、より収益性の高いビジネス・ポートフォリオの再構築を進めています。
野村證券が中核をなす野村グループは、「アジアに立脚したグローバル金融サービス・グループ」として、世界30カ国・地域でビジネスを展開しています。社員の国籍は70カ国以上になります。
グローバル展開
グローバル人材の育成にも力を入れており、2013年からは、入社4年目以降の社員を中心に海外修練制度も実施されています。
ただし、総合職であっても入社時の職種により海外赴任の可能性の有無は変わってくるため、国内勤務の後に海外での活躍も希望している場合は、キャリアプランをしっかりと伝えた上で転職活動に臨む必要があります。
野村証券の評判・口コミ
一部の噂では、野村証券は「やばい」「ブラックだ」などの評判もありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
どのような会社なのかを知るために、野村証券で従事した経験のある元社員や現在も従事している社員の口コミを見てみましょう。
なお、良い口コミは赤線、悪い口コミは青線で囲っています。
年収・ボーナスの口コミ
ボーナスに対する評価は明確な尺度で判断されている印象がある。
給与に不満を抱いている社員がいるようにも感じない。
最初は忙しくお金を使う時間が無いが、慣れてきた頃には自然と貯金があり、好きなことができる点は同業他社にはない、野村證券だけの魅力だと思う。
残業が多いのもありますが、結構もらえていると思います。
ボーナスも多いと思いますが、能力給の水準が高いので人によって差があります。
会社の業績や社員の成績で決まると思われますが、だいたいの額が支給前に予想できるようにしてもらいたいと思います。
また、3年目以降は、三ヶ月毎に行われる給与査定により給与減額の可能性があるが、増額することは決してない。
なお、全く同じ業務をしている他県の派遣社員との給与は、地域格差のため、1.5倍ほど差がある。
職種別の平均年収
営業系(営業、MR、営業企画 他):539万円
企画・事務・管理系(経営企画、広報、人事、事務 他):719万円
販売・サービス系(ファッション、フード、小売 他):550万円
専門サービス系(医療、福祉、教育、ブライダル 他):550万円
IT系エンジニア(アプリ開発、ITコンサル 他):917万円
その他(公務員、団体職員 他):936万円
参照:カイシャの評判
野村證券の給与は、競合の大和証券・SMBC日興証券等と比較すると同水準かやや高いと言えるでしょう。
金融業界全体で見ても平均給与はかなりの高水準で、実際に待遇面への社員の満足度もトップクラスの高さとなっています。
労働環境の口コミ
実際に業務面で覚えなければならないことは山ほどあるが、金融マンとしては仕方のないこと。
入社後みっちりと金融知識を身につける為の研修があるので、事前に知識があるかどうかは関係ない。
やる気、意欲を強く求められる会社で、人として強い人が多い。
また、会社としてもあまり残業を良しとしない雰囲気があるので比較的帰社時間は早い方だと思う。
女性社員の帰宅後の家事の妨げにもならないと思われるレベル。
入社1年目は筆文字での手紙作成、日経新聞の読み合わせ、出社時間が早い等、厳しいかもしれないが、1年しっかりと努力できれば同年代の人よりは経済知識、営業力でかなり鍛えられると思う。
支店にもよるかもしれないが休日出勤はほとんどなく、帰りも8時くらいには帰れる。
特に1年目は基礎知識習得の為の課題や覚える業務が多く、休日だけでなく平日でも勤務時間以外の早朝と退社後は課題に追われます。
勉強熱心な人でなければきついです。
自分の考えをしっかりと持っていることは大切だが、先輩社員からのご指摘を素直に受け止めることが出来なければ、職場で人間関係を構築するのは難しい。
最初は何も力がないので、いかに先輩を味方につけるのかが勝負。
せいぜい3日が限度で、1日だけの社員もいます。
休み中も会社に何度も連絡があり、休んでいる感じがしなくて気の毒です。
平均の残業時間
平均残業時間:30〜40時間/月
野村證券の平均残業時間は30〜40時間程度です。
大和証券やみずほ証券などの同業他社と比較しても同程度の労働時間になっています。
働き方改革の流れから残業時間が短くなっているという口コミも複数見られます。
ただし、証券会社という業種特性上、始業時間が早いこと、また休日であっても常に政治経済関連ニュースにアンテナを張っている必要がありオンオフの切り替えが難しいといった点は、留意しておく必要がありそうです。
女性の働きやすさの口コミ
女性の従業員の割合
野村で働く社員の女性比率は40%(2017年3月末)。
管理職に占める女性の比率は年々増えています。
また、勤務地域限定社員である総合職B社員の管理職に占める女性の割合は97%(2017年4月1日時点)となっています。
部長級以上の社員数:392名うち女性12名(3.1%)
(2017年6月1日時点、データは野村證券)
女性社員のキャリア継続を支援するため、再雇用の弾力化や、総合職B社員の勤務地変更制度を導入しています。
また、管理職及び管理職手前の女性社員を対象に1年間のメンタリング・プログラムを実施し、メンターから1対1で将来のキャリアを見据えた助言を受けています。
仕事と子育ての両立を応援
2016年度の産前産後休暇の取得者は305名、育児休業取得者は530名と増えています。
毎年9割以上の社員が育児休業から復職していますが、さらに、育児休業後の復職率を100%に引き上げることを目標としています。
また、仕事と子育てを両立しながら活躍する女性をサポートするためにさまざまな制度を整えています。
女性社員向けに実施するキャリア研修では、出産や育児などさまざまなライフイベントを意識しながら自分のキャリアをイメージし、セルフ・ブランドを確立する方法を学ぶことで、働き続けるためのサポートをしています。
休暇・休業中の社員が、自宅から会社の情報や育児ノウハウ、職場復帰に役立つ情報を入手し、オンライン講座を利用してビジネス・スキルを磨き、上司とのコミュニケーションもとることができるよう、ウェブサービスの提供も行っています。
このほか、出産を控えた社員、管理職の双方に、出産・育児や介護との両立に関する参考情報をまとめたガイドブックを配布しています。
会社の制度や経験者のコメント、コミュニケーションのヒント、そして働き方の見直しに向けた参考情報などが記載されています。
また、復職前面談の実施も推奨し、確認するポイント等も掲載しています。
ウーマンインノムラ(WIN)とライフ&ファミリー(L&F)
WINは、女性の活躍する場が広がることは、会社、お客さま、ひいては社会に新しい価値をもたらすことになると考え、その実現のために、女性のキャリアについて皆で共に考え、行動し、『変化を創る』ことを目的とした社員ネットワークです。
また、L&Fは、「ライフの充実はワークの成果につながる」をコンセプトに、すべての社員がいきいきと活躍できるようなライフとワークの充実を追求する社員ネットワークです。
このようなネットワークでは、社員同士や他社との交流や、社内のロールモデルや専門家を招いた講演会など、部門や会社を超え多様な機会を提供しています。
野村証券への転職には転職エージェントを活用すべき4つの理由
野村証券への転職することを検討している人は、必ず転職エージェントを活用すべきです。
転職エージェントを使うべき理由は、下記の4つです。
- 野村証券の職場状況(雰囲気や業務内容)を詳しく教えてくれる
- 登録した人限定の非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
- 業界、職種、会社に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる
- 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる
理由1. 野村証券の職場状況(雰囲気や業務内容)を詳しく教えてくれる
転職エージェントは、掲載している企業の実情を熟知しています。
企業の職場状況を知るために人事担当だけでなく、取締役や求人を募集している部署の部長、その部署で働く社員へヒアリングをしています。
- 「職場の雰囲気は?」
- 「具体的な仕事内容は?」
- 「入社1年以内の離職率は?」
- 「評価の仕方は?」
- 「残業はどれくらい?」
- 「中途の割合は?」
- 「どこから転職してきた人が多い?」
- 「経営層はどんな人?」
などのことをヒアリングしています。
このような情報は、求人サイトや企業のページには記載されていないことが多いため、エージェントを使うメリットといえるでしょう。
また、エージェントは業界、職種別に担当が分かれていることが多いです。
そのため、エージェント自身が転職を検討している業界・職種の経験者である可能性が高く、業界や企業の内情に詳しいです。
理由2. 非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
事業戦略(上場を控えている、新規事業のリリースなど)の諸事情で表立って募集することはできないが、こっそり採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
高年収求人や管理職などといったレアな求人であることが多い。
転職エージェントであれば、野村証券の非公開求人を保有している可能性が高いです。
たとえ非公開求人の募集がなかったとしても、これまでの経歴やスキルが高ければ「〇〇の経験がある・・・、〇〇というスキルを持っているので、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に提案してくれるケースも沢山あります。
そのため、企業のホームページや求人サイトを見て「転職したい企業の求人がない」と思ったら、転職エージェントに相談して非公開求人を探すことをおすすめします。
理由3. 業界、職種、会社に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる
転職エージェントは、今までの多くの求職者の転職をサポートし転職を実現させているため、選考を突破するためのノウハウを持っています。
具体的には、過去どのような人が採用されたのか、採用されなかったのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを転職エージェントは蓄積しているのです。
そのデータをもとに模擬面接を行い、志望動機の伝え方や質問に対する回答の仕方をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては、面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあります。
そのため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で失敗してしまったとしても、エージェントの提案力で面接を通過させるといった事象は日常的に起きています。
エージェントを使うことで、内定をもらえる確率が飛躍的に向上します。
そのため、自分で応募する人と比べ、圧倒的に転職活動を有利に進めることができます。
また、自分で求人に応募する場合、選考の途中で多数の応募者のなかに埋もれてしまうことがあります。
特に人気企業(大手や話題のベンチャー)や人気職種(事務や新規事業担当)などの場合は埋もれてしまう可能性が極めて高くなります。
しかし、エージェントは企業の人事担当者との人脈があるため、企業に向けてあなたを推薦をしてくれるため、埋もれてしまうことはありません。
理由4. 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる
年収交渉は「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」、「どれくらいの年収なら受け入れてくれるだろう…?」などと個人では難しいです。
なぜなら、自分で企業へ応募する場合は最終面接の場で入社同意書を書かされるタイミングが年収交渉のタイミングであることが多いからです。
このタイミングで年収交渉をしなければ、年収を交渉する機会をもらうことはできないと言っていいでしょう。
しかし、転職エージェント経由であれば、面接後に最終的な回答をエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことも可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
また、内定をもらった後も転職エージェントはサポートしてくれます。
「いま勤めている会社の退職の手続き(退職代行)」や「転職先の入社日をいつにするか調整(入社日調整)」なども転職エージェントが代わりに行ってくれるため、スムーズに転職活動を終えることができるのです。
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転職エージェント7つの活用術
転職エージェントを使うべき理由は前述したとおりですが、さらに転職を有利に進めるためにエージェントを使うときに押さえておくべきことを7つ記載しておきます。
1.転職希望時期は「良い求人があればすぐにでも」と言っておく
転職エージェントもビジネスであり、売上目標に追われていることを覚えておきましょう。
担当者との最初の面談では「転職はいつ頃の時期で考えてますか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良い求人があればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすることで、あなたの転職をサポートすることで会社の売上にも繋がると考え、優先順位をあげて対応してもらうことができます。
すぐに転職をするということでなくても、転職エージェントへ答える転職時期としては、「3ヶ月以内」と答えておくといいでしょう。
2.担当エージェントが合わなければ勇気をもって変更する
担当エージェントが「希望条件に合わない求人ばかりを紹介してくる…」や「無理やり転職させようとしてくる」などの場合は、担当を変更してもらいましょう。
実は、担当エージェントを変更することは、日常的に行われています。
とは言っても、直接「担当を変更してほしい」というのは気が引けるという人もいるかと思います。
そのような場合は、メールで担当変更の依頼することをおすすめします。
それも難しいという人は、転職サイトに設置されている「お問い合わせ」で問い合わせるか、あらかじめ他の転職サイトにも登録して保険をかけておくようにしましょう。
いつもお世話になっております。
現在、転職をサポートして頂いている○○(名前)です。
担当していただいている○○様には丁寧にサポートしていただき感謝しております。
しかし、転職活動での不安が大きく、他のエージェントの方のご意見も伺えればと思っています。
可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいエージェントの方に担当をしていただきたいと思っております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇 〇〇(名前)
3.経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについて、履歴情報が残ります。
現役のエージェントの人から聞いた話によると、エージェントの2年前の登録情報と今回の登録情報が違うと言ったことがあるそうです。
この場合は経歴やスキルの虚偽報告をする信用ができない人材として、紹介する求人を限定的にするなどの判断をすることもあります。
そのため、登録する経歴やスキルなどは正直に書くようにしましょう。
4.推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のエージェントは200字〜1000字であなたの推薦文を書いてくれますが、あまり優秀ではない担当者の場合、経歴をそのまま書き写すだけだったり、パッと見た印象だけの推薦文を書くなどといったケースがあるのです。
そのため、自分をどのような推薦文で企業に推薦してくれているのか確認するようにしましょう。
エージェントに推薦文を確認する例として「面接時に相違があると困るので推薦文を見せていただけますか?」や「自分を見直すために、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」とお願いしてみましょう。
5.同じ求人に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と各社の担当エージェントに連絡が入ることがあります。
そのようなことがあると、企業・エージェント両者に不信感を与えることとなり、企業へ再応募することはもちろん、内定をもらった企業の内定が取り消しされたりすることもあります。
二度と転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなってしまう可能性もあるため、転職エージェントには応募している企業を伝えるようにしましょう。
6.内定が出たら、他のエージェントにも話を聞いてみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、内定を持っていることを正直に伝えた上で、別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
他のエージェントの意見を聞くことで、もっとあなたのキャリアにふさわしい求人を発見することができたり、内定を持って余裕のある状態なので冷静な判断をすることができます。
この行動をしたことによって、内定を辞退することになったとしても、罰則やペナルティなどはもちろんありません。
せっかくもらった内定を辞退するのは心苦しいことですし、別のエージェントに聞きに行くなんて面倒なことでもありますが、後悔せずに納得のいく意思決定をするためには有効な方法です。
7.応募フォームの備考欄に希望するエージェントを記載する
応募フォームの備考欄は任意項目になっているため、ほとんどの人が記入していません。
しかし、だからこそ備考欄に希望するエージェントを記載しておけば、その情報を参考にあなたに合ったエージェントを担当にしてくれます。
例えば、「転職によって年収をあげたい」「年収交渉に強いエージェントに担当してもらいたい」や初めての転職なので実績のある頼れるエージェントにお願いしたいということであれば「100人以上の転職サポート実績があるエージェントを希望」など、転職エージェントに求めていることを記載しておきましょう。
希望する条件や担当を記載しておくことで、優秀なエージェントに担当してもらえる可能性が高くなります。
野村証券への転職で登録するべき転職エージェント一覧
野村証券への転職を検討している人のために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
おすすめ転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は1分程度、完全無料で利用できます)
そのため、効率的かつ気軽に転職活動を進めることも可能です。
公開求人数:約460,000件
非公開求人数:約230,000件
年間登録者数:約45万人
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
転職成功実績No.1
圧倒的な求人数を保有しているのは、人材業界最大手のリクルートが提供するサービスならでは!
求人数だけでなく企業への交渉力にも定評があり、転職成功実績No.1。
リクルートエージェントに登録しておけばリクナビNEXTも併せて利用することができるため、自分のペースで求人を探しつつ、エージェントからの求人を紹介してもらったり、履歴書・職務経歴書の添削、企業別の面接対策を受けることで、効率的に転職活動を進めることができる。
好条件な求人が多い非公開求人も20万件以上と業界最大級
幅広い業種、職種の求人を取り扱っており、なかなか自分の希望を満たす求人が見つからないという人でも、希望条件を実現できる好条件求人を紹介してもらえる可能性が高い。
『年収600万円以上』や『3ヶ月分の賞与支給』などの好条件求人や『人気企業』や『大手優良企業』の求人が多いとされている非公開求人の保有数は10万件以上!
面接通過率を17%以上もUPさせる面接向上セミナーも人気
リクルートエージェントでは、面接力向上セミナーを定期的に実施しており、受講者の面接通過率を17%以上もUPさせている実績がある。
セミナー受講者は年間約1万7000人は受講し、満足度は97%*と好評。セミナー会場が遠方の人や仕事の隙間で参加したい人向けにオンラインセミナーもあり。
セミナーを受講しておけば、面接への苦手意識や不安がある人でも自信を持って転職活動を進めることができる。
転職を検討しているのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェント。
公開求人数:約130,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:約115万人
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
自分でコンサルタントを選ぶことができる
ビズリーチなら、転職サポートしてもらうコンサルタントを自分で選ぶことができる。
なお、コンサルタントはビズリーチ独自の厳しい審査基準を満たさないとコンサルタント登録することができない仕組みとなっている。
また、登録した後も四半期ごとに審査があり、紹介実績や利用者からのアンケートなどによってS~Dまでランク分けがされている。
求職者は、コンサルタント一覧から事前に担当コンサルタントを指名することができるので、コンサルタントとのミスマッチを防ぐことができる。
企業やコンサルタントから直接スカウトが届く
ビズリーチに登録しておけば、企業やエージェントから直接スカウトが届くため、自分の市場価値やどんな企業の求人があるのか知ることができる。
受け取るスカウトに関しては、希望する条件とのマッチ度やコンサルタントのランクによっても絞り込むことができるため効率的にスカウトを確認可能。
また、特定の企業を除外したり、相性が良くないと感じたコンサルタントからのスカウトをブロックすることもできるため、しつこくメールが届くことも防げる。
スカウトをもらえる数が大幅に変わるため、必ず簡易職歴書(全27問)まで記載することが重要。
保有している求人のほとんどが年収500万円以上
ビズリーチの取り扱っている求人のほとんどが年収500万円以上の高年収求人となっている。
高年収求人の中には2,000万円以上の求人や役職者向けの求人もあるため、年収アップしたい人だけでなく、年収を維持させたい人も登録必須。
また、他の転職エージェントに比べて、管理職や外資系企業の求人も多数保有しているため、情報収集としても活用できる。
※マイナビのプロモーションを含みます。
公開求人数:約66,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:6万人
サポートが得意な年代:20〜30代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
職種に特化したエージェントが転職をサポート
マイナビエージェントでは、業界や職種によって担当するエージェントが分けられており、転職を考えている業界や職種に合わせたキャリア相談が可能。
そのため、各業界や職種の専門知識や転職動向などを加味したアドバイスをしてくれるため、転職したらどうなるか具体的にイメージがしやすい。
特に転職活動が初めての20代や第二新卒からの人気が高い。
転職前に職場の雰囲気や業務内容を詳しく分かる
就活や転職サービス事業を幅広く行なっているマイナビグループだからこそ、全国の大手企業や人気ベンチャー企業などと信頼を築いてる。
また、エージェントは各企業に直接訪問し、人事や事業部長、現場の社員から職場の状況をヒアリングしているため、転職する前に職場の雰囲気・具体的な業務内容、人事評価制度、事業の成長性を詳しく知ることができる。
そのため、転職した後のミスマッチも少ない。
面接の日程調整や退社手続きも手伝ってくれる
マイナビエージェントの転職サポートは、初めて転職する人にも丁寧で親切との定評がある。
具体的には、面接の日程調整や円満退社するためのアドバイスや準備しておくべき書類などを教えてくれる。
また、転職した後も定期的に連絡をして、転職する前のイメージとズレていないか、人間関係で悩んでいることはないか、残業や休日などに不満はないか、などといったことの相談に乗ってくれる。
不安なことや不満があるけど、直接企業に聞きにくいという場合には、エージェントが代わりに企業に伝えてくれることも。
公開求人数:約260,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
dodaだけで紹介してもらえる求人が約9割
10万件以上の求人を保有しているが、そのうち約9割がdodaでしか見ることができない独占求人や一般には公開されていない非公開求人となっている。
独占求人の中には、高待遇ポジション求人や新規事業の立ち上げなど、転職者から人気の高い求人も多数。
リモートワーク可能な企業、副業を推奨している企業など、こだわりの希望条件がある人にもおすすめ。
求人サイトとエージェント機能の両方を併せ持つ
dodaでは、自分で希望条件で求人を検索することもできるし、エージェントに希望条件を伝えて求人を紹介してもらうことの両方の利用方法ができる。
doda独占求人や非公開求人はエージェントからしか紹介を受けることができないため、エージェントの利用がおすすめですが、まずは求人だけ見てみたいという人は自分で検索することも可能。
毎週月曜日と木曜日に求人が更新されるので、そのタイミングで求人をチェックしてみると思いがけない求人と巡り会えることも。
年収診断や適職タイプ診断などのコンテンツも人気
年齢や職歴などを入力することで適切な年収を診断することができる年収診断、約60問の診断項目に回答することで自分に適した仕事が分かる適職タイプ診断など、転職先を検討する際に役立つコンテンツが充実している。
なんとなく今のまま仕事を続けるのは不安だけど、具体的にやりたい仕事があるわけでもないと悩んでいる人は、dodaのコンテンツを通じて転職活動をする軸を考えてみることがおすすめ。
公開求人数:約20,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開
得意な年代:20代後半〜50代前半
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
外資・グローバル企業に強い
ロンドン発祥の転職エージェントであり、日本を除く11カ国に拠点もあることから独自のネットワークを活かした外資系や海外企業への転職に強みを持つ。
「P&G」や「プルデンシャル生命」といった海外でも有名な企業だけでなく、「トヨタ」「パナソニック」「ヤフー」などの日本国内の有名企業の求人も保有している。
コンサルタントから紹介してもらうことができる非公開求人が多いことも特徴的であり、登録しておくことで他の転職エージェントサービスでは見つけられなかった求人と巡り会える可能性が広がる。
年収アップ、キャリアアップできる可能性が高い
公開求人だけでも年収500万円以上が基準となっており、非公開求人の中には年収800万円以上の高年収求人も多数ある。
これまでの経験やスキルを武器にさらなる年収アップを狙いたい人にはチャンスが多いエージェントサービス。
ただ、管理職や専門職の求人情報がメインになり、即戦力としての活躍を期待している企業が多いことから経験者には適しているが、未経験の職種にチャレンジしたい人にはあまり適していない。
紹介してくれる求人のマッチ度が高い
JACリクルートメントは大手エージェントサービスの中では珍しく、企業側と求職者側の対応を同じアドバイザーが行なう「両面型の転職エージェント」となっている。
両面型のメリットとしては、企業の社風や仕事内容をコンサルタントが熟知しているからこそ希望する条件と紹介する求人のマッチング精度が高められること。
また、求職者としては企業が求めている人物像や評価される経験やスキルなどのリアルな情報が手に入る。
そのため面接でズレのないアピールができ、結果として面接通過率を上げられる可能性も高くなる。
英語面接などの対策に親身に取り組んでくれるため、外資系企業にはじめて挑戦する方でも安心して転職活動に臨める。
公開求人数:約538,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開(累計1,000万人以上)
サポートが得意な年代:20〜60代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
毎週約2,000件の求人が追加
業界最大級の掲載求人数を誇り、毎週約2,000件の新着求人が追加される。
また、掲載求人のうち85%がリクナビNEXTにしか掲載していない求人なので、他の転職サイトでは希望条件通りの求人が見つからなかった人でも、理想の求人が見つかる可能性が高い。
エージェント機能はないため、非公開求人や面接対策などのサポートを受けることができないため、他の転職エージェントと併用して利用するのがおすすめ。
気軽に情報収集ができる
自分のペースで気軽に求人を検索したり、応募したりできる。
職務経歴を登録しておけば、企業からスカウトメールが届くこともあるため、どんな企業があなたに興味を持っているか把握することもできる。
野村證券の主な募集職種
野村證券は、営業、IT戦略、バンカー、マーケティング、財務など5職種以上で求人を募集しています。
一部の求人情報を記載しておきます。
※ここで記載している求人は、こちらのページで紹介している転職エージェントで紹介してもらえる可能性が高いものです。
上場・未上場企業等の事業オーナーは、大株主、経営者、個人・家族、創業家といった様々な顔をお持ちであり、多くの場合、金融資産の運用・保全だけでなく、事業拡大・継承・相続など、金融・非金融を問わない事業オーナー特有のニーズやお悩みを抱えていらっしゃいます。
そのため、広範囲にわたる専門知識と、お客様のニーズやお悩みに対して最善を尽くし、的確なソリューションを提供していただく力が求められます。
※専門性・能力を考慮し、当社規定により決定。
お客様ニーズの多様化・複雑化に対応した、より高度なコンサルティング能力、商品・サービスの提案力が求められています。
各支店ではそれぞれの地域属性を十分に把握し、地域に密着したエリア・マーケティングを実践するとともに、野村證券の有するあらゆる金融サービス機能を駆使して、新たな金融ビジネスの創出に取り組んでいます。
※専門性・能力を考慮し、当社規定により決定。
※専門性・能力を考慮し、当社規定により決定。
M&A取引全般(買収/売却/組織再編等)の顧客に対する提案(オリジネー ション) 【取引の対象】国内案件および日本企業が関係するクロスボーダー案件、顧客は日本企業のみならず海外企業も含まれます。
※専門性・能力を考慮し、当社規定により決定。
参照:野村証券公式HP
野村証券の求人の特徴
野村證券では、営業職を中心に、多くの職種で中途採用を実施しています。
また、営業職の中でも、業務内容や転勤の有無、待遇面などで区分けがあります。
詳細は公式HPで確認することが出来ますが、他業界からの転職の場合採用HPだけでは分かりずらい面もあるため、転職エージェント等プロの力も借りて情報収集することをおすすめします。
中途採用の場合、基本的に1年間は専任職とよばれる契約社員としての契約になり、1年後正社員に登用という形態が多くなります。
正社員には、総合職A~C等の区分けがあり、隔地間転勤の有無や待遇条件、昇格機会等で差があり、区分けについては、本人の希望も尊重されるようです。
実際に働く社員によると、総合職の場合男性社員は総合職Aと呼ばれる国内外の転勤を伴う職種への所属が多く、女性社員は総合職B、Cとして隔地間転勤は伴わない職種に就くことが多いようです。
業務内容そのものが大きく変わるわけではない点は、銀行の総合職とエリア総合職との違いとは異なる点でしょう。
FA職では異業種からの転職者も多数
野村證券では営業職においても複数の職種に分けて採用を実施しています。
その中でも異業界からの転職者が多いのが、「営業部門ファイナンシャルプランナー職」になります。
基本的には転勤を伴わず、一つの支店に長期勤務出来る職種で、個人顧客の資産運用相談業務が中心業務になり、長期に渡って顧客と関係を継続出来る点がやりがいにもなるようです。
異動の多い金融業界の営業職としては珍しい職種だと言えるでしょう。
ただし、昇格等の面では総合職と比較するとポジションは限られています。
給与形態は基本給+出来高制になり、家庭と両立して働く女性社員から、総合職並みの給与を稼ぐ社員まで、働き方も多岐に渡る職種になります。
国内全支店で募集があるわけではありませんが、現在約1800名の社員が勤務しており、積極的に中途採用も実施されています。
野村証券の社員インタビュー
競合企業と強く意識した野村證券を転職先として選んだ理由。
西尾 禎介(Teisuke Nishio)
ウェルネスマネジメント 2014年入社私が学生の頃、就職先として証券会社を選んだのは、営業として圧倒的に成長できる環境に身を置きたいと考えていたからです。新卒で就職した前職の証券会社では、リテール営業として新規にお客様になっていただきながら売上数百億円規模の企業のオーナー様を担当するなど、期待以上の経験を積ませていただきました。現在にも通じる「どのような環境下においても、自分ならやりきることができる」という自信は、まぎれもなくこの頃培ったものです。
野村證券については学生の頃から知っていましたが、その実力を肌で感じたのは実際に支店に配属になってからのことです。当時私が担当した地域は、野村證券の影響力が特に強い地域として有名でした。私はリテール営業としてお客様に接しながら、競合である野村證券に対するお客様の信頼の厚さを嫌というほど目の当たりにしていました。これほどまでに信頼される野村證券とは、どのような会社なのだろう―。様々なお客様から野村證券の話を伺う度に、私の中で野村證券に対する興味がふつふつと沸いてきていました。
そうした、つば競り合いの日々を過ごすなかで管理職へのキャリアを意識するようになりました。当時の私は31歳。もちろん、そのまま管理職の道を歩むこともできました。一方で、私のなかで「このまま安穏と管理職に落ち着いてよいのか」という迷いも生じていました。その原因の一つに野村證券の存在があったことは言うまでもありません。「自分がどこまでの人間なのかを試したい」「もっと営業として高みを目指したい」 そのような想いから私は、転職活動への一歩を踏み出すことになりました。
転職に際してこだわったことは、「プレーヤーとしてより高いレベルでリレーションシップマネジメントの能力を磨くことができる環境」と「とことんお客様と向き合い続けられる環境」の2つでした。人材エージェントからは、外資系金融機関などの紹介もありましたが、私は「国内企業であること」にこだわり、外資系金融機関と国内金融機関をよく比較検討した結果、選択肢は野村證券へと絞られることになりました。
続きは公式ページへ
「お客様のために仕事をする」という“本質”に立ち戻るための転職。
山本 崇之(Takayuki Yamamoto)
ウェルネスパートナー 2011年入社前職の証券会社には10年程在籍していました。当時の私は同僚に負けたくない一心で「人よりも20%努力し、それを継続すべし」と自分に言い聞かせて、目標達成に対して誰よりも貪欲に取り組んでいました。努力に比例して結果は伴い、社長賞や個人表彰を受賞するなど、社内でも高い評価を受けることができました。ただ、ふと足を止め、これからのキャリアと向き合ったときに押し寄せてきたのは、「私は誰のために仕事をしているのだろう」という虚無感でした。数字を熱心に追いかけるあまり、「お客様のために仕事をする」「プロフェッショナルとして自分自身を磨き続ける」という、証券ビジネスにおいて当たり前の視点を見失っていた自分に改めて気づいたのです。そこで私は自分を変えるために、環境を変える決断をしました。
「お客様のために仕事をすること」は、自分の心掛け次第でどのような業界・職種でも叶えることができます。しかし、それが会社の方針と相反していては、いくら正しいと信じる取り組みも適性に評価されることはありません。私は、自分の信じる「お客様のための仕事を徹底することができる」という働き方が正しく評価される、という軸で企業探しを始めました。その時思い出したのが、前職で地方支店に配属になった際に、同じエリアを担当していた野村證券の営業のことでした。当時はまだ私も20代の駆け出しの頃でしたが、同年代の野村證券の若手社員は志が高く、常にお客様と向き合って仕事をしていました。姿勢だけでなく、「大口の新規取引を開設した」「SMAが3件決まった」など、活躍している話を耳にし、優秀さに年次は関係がないことを肌で感じていました。
縁あって2011年に野村證券に入社した後は、一貫してウェルス・パートナーとして支店のお客様と向き合い続けています。転職して一番驚いたのは、前職では、債券や投資信託など、お客様に提案するサービスが予め設定された営業方法が当たり前だったのですが、配属された支店にはそうした明確な決まりごとがなかったことです。支店の仲間一人ひとりが「お客様が何を求めているのか」について真剣に議論し、大きな裁量を持ってお客様にとってのベストを模索する姿を見て、私は自分の選択が間違っていなかったことを確信しました。
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周囲の理解と厚意に支えられて、初めて一社会人としての自分を持つことができる。
青山 杏奈(経営企画部)2002年に入社し、2006年に会社の留学プログラムで米国のロースクールに留学しました。
その後は経営企画部に所属し、途中2年間弱の産休・育休を経て復職しています。
経営企画部の業務は、さまざまな形で今の野村を形作ることにつながっていると感じます。
出産前は仕事が続けられるか不安でしたが、上司に親身に話を聞いてもらい、まずはやってみようと思うことができました。
復帰後は、周囲の理解と厚意に支えられて、家庭とのバランスをとりながら仕事を続けることができ、より多面的な形での自己成長の場を持てることをありがたく思っています。工夫していることは、仕事も家のことも短期・中期のスケジュールを考えながら順位づけを行い、プロセスのイメージを持って取り組むことです。
野村にはさまざまなビジネスがあるので、これまでの経験や知識を生かしつつ柔軟にキャリアを重ねていきたいと思っています。
上司からの「仕事も家庭も両立させるべき」という応援があってこそ。生涯現役を目指したい。
山本 頼子(クライアント・リレーション・マネジメント部)大学卒業後は日系の証券会社に入社し、機関投資家向けのセールス業務をしていました。
出産を機に、外資系企業の方が子育てと仕事を両立できるのではとリーマン・ブラザーズに転職しましたが、2008年の統合を経て、現在は野村でIRミーティングのアレンジ業務をしています。
配属された部署の上司は「仕事と家庭は両立させるべき」という考えで、柔軟なサポートに支えられています。
ダイバーシティ社員ネットワーク(WINイベント)では、同じ会社で働く身近な女性社員の方々が、どのように子育てと仕事を両立してきたかについて経験談を聞くことで悩んでいたことが解決し、ポジティブに考えられるようになりました。
今後のキャリアとしては、お客さまから仕事が完璧と言われることを目指し、継続して会社で働き続けたいと思っています。