少しでも広告業界に興味がある人なら博報堂を知らない人はいないでしょう。
また、広告業界に興味がなくても名前は聞いたことがある!と言う人も多いはずです。
博報堂は電通に次いで広告業界2位の超大手企業です。
そのため、新卒だけでなく転職先としても人気のある企業であり、キャリアアップや年収・労働条件アップを目的とした転職先として検討している人も多いのではないでしょうか?
しかし、電通の過労死問題を筆頭に、広告業界全体で残業や休日出勤、パワハラ・セクハラと言った噂を聞くことが多くなっています。
博報堂も例外ではなく、ブラック企業と噂されることもしばしば。
そこで今回は「博報堂」がブラック企業か否か、実際に博報堂で働いていた人の評判や口コミを徹底分析。
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博報堂はこんな会社
1895年(明治28年)10月、教育雑誌の広告取次店として設立し、廣告社(1888年創業)と並び日本の広告黎明期から活動を続ける広告代理店です。
2003年10月に大広・読売広告社と経営統合し、博報堂DYホールディングスを設立。
国内1位の電通と合わせて、広告代理店の二大巨頭という意味で「電博」(でんぱく)と総称されています。
経営統合に伴い、博報堂を含め3社のメディア枠仕入れ部門は博報堂DYメディアパートナーズに移管されたため、博報堂DYグループの1社として媒体社に対してより大きな影響力を持っています。
2008年5月には、赤坂サカスにある赤坂Bizタワーに本社を移転し、博報堂DYメディアパートナーズとの連携を強めています。
基本情報
まずは、博報堂の基本情報を紹介します。
※博報堂の公式ページや信頼できる機関の情報を参照しています。
会社名
株式会社博報堂
事業所
本社
〒107-6322
東京都港区赤坂5丁目3番1号 赤坂Bizタワー
設立
1924年2月11日
資本金
358億48百万円
従業員数
3,918名(2023年4月1日現在)
平均年齢
42.2歳
平均年収
1,057万円
勤続年数
15.8年
代表者
代表取締役社長
水島正幸
ビジョン
未来を発明する会社へ。
2014年、博報堂は、博報堂DYグループの総合メディア事業会社である博報堂DYメディアパートナーズと共に、中長期ビジョンとして「未来を発明する会社へ。Inventing the future with sei-katsu-sha」を発表しました。5年後、10年後に向けて、私たちが「生活者とともに未来をつくる」存在になっていたいという、強い意思表示です。
私たちは、ビジョンの実現に向け、30年以上にわたり培ってきた「生活者発想」を、「より具体的に、未来を描き出す手法」としてさらに進化させていきます。
さらに、「パートナー主義」を“生活者、企業、メディアなどあらゆるプレイヤーとの共創の仕組み”として進化させていきます。生活者とともに、「未来」をつくる。「広告をつくる」を超えて、「未来を発明する」。「未来の発明」は、国境を超えて世界へ。
ビジネスの大きな転換期を迎え、私たちは次の時代へと変革を進めています。
フィロソフィー
生活者発想
「生活者発想」とは、人を、単に「消費者」として捉えるのではなく、多様化した社会の中で主体性を持って生きる「生活者」として全方位的に捉え、深く洞察することから新しい価値を創造していこうという考え方です。生活者を誰よりも深く知っているからこそ、クライアントと生活者、さらには社会との架け橋をつくれるのだと考えます。
パートナー主義
「パートナー主義」とは、「責任あるパートナーとしてクライアントとともに語りあい、行動し、創造する」ことです。生活者発想という異なる視点を持った上で課題を共有できるからこそ、パートナーになれると考えます。
営業種目
ブランディング/コンサルティング
ブランド管理、ブランド開発、ブランドコンサルティング
クリエイティブ
キャンペーン企画、テレビ広告、新聞広告、雑誌広告、ラジオ広告、グラフィック、タレントキャスティング、インターネット広告
ストラテジックプラニング
ターゲット戦略、ポジショニング戦略、コンセプト開発、市場導入戦略、キャンペーン企画、商品開発、事業開発、事業戦略・企業戦略コンサルティング
カスタマーマーケティング
戦略プラニング、コンサルティング、データ開発・管理・分析、マーケティングプログラム開発、クリエイティブ、ダイレクトマーケティング、データ ベースマーケティング、プロモーション戦略、チャネルプロモーション、インナープロモーション、SPツール制作、SP媒体、サンプリング、サイン計画・製作、パッケージ制作、店舗設計
デジタル/インタラクティブマーケティング
ダイレクトレスポンス広告、CRM、データベースコミュニケーション
コーポレートコミュニケーション
企業・商品広報戦略、ソーシャルコミュニケーション
イベントプラニング・ プロデュース
各種展示会のブース企画・デザイン・運営、博覧会/コンベンション/国際イベントの広報・運営、イベント・周年行事・式典/公共・民間のPR施設、店鋪、商業施設等の企画・デザイン・運営、ヴィジュアルアイデンティティ/ブランドアイデンティティ計画・製作、看板・サインのデザイン、メディア&コンテンツ
プラニング
コミュニケーション戦略立案、データ作成、コミュニケーション価値検証、プロモーションプラン作成、出稿プラン作成
プロデュース
メディアビジネス企画・開発、コンテンツ企画・開発、イベント企画・運営、コンサルティング、諸権利の販売、ライツマネジメント、キャスティング、 データベース企画・開発・運営、コンテンツ制作・デザイン、コンテンツへの出資・製作、広報・プロモーション企画、プロダクトプレスメント、各種タイアップ
バイイング
新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、アウトドア、衛星メディア、インターネット、モバイル、イベント
ナレッジ
市場分析、情報発信、データ開発、システム・ツール開発、視聴読者データベース構築・運用
トラフィック
素材送稿、報告、出稿確認、EDI
リサーチ
市場調査、消費者調査、流通調査、商品テスト、テストマーケティング、需要予測、広告調査、広告効果測定
グローバル
各営業種目の海外展開
博報堂の特徴
健康経営
博報堂は「人が資産」の会社です。
「粒ぞろいより粒ちがい」な人材が「自由」で「主体的」にクリエイティビティを発揮し、価値を生み出す、これが私たちの原点です。
そして、フィロソフィーである生活者発想を大切にしながら、世の中に新しい価値を提供し続けています。
それをささえるのは、生活者である社員一人ひとりが、その能力を十分に発揮し、自分らしく活き活きと活躍することができる環境づくりです。
つねに、プロフェッショナルとして、自分のコンディション(健康)維持と能力伸長に心を寄せ、チームメンバーの健康と生活にも思いをはせながら、仕事をしている。
博報堂で働く全ての人それぞれが、「仕事が人生を豊かにし、人生が仕事を豊かにする」環境を享受している。
その土台には、一人ひとりの「健康」が有ります。
博報堂では、「定期健康診断の100%受診」と「健康診断の事後措置強化」を、また健康保険組合では「28歳以上自己負担なしの人間ドック」の実施、「個々人の健康データのオンライン管理」などを行い、健康増進に積極的に取り組んでまいりました。
その結果、定期健康診断は100%受診を常に達成し、人間ドックの受診率も80%を超えています。
本社には、診療所(一般内科、歯科)と、健康に関する相談を受け付ける「健康サポートセンター」を設け、健診、健康相談などに対応しています。
また、今年度より、働き方改革と両輪で、健康管理を担当するセクションを統合し、健康増進をより加速させるための専門組織を新設しました。
健康保険組合では、生活習慣病予防のためのオンラインサービスや健康指導などを実施しています。
博報堂は、働き方改革と健康施策により、社員の「健康」と「成長」を支援し、企業としての「成果」を目指しています。
そして、社員一人ひとりが活き活き活躍することによる会社の成長、すなわち「健康」と「成長」によって「企業の価値」を高めていくサイクルの確立を実現します。
博報堂の平均年収(職種別)
営業系:820万
企画・事務・管理系:838万
販売・サービス系:950万
クリエイティブ系:717万
IT系エンジニア:600万
その他:1050万
ぶっちゃけ博報堂ってどうなの?口コミを分析
博報堂がどのような事業をやっていて、どれくらいの年収をもらっているのか何となく理解してもらえたかと思います。
ただ、このような情報は少し調べれば出てきますし、転職においてさほど重要ではありません。
転職において一番気になることは、ぶっちゃけ職場の人間関係とか制度、福利厚生、得られるスキルがどうなのかってことですよね。
そこで、ここからは実際に博報堂で勤務経験のある方の口コミを参考にして見てみましょう。
なお、良い口コミは赤線、悪い口コミは青線で囲っています。
転職活動の参考にしていただければと思います。
ぶっちゃけ残業は多いの?
画一的な方法論はなじまないため苦慮しているところはあるが、一昔前よりは格段に残業時間が少なくなった。
下手すれば2徹くらいは当たり前だった頃に比べれば、会議設定なども効率的にしようとする環境ができている。
部門による業務量の配分が検討されてよいのではなかろうか。
休暇時に利用できる設備はとりあえず充実していたといえる。
上の年次の人でも「徹夜した」と嘆く声を聞くことも多い。
100時間残業して当たり前。
そこからが勝負といった気風も大いに残る。
少なくとも定時という概念は崩壊している。
仕事=人生と考える人が多いイメージ。
プライベートや家族との時間を大事にしたいと思う人には向かない。
労務管理なども適当なので、考え難い時間の時間外労働をするはめになる。
入社数年で、裁量労働に切り替わり、実質サービス残業をしいられることになる。
ぶっちゃけ年収はどうなの?
続いて、年収に関する口コミを確認しましょう。
また正社員とまではいかないが、契約社員の給与も同年代の平均年収に比べて高い。
年俸制であり、評価が良ければ契約社員でも昇給が充分にできる。
何よりも絶対額の高い安いがイチバン問題でありその点まずまず納得できるレベルであった。
評価による差もボーナス時にほぼ納得できる状態であった。
特に評価者自体が公正かつ客観的な視点を持っているか否かで大きく影響する。
できる人間なら自らその組織を離れて希望職種・組織へ脱出する方法はあるが。
5
また正社員に変わって新卒のトレーナー等をさせられる場合もあるが、特に手当などは出ない。
ぶっちゃけ人事制度はどうなの?
次に人事制度についての口コミです。
裁量が大きい分責任も大きく、大変な部分はありますがその分や利害があると思います。
また、オフィスもアクセスも便利ですね。
直接、やりとりをすることで密度の高いノウハウの伝授ができています。
また、今後の仕事面では、会社においてのメンターとして位置付けにもなるので、直属の部下・後輩でありながら、信頼関係の構築にもなっています。
そこは、業態上仕方がないことかもしれない。
30代_男性_営業
ぶっちゃけワークライフバランスはどうなの?
次は、ワークライフバランスについての口コミ。
上層部がキチンと必要な情報は共有するので必要十分。
スタッフ、例えば制作やマーケティングスタッフなどとは友達のように一緒に飲んだり遊んだり仲が良い。
多くのクライアント案件を担当することができ、自分から声をあげれば、好きなクライアントややってみたい商品を担当することも可能。
もう少し関わり合うキッカケがあれば良いと思う。
かなり個人の裁量に任せられるため、労働時間等のマネジメントはほとんどない。
ぶっちゃけ社風はどうなの?
社風に関する口コミも見ておきましょう。
ハートが暖かい人が多い。会社の福利厚生も社員や家族には暖かく、いつ病気で入院しても安心。
ただ、お題目的にHPなどにある言葉は飾りではなく、歴史の中でDNAとして組み込まれてきた感触はある。
クライアントファーストであり、生活者発想が起点であり、ブランドパートナーであることはもちろん、大前提に誠実に向き合う人が多いと思う。
年間の休みもきちんと取るよう推進されていたので、休みも取得しやすく、業務の引き継ぎもしやすかった。
口程には行動が伴わない人も多い。
ワークライフバランスを期待する場合、この職場は向かない。そのバランスをとるのは、まず無理。
ぶっちゃけ会社の将来性はどうなの?
将来性に関しての口コミも紹介。
一方下請けやグループ企業は仕事をおしつけられて大変そうでした。まさに中抜きという感じでした。
日本でそれでもやっていけるのは、日本のマスが非常に特殊な構造になっていて、でんぱくに干されたら終わりという利権があるから以外ないと思います。
ぶっちゃけ女性は働きやすいの?
女性の働きやすさはどうなのでしょうか?
逆に女性の感性として向いているテーマなどには登用されやすい部分もある。女性管理職も一時代前よりは増えてきている。
また男女で仕事の内容を差別されることは無く、頑張った分だけ正当に結果が出せる風潮がある。
実力と市場価値で評価されればよい。
世間的な体裁から登用する結果は現状評価できるものではない(女性に限った話ではなく、これは男性にも言えることだが)。
博報堂への転職を検討中なら押さえておくべき3つのポイント
口コミをたくさん紹介しました。
しかし、博報堂への転職を検討中であれば、以下の3つのポイントは必ず押さえておきましょう。
自分の頑張りで給与が上がるわけではないので、モチベーションを上げにくく、福利厚生も薄い博報堂では自分の頑張りによって給与や待遇が変わることがないので、モチベーションを保つのが難しいとの声もあります。
長く勤務することで給与が上がっていくのはいい面もありますが、自分の業績や成績をしっかりと見える形で評価してもらいたいと考える人には不満に思う点かもしれません。
さらに年収の水準は高めですが福利厚生は薄く、何かの割引やアクティビティ施設の利用などは提供されていないようです。
残業が多い部署もあり、プライベートの時間が持てないことも。
博報堂では残業が多い人で100時間ほどになることもあり、仕事とプライベートの両立が難しいこともあります。
すべての部署でこのようなことがあるわけではありませんが、中には帰りにくい空気の職場も存在しています。
転職によって残業時間を短くしたり、プライベートな時間を確保したいと思っている人は厳しいでしょう。
大企業特有のスピード感の無さや、非効率が目立つことがあります。
博報堂ほどの大きな組織になると、新しいことを決める場面や動き出すまでに時間がかかるため、スピード感はありません。
メインである仕事以外にも打ち合わせや根回しなどの調整業務が度々必要になり、非効率であると考えている人もいます。
中小企業やベンチャー企業で働いてきた人にするともどかしく感じてしまう可能性があります。
まとめ
博報堂は国内最大手の広告会社で、給与水準も高いため人気の転職先です。
もちろんその分倍率も高く、求める人材にあるように卓越したスキルを持っていることが条件にあるため、一人ではなかなか対策が難しいでしょう。
そこで少しでも内定を獲得できる可能性を上げるために転職エージェントを利用するのもひとつの手段。
博報堂の公式サイトにも新卒採用・キャリア採用といった採用情報はありますが、転職エージェントはもっと幅広い情報収集ができます。
求人情報の紹介はもちろん、あなたのキャリアや実務経験年数、能力、職務経歴を見て、採用担当者に効果的な自己アピールの方法や志望動機のアドバイス、自己分析のサポートを行なっています。
人事担当者の印象に残れば、契約社員ではなく正社員、今よりも好待遇な企業で働ける可能性が上がります。
就職活動と手順は同じでも、取り組むべき内容は大きく違いますので、専門家による支援は受けておいて損はありません。
登録や利用にかかる料金はありませんので、悩んでいる方はまずは質問・相談してみてはいかがでしょうか。
博報堂への転職には転職エージェントを活用すべき4つの理由
博報堂への転職することを検討している人は、必ず転職エージェントを活用すべきです。
転職エージェントを使うべき理由は、下記の4つです。
- 博報堂の職場状況(雰囲気や業務内容)を詳しく教えてくれる
- 登録した人限定の非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
- 業界、職種、会社に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる
- 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる
理由1. 博報堂の職場状況(雰囲気や業務内容)を詳しく教えてくれる
転職エージェントは、掲載している企業の実情を熟知しています。
企業の職場状況を知るために人事担当だけでなく、取締役や求人を募集している部署の部長、その部署で働く社員へヒアリングをしています。
- 「職場の雰囲気は?」
- 「具体的な仕事内容は?」
- 「入社1年以内の離職率は?」
- 「評価の仕方は?」
- 「残業はどれくらい?」
- 「中途の割合は?」
- 「どこから転職してきた人が多い?」
- 「経営層はどんな人?」
などのことをヒアリングしています。
このような情報は、求人サイトや企業のページには記載されていないことが多いため、エージェントを使うメリットといえるでしょう。
また、エージェントは業界、職種別に担当が分かれていることが多いです。
そのため、エージェント自身が転職を検討している業界・職種の経験者である可能性が高く、業界や企業の内情に詳しいです。
理由2. 非公開求人を紹介してもらえる可能性がある
転職エージェントは、転職サイトや企業採用ページに載っていない「非公開求人」を大量に保有しています。
事業戦略(上場を控えている、新規事業のリリースなど)の諸事情で表立って募集することはできないが、こっそり採用したい企業がエージェントに依頼する求人。
高年収求人や管理職などといったレアな求人であることが多い。
転職エージェントであれば、博報堂の非公開求人を保有している可能性が高いです。
たとえ非公開求人の募集がなかったとしても、これまでの経歴やスキルが高ければ「〇〇の経験がある・・・、〇〇というスキルを持っているので、採用しませんか?」と、転職エージェントが企業に提案してくれるケースも沢山あります。
そのため、企業のホームページや求人サイトを見て「転職したい企業の求人がない」と思ったら、転職エージェントに相談して非公開求人を探すことをおすすめします。
理由3. 業界、職種、会社に特化した対策(職務経歴書の添削・面接受け答えなど)が受けられる
転職エージェントは、今までの多くの求職者の転職をサポートし転職を実現させているため、選考を突破するためのノウハウを持っています。
具体的には、過去どのような人が採用されたのか、採用されなかったのか、またその時にどのような質問をされて、どのように回答したか、といったデータを転職エージェントは蓄積しているのです。
そのデータをもとに模擬面接を行い、志望動機の伝え方や質問に対する回答の仕方をあなたと一緒に考えてくれるのです。
転職エージェントによっては、面接担当者の名前や人柄、担当者が好む人物像を事前に教えてくれるところもあります。
そのため、他の候補者よりも圧倒的に有利に面接を進めることが可能です。
転職エージェントは多くの場合、面接が終わった後に人事担当者と連絡をとっており、その際に面接では伝えきれないあなたのスキルや魅力を人事にプッシュしてくれています。
あなたが面接で失敗してしまったとしても、エージェントの提案力で面接を通過させるといった事象は日常的に起きています。
エージェントを使うことで、内定をもらえる確率が飛躍的に向上します。
そのため、自分で応募する人と比べ、圧倒的に転職活動を有利に進めることができます。
また、自分で求人に応募する場合、選考の途中で多数の応募者のなかに埋もれてしまうことがあります。
特に人気企業(大手や話題のベンチャー)や人気職種(事務や新規事業担当)などの場合は埋もれてしまう可能性が極めて高くなります。
しかし、エージェントは企業の人事担当者との人脈があるため、企業に向けてあなたを推薦をしてくれるため、埋もれてしまうことはありません。
理由4. 年収アップや入社日など待遇の交渉や日程の調整をお願いできる
年収交渉は「どのタイミングで言えばいいんだろう…?」、「どれくらいの年収なら受け入れてくれるだろう…?」などと個人では難しいです。
なぜなら、自分で企業へ応募する場合は最終面接の場で入社同意書を書かされるタイミングが年収交渉のタイミングであることが多いからです。
このタイミングで年収交渉をしなければ、年収を交渉する機会をもらうことはできないと言っていいでしょう。
しかし、転職エージェント経由であれば、面接後に最終的な回答をエージェント経由で伝えることができますので、その時に年収交渉をしてもらうことも可能です。
少しでも良い条件で転職したければ、転職エージェントを使いましょう。
また、内定をもらった後も転職エージェントはサポートしてくれます。
「いま勤めている会社の退職の手続き(退職代行)」や「転職先の入社日をいつにするか調整(入社日調整)」なども転職エージェントが代わりに行ってくれるため、スムーズに転職活動を終えることができるのです。
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転職エージェント7つの活用術
転職エージェントを使うべき理由は前述したとおりですが、さらに転職を有利に進めるためにエージェントを使うときに押さえておくべきことを7つ記載しておきます。
1.転職希望時期は「良い求人があればすぐにでも」と言っておく
転職エージェントもビジネスであり、売上目標に追われていることを覚えておきましょう。
担当者との最初の面談では「転職はいつ頃の時期で考えてますか?」と聞かれますが、この時に具体的に転職を考えているなら「良い求人があればすぐにでも」と答えるようにしましょう。
そうすることで、あなたの転職をサポートすることで会社の売上にも繋がると考え、優先順位をあげて対応してもらうことができます。
すぐに転職をするということでなくても、転職エージェントへ答える転職時期としては、「3ヶ月以内」と答えておくといいでしょう。
2.担当エージェントが合わなければ勇気をもって変更する
担当エージェントが「希望条件に合わない求人ばかりを紹介してくる…」や「無理やり転職させようとしてくる」などの場合は、担当を変更してもらいましょう。
実は、担当エージェントを変更することは、日常的に行われています。
とは言っても、直接「担当を変更してほしい」というのは気が引けるという人もいるかと思います。
そのような場合は、メールで担当変更の依頼することをおすすめします。
それも難しいという人は、転職サイトに設置されている「お問い合わせ」で問い合わせるか、あらかじめ他の転職サイトにも登録して保険をかけておくようにしましょう。
いつもお世話になっております。
現在、転職をサポートして頂いている○○(名前)です。
担当していただいている○○様には丁寧にサポートしていただき感謝しております。
しかし、転職活動での不安が大きく、他のエージェントの方のご意見も伺えればと思っています。
可能であれば、現在志望しております○○業界に詳しいエージェントの方に担当をしていただきたいと思っております。
大変お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇 〇〇(名前)
3.経歴やスキルに嘘をつかない
登録情報や一連のやりとりについて、履歴情報が残ります。
現役のエージェントの人から聞いた話によると、エージェントの2年前の登録情報と今回の登録情報が違うと言ったことがあるそうです。
この場合は経歴やスキルの虚偽報告をする信用ができない人材として、紹介する求人を限定的にするなどの判断をすることもあります。
そのため、登録する経歴やスキルなどは正直に書くようにしましょう。
4.推薦文は必ず確認する
ほとんどの場合、担当のエージェントは200字〜1000字であなたの推薦文を書いてくれますが、あまり優秀ではない担当者の場合、経歴をそのまま書き写すだけだったり、パッと見た印象だけの推薦文を書くなどといったケースがあるのです。
そのため、自分をどのような推薦文で企業に推薦してくれているのか確認するようにしましょう。
エージェントに推薦文を確認する例として「面接時に相違があると困るので推薦文を見せていただけますか?」や「自分を見直すために、書いていただいた推薦文をお送りいただけませんか?」とお願いしてみましょう。
5.同じ求人に複数のエージェントから応募しない
数社の転職エージェントを使っている場合、同じ案件には複数のエージェントから応募しないようにしましょう。
企業から「他の転職エージェントからも応募があるんだけど」と各社の担当エージェントに連絡が入ることがあります。
そのようなことがあると、企業・エージェント両者に不信感を与えることとなり、企業へ再応募することはもちろん、内定をもらった企業の内定が取り消しされたりすることもあります。
二度と転職エージェントから案件を紹介してもらえなくなってしまう可能性もあるため、転職エージェントには応募している企業を伝えるようにしましょう。
6.内定が出たら、他のエージェントにも話を聞いてみる
内定承諾をした後、その判断に迷いがないか・正しいのかを確認するために、内定を持っていることを正直に伝えた上で、別の転職エージェントに相談をしてみましょう。
他のエージェントの意見を聞くことで、もっとあなたのキャリアにふさわしい求人を発見することができたり、内定を持って余裕のある状態なので冷静な判断をすることができます。
この行動をしたことによって、内定を辞退することになったとしても、罰則やペナルティなどはもちろんありません。
せっかくもらった内定を辞退するのは心苦しいことですし、別のエージェントに聞きに行くなんて面倒なことでもありますが、後悔せずに納得のいく意思決定をするためには有効な方法です。
7.応募フォームの備考欄に希望するエージェントを記載する
応募フォームの備考欄は任意項目になっているため、ほとんどの人が記入していません。
しかし、だからこそ備考欄に希望するエージェントを記載しておけば、その情報を参考にあなたに合ったエージェントを担当にしてくれます。
例えば、「転職によって年収をあげたい」「年収交渉に強いエージェントに担当してもらいたい」や初めての転職なので実績のある頼れるエージェントにお願いしたいということであれば「100人以上の転職サポート実績があるエージェントを希望」など、転職エージェントに求めていることを記載しておきましょう。
希望する条件や担当を記載しておくことで、優秀なエージェントに担当してもらえる可能性が高くなります。
博報堂への転職で登録するべき転職エージェント一覧
博報堂への転職を検討している人のために、下記の3つの条件を満たす転職エージェントを厳選しました。
おすすめ転職エージェントは下記のとおりです。(登録自体は1分程度、完全無料で利用できます)
そのため、効率的かつ気軽に転職活動を進めることも可能です。
公開求人数:約460,000件
非公開求人数:約230,000件
年間登録者数:約45万人
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
転職成功実績No.1
圧倒的な求人数を保有しているのは、人材業界最大手のリクルートが提供するサービスならでは!
求人数だけでなく企業への交渉力にも定評があり、転職成功実績No.1。
リクルートエージェントに登録しておけばリクナビNEXTも併せて利用することができるため、自分のペースで求人を探しつつ、エージェントからの求人を紹介してもらったり、履歴書・職務経歴書の添削、企業別の面接対策を受けることで、効率的に転職活動を進めることができる。
好条件な求人が多い非公開求人も20万件以上と業界最大級
幅広い業種、職種の求人を取り扱っており、なかなか自分の希望を満たす求人が見つからないという人でも、希望条件を実現できる好条件求人を紹介してもらえる可能性が高い。
『年収600万円以上』や『3ヶ月分の賞与支給』などの好条件求人や『人気企業』や『大手優良企業』の求人が多いとされている非公開求人の保有数は10万件以上!
面接通過率を17%以上もUPさせる面接向上セミナーも人気
リクルートエージェントでは、面接力向上セミナーを定期的に実施しており、受講者の面接通過率を17%以上もUPさせている実績がある。
セミナー受講者は年間約1万7000人は受講し、満足度は97%*と好評。セミナー会場が遠方の人や仕事の隙間で参加したい人向けにオンラインセミナーもあり。
セミナーを受講しておけば、面接への苦手意識や不安がある人でも自信を持って転職活動を進めることができる。
転職を検討しているのであれば、まず真っ先に登録すべき転職エージェント。
公開求人数:約130,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:約115万人
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
自分でコンサルタントを選ぶことができる
ビズリーチなら、転職サポートしてもらうコンサルタントを自分で選ぶことができる。
なお、コンサルタントはビズリーチ独自の厳しい審査基準を満たさないとコンサルタント登録することができない仕組みとなっている。
また、登録した後も四半期ごとに審査があり、紹介実績や利用者からのアンケートなどによってS~Dまでランク分けがされている。
求職者は、コンサルタント一覧から事前に担当コンサルタントを指名することができるので、コンサルタントとのミスマッチを防ぐことができる。
企業やコンサルタントから直接スカウトが届く
ビズリーチに登録しておけば、企業やエージェントから直接スカウトが届くため、自分の市場価値やどんな企業の求人があるのか知ることができる。
受け取るスカウトに関しては、希望する条件とのマッチ度やコンサルタントのランクによっても絞り込むことができるため効率的にスカウトを確認可能。
また、特定の企業を除外したり、相性が良くないと感じたコンサルタントからのスカウトをブロックすることもできるため、しつこくメールが届くことも防げる。
スカウトをもらえる数が大幅に変わるため、必ず簡易職歴書(全27問)まで記載することが重要。
保有している求人のほとんどが年収500万円以上
ビズリーチの取り扱っている求人のほとんどが年収500万円以上の高年収求人となっている。
高年収求人の中には2,000万円以上の求人や役職者向けの求人もあるため、年収アップしたい人だけでなく、年収を維持させたい人も登録必須。
また、他の転職エージェントに比べて、管理職や外資系企業の求人も多数保有しているため、情報収集としても活用できる。
※マイナビのプロモーションを含みます。
公開求人数:約66,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:6万人
サポートが得意な年代:20〜30代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
職種に特化したエージェントが転職をサポート
マイナビエージェントでは、業界や職種によって担当するエージェントが分けられており、転職を考えている業界や職種に合わせたキャリア相談が可能。
そのため、各業界や職種の専門知識や転職動向などを加味したアドバイスをしてくれるため、転職したらどうなるか具体的にイメージがしやすい。
特に転職活動が初めての20代や第二新卒からの人気が高い。
転職前に職場の雰囲気や業務内容を詳しく分かる
就活や転職サービス事業を幅広く行なっているマイナビグループだからこそ、全国の大手企業や人気ベンチャー企業などと信頼を築いてる。
また、エージェントは各企業に直接訪問し、人事や事業部長、現場の社員から職場の状況をヒアリングしているため、転職する前に職場の雰囲気・具体的な業務内容、人事評価制度、事業の成長性を詳しく知ることができる。
そのため、転職した後のミスマッチも少ない。
面接の日程調整や退社手続きも手伝ってくれる
マイナビエージェントの転職サポートは、初めて転職する人にも丁寧で親切との定評がある。
具体的には、面接の日程調整や円満退社するためのアドバイスや準備しておくべき書類などを教えてくれる。
また、転職した後も定期的に連絡をして、転職する前のイメージとズレていないか、人間関係で悩んでいることはないか、残業や休日などに不満はないか、などといったことの相談に乗ってくれる。
不安なことや不満があるけど、直接企業に聞きにくいという場合には、エージェントが代わりに企業に伝えてくれることも。
公開求人数:約260,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開
サポートが得意な年代:20〜50代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
dodaだけで紹介してもらえる求人が約9割
10万件以上の求人を保有しているが、そのうち約9割がdodaでしか見ることができない独占求人や一般には公開されていない非公開求人となっている。
独占求人の中には、高待遇ポジション求人や新規事業の立ち上げなど、転職者から人気の高い求人も多数。
リモートワーク可能な企業、副業を推奨している企業など、こだわりの希望条件がある人にもおすすめ。
求人サイトとエージェント機能の両方を併せ持つ
dodaでは、自分で希望条件で求人を検索することもできるし、エージェントに希望条件を伝えて求人を紹介してもらうことの両方の利用方法ができる。
doda独占求人や非公開求人はエージェントからしか紹介を受けることができないため、エージェントの利用がおすすめですが、まずは求人だけ見てみたいという人は自分で検索することも可能。
毎週月曜日と木曜日に求人が更新されるので、そのタイミングで求人をチェックしてみると思いがけない求人と巡り会えることも。
年収診断や適職タイプ診断などのコンテンツも人気
年齢や職歴などを入力することで適切な年収を診断することができる年収診断、約60問の診断項目に回答することで自分に適した仕事が分かる適職タイプ診断など、転職先を検討する際に役立つコンテンツが充実している。
なんとなく今のまま仕事を続けるのは不安だけど、具体的にやりたい仕事があるわけでもないと悩んでいる人は、dodaのコンテンツを通じて転職活動をする軸を考えてみることがおすすめ。
公開求人数:約20,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開
得意な年代:20代後半〜50代前半
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
外資・グローバル企業に強い
ロンドン発祥の転職エージェントであり、日本を除く11カ国に拠点もあることから独自のネットワークを活かした外資系や海外企業への転職に強みを持つ。
「P&G」や「プルデンシャル生命」といった海外でも有名な企業だけでなく、「トヨタ」「パナソニック」「ヤフー」などの日本国内の有名企業の求人も保有している。
コンサルタントから紹介してもらうことができる非公開求人が多いことも特徴的であり、登録しておくことで他の転職エージェントサービスでは見つけられなかった求人と巡り会える可能性が広がる。
年収アップ、キャリアアップできる可能性が高い
公開求人だけでも年収500万円以上が基準となっており、非公開求人の中には年収800万円以上の高年収求人も多数ある。
これまでの経験やスキルを武器にさらなる年収アップを狙いたい人にはチャンスが多いエージェントサービス。
ただ、管理職や専門職の求人情報がメインになり、即戦力としての活躍を期待している企業が多いことから経験者には適しているが、未経験の職種にチャレンジしたい人にはあまり適していない。
紹介してくれる求人のマッチ度が高い
JACリクルートメントは大手エージェントサービスの中では珍しく、企業側と求職者側の対応を同じアドバイザーが行なう「両面型の転職エージェント」となっている。
両面型のメリットとしては、企業の社風や仕事内容をコンサルタントが熟知しているからこそ希望する条件と紹介する求人のマッチング精度が高められること。
また、求職者としては企業が求めている人物像や評価される経験やスキルなどのリアルな情報が手に入る。
そのため面接でズレのないアピールができ、結果として面接通過率を上げられる可能性も高くなる。
英語面接などの対策に親身に取り組んでくれるため、外資系企業にはじめて挑戦する方でも安心して転職活動に臨める。
公開求人数:約538,000件
非公開求人数:非公開
年間登録者数:非公開(累計1,000万人以上)
サポートが得意な年代:20〜60代
対応エリア:全国
登録者数_公式ページ、プレスリリースを参照
毎週約2,000件の求人が追加
業界最大級の掲載求人数を誇り、毎週約2,000件の新着求人が追加される。
また、掲載求人のうち85%がリクナビNEXTにしか掲載していない求人なので、他の転職サイトでは希望条件通りの求人が見つからなかった人でも、理想の求人が見つかる可能性が高い。
エージェント機能はないため、非公開求人や面接対策などのサポートを受けることができないため、他の転職エージェントと併用して利用するのがおすすめ。
気軽に情報収集ができる
自分のペースで気軽に求人を検索したり、応募したりできる。
職務経歴を登録しておけば、企業からスカウトメールが届くこともあるため、どんな企業があなたに興味を持っているか把握することもできる。